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ホンダ ビートとS660を徹底比較

さいたま加須市レイズのS660 さいたま加須市レイズのビート


今も昔も話題の《2シーターオープンスポーツ》の2台

S660とビート、共にエンジンをボディの中央(座席の後部)に搭載する軽自動車のミッドシップスポーツカーです。 ビートは26年前のクルマで「新旧」の間柄ではなく、ホンダも「S660はビートの再来ではない」と言うが共通点はかなりあります。 切れ長のヘッドランプを装着した薄型のフロントマスクもどことなく似通った印象ですね。

そこで、S660とビートの劇的な変化から、なんとなくな違いまで進化の度合いを比較していきたいと思います。

ボディスタイル&サイズ

ホンダはS660を「2シーターオープンスポーツ」と位置付けていますが、ビートは「2シーターミッドシップオープンカー」 との位置づけでした。また、ビートには「理屈抜きに楽しい街のコミューター」という表現もありました。 ビートの販売当時は運輸省(現在の国土交通省)が車の急速な高性能化に目を光らせていたこともあり、 小さくて安価な車種には「スポーツカー」という表現を使いにくい雰囲気があったようです。 1990年にはホンダ「NSX」が発売されていたので、軽自動車のビートは「街乗り」に焦点を当てていました。 とはいえ、軽自動車でミッドシップのオープン2シーターに変わりはありません。

前後輪の重量配分はS660が45:55%、ビートは43:57%と、かなり近い数値になっています。 ボディサイズに関しては、S660が全長3395mm・全幅1475mm・全高1180mm
ビートは1998年に軽自動車規格が変更される前ということがあり3295mm×1395mm×1175mm とS660よりも100mm短く80mm狭いが全高はほぼ同じとなっています。

意外なのはホイールベース(前輪と後輪の間)で、S660が2285mm、ビートは2280mmと5mmしか変わりません。 ビートはオーバーハング(ボディがホイールから前後に張り出した部分)を短く抑えた造りで、 当時のクルマとしては引き締まり感がありました。 今日のカーデザインは、ホイールベースが長くオーバーハングを短くする傾向にあるので、ビートの外観には古さを感じにくくなっているのかもしれません。


内装のデザイン&居住性

S660の内装デザイン ビートの内装デザイン

最近の軽自動車はとても質感が高いですが、S660も上質に造りこんであります。メーターはエンジン回転がアナログ、 速度はデジタルで示されています、インパネの中央は緩やかな曲線を描き、助手席の前側にはステッチの入ったソフトパッドも装着されています。 前席の中央に位置するセンターコンソールは樹脂素材を意識させますが、質感はかなり高いと言えるでしょう。

ビートは26年前のクルマなのでレベルが違って当然ですが、当時としてはとても上質に仕上がっています。 メーターは3連で、中央のタコメーターと右側のスピードメーターは文字盤がホワイトでとてもスポーティーな 仕上がりになっています。

シートのサイズは座面のサイズはほぼ同じですが、背もたれはS660が少し高いです。座り心地に関しては、 S660の方がボリューム感がありますが、ビートも当時のクルマとしてホールド不足はありませんでした。

そして、ルーフの着脱方式にも違いがみられます。運転席からルーフの着脱ができるのはビートのみです。 一般的なソフトトップなので慣れてくれば運転席からでも開閉できるようになるでしょう。 しかし、S660に関してはロールトップと言われるもので、自分自身の手でロールを巻くように開閉を行います。 ルーフロールはフロントフードに格納しますので、着脱の際には一度フロントを開け自分の手で取らなければなりません。 運転席からの操作だけでは開閉は不可能なのです。S660のこの特徴については未だに賛否両論です。


動力性能

エンジンは両車とも直列3気筒の660ccですが、S660が搭載するのはNシリーズ用で内径は64mm、行程は68.2mmで トルクを高めるのに有利なロングストローク型となっています。対するビートは66×64mmでショートストローク型になります。 S660はターボを装着して最高出力は64馬力(6000回転)、最大トルクは10.6kg-m(2600回転)にまで達します。 一方のビートはターボを装着せず、スロットルボディを1気筒に1個ずつ備える多連スロットル方式で、 インテークマニホールドの前側に容量の大きなチャンバーも装着して吸排気効率を高めました。 最高出力は64馬力(8100回転)、最大トルクは6.1kg-m(7000回転)
速度などを考えると 「ターボがあった方が良いのでは?」と思いがちです。確かに、単純に「楽な操作で速度を出したい」なら ターボの方が断然良いでしょう。NAエンジンで速度を出そうと思ったらそれなりにアクセルを踏まなければ ならず、ビートの最大トルクは7000rpmですのでかなり回さなければなりません・・・
しかし、これが良いのです!スピード云々ではなく常にアクセル全開!! 「走る楽しさ」を本能で感じることができるのがビートなのです。

S660は低回転域で高いトルクを発揮させるので、運転感覚は1リッタークラスのノーマルエンジンに近く、 運転がしやすく6速MTのほかにCVT(無段変速AT)も設定されています。


走行安定性

S660の走行安定性は極めて高く、オープンボディながら入念に補強され高い速度で旋回してもタイヤがグリップを 失いにくくなっています。タイヤのサイズは前輪が15インチ(165/55R15)、後輪は16インチ(195/45R16) と太く、後輪の接地性を重視した設定でありながら前輪が路面をつかむ力も十分高くなっています。 横滑り防止装置も標準装備されています。
一方のビートもタイヤのサイズは前後で異なり、前輪は13インチ(15/65R13)、後輪は14インチ(165/60R14) となっています。車幅の狭い軽自動車のミッドシップとあって、安全性を考えて後輪の接地性に重点が置かれています。 ビートはS660と比較してこの傾向が顕著なため、カーブの手前で十分な減速を行い前輪の荷重を確実に高めないと 曲がりにくく、旋回軌跡を拡大させやすい性質がありました。 その一方で、下り坂のカーブなどでハンドルを内側へ切り込みながらブレーキを掛けると、後輪が一気に 横滑りを生じる性格も併せ持ち、開発者によれば「限界付近では、ややトリッキーな面がある」とも言われていました。 S660を運転すると26年間に走行安定性の水準が高まったことを実感できるでしょう。


乗り心地

S660シート ビートのシート

S660の乗り心地は街中では少し硬く感じますが、ボディがしっかりと造りこまれているので粗さは抑えられています。 重厚感が伴って、正確な操舵性などど相まって上質な印象さえ受けるでしょう。
ビートはS660と比べると運転感覚が緩かったが、硬さはなく路面の凸凹を柔軟に受け流す乗り味であったと言えるでしょう。 それでも走りの質という点からすれば、走行安定性と同様にS660の進化はとても大きいと言えます。


快適&安全装備

S660は装備の充実度が非常に高いと言えるでしょう、安全面においてはシティブレーキアクティブシステムを 37,800円でオプション装着することができます。これは、赤外線レーザーを使った衝突回避の支援システムで 時速30km以下なら万一の時には自動的にブレーキを作動させて追突事故などを防いでくれます。 このほかにも横滑り防止装置や運転席/助手席/サイドエアバッグも標準装備としました。 快適装備ではスマートキーなどが備わっています。
ビートは運転席用のエアバッグはオプションで設定されていましたが、横滑り防止装置はもちろんのこと 4輪ABSも用意されていませんでした。 快適装備も非常にシンプルで、エアコンとパワーウィンドウ程度でした。
26年前と今では装備内容に大きな隔たりがありますが、特に安全面は近年になって大きく進化したと言えるでしょう。


燃費性能

S660足回り ビート足回り

S660はターボを装着したエンジンを搭載していますが、燃費性能にも優れています。 CVT仕様にはアイドリングストップも標準装着されていて、JC08モード燃費は24.2km/Lです。 6速MT仕様にはこの装備が備わっていませんが21.2km/Lとなっています。

ビートは10モード燃費(10・15モード燃費よりも以前に使われていた計測方法)で17.2km/Lと、 仮にJC08モードで計測すれば、おそらく14〜15km/Lくらいになると思われます。 燃費性能も近年で急速に向上しているようですね。


グレード構成&価格設定

S660は2グレードの構成で、「β(6速MT/CVTともに価格は198万円)」と本革&ラックススェードのシート表皮 などが使われている上級の「α(218万円)」が用意されています。

一方ビートは、1グレードのみで価格は138万円程(8%の消費税を加えたとすれば約150万円)でした。 大卒初任給をベースにして今の価値に換算すると約166万円となります。 給与、物価、貨幣価値はこの20年間にあまり変化しておらず、ビートは今のクルマに比べると装備がシンプル な代わりに価格も安かったと言えるでしょう。 安全装備に関しては充実させなければなりませんが、今後は快適装備をシンプルにしたS660があっても良いのかもしれませんね。 ちなみに、ビートはアルミホイールも装着されていませんでした。


総合評価

S660 ビート

S660とビートの登場には20年以上の隔たりがありますが、外観や居住空間には意外にも共通点が多くみられます。 その一方で走行安定性や安全装備、燃費性能はS660が大幅に進化したようです。 車両のコンセプトはS660がスポーツ、ビートは街乗りでした。 しかし、エンジンの性格はビートが高回転指向で意外にスポーツカー的でした。 「街乗り」を表現した分だけビートの方が新鮮味が強かったようにも感じます。 S660はとても優れた軽スポーツですが、2015年に発売されたのですからもう一工夫の 「今の時代に合ったスポーツカーの価値」が欲しかった、との意見もあります。 販売規模も異なり、S660は1ヶ月に800台ですがビートは3000台としていました。 ビートはおそらく価格や使い勝手も含めてS660より気軽に買えるクルマだったのでしょう。 S660は素晴らしく進化しましたが、ビートを見習うべき点もあるように思えます。




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