※クルマによる死亡事故が増加しています※

2020/05/11 ブログ

新型コロナウイルスの影響で、クルマの交通量が減り、全国で事故が大幅に減っているなかで都市部での死亡事故が増えているというニュースが報道されています。

 

確かに、最近テレビでひき逃げや自動車での死亡事故のニュースをよく目にする気がしますね…

事故が大幅に減少しているのに、死亡事故が増加するとは一体どういったことなのでしょうか。

日本以外の国では、交通量が減少=事故死者数が減少という記事が多く目につきます。

 

これは、スピードを出しやすくなっていることが背景にあるようです。

新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した今年3月以降、クルマの交通量や人出が減っていて、警視庁のまとめによると3月の1ヶ月間に全国で起きた人身事故の件数は2万7763件と去年の同時期に比べおよそ18%減少しました。

ところが、都市部の一部の都県では死亡事故が増加しているのです。

今年に入ってから今月7日までに交通事故で死亡した人が全国で最も多かったのは愛知県で去年より17人多い61人、東京も去年より7人多い50人となっています。

 

警察によると、愛知県では3月と4月の人身事故が去年よりおよそ30%も減少したのに、死者が28人と4人多くなりました。

 

感染の拡大によって道がすいた影響で、ドライバーの注意力が散漫になり、スピードを出しやすくなっていることが背景にあるとみて各地の警察は注意を呼び掛けています。

-----子どもや高齢者が犠牲に

 

注意力が散漫になり、スピードを出し過ぎてしまうドライバーが相次いでいるなか、交通ルールを守っていた子どもや高齢者が犠牲になる事故も相次いでいます。

 

今月7日に東京・江戸川区の交差点で、青信号の横断歩道を自転車で渡っていたとみられる中学生の男子生徒が、直進してきたワゴン車にはねられ死亡しました。

入学したばかりの中学校は新型コロナウイルスの影響で休校中で、自宅での勉強を終えて近所の公園に向かう途中でした。

同級生によると、将来の夢はSLの運転士で、鉄道の業務を学べる都内の私立高校への進学を希望していたということです。

捜査関係者によると、ワゴン車の運転手は「気付かずにはねてしまった」と話しているとのこと。

被害者は事故の衝撃でおよそ40メートルほど先まで飛ばされていて、警視庁はワゴン車が法定速度を大幅に上回るスピードで走行していた疑いがあるとみて調べています。

 

また、3月には葛飾区の国道でも青信号の横断歩道を歩いて渡っていた小学5年生の女の子が、信号無視で突っ込んできたとみられるクルマにはねられ死亡しました。

 

一方、愛知県岩倉市では先月15日、青信号で横断歩道を渡っていた73歳の女性が左折してきたトラックにはねられて死亡し、警察は運転手が注意を怠った疑いがあるとみて調べています。

 

 

-----都内では「交通量減り 飛ばすクルマ多い」

 

都内の幹線道路では、交通量が少なくスピードが出しやすい状況になっているといいます。

 

都内のタクシードライバーは「都内の交通量はすごく減っていると感じる。飛ばすクルマが多いので気を付けてもらいたいなと思う」と話していました。

また、別のドライバーも「国道246号線や近くの環状七号線は20%暗いクルマが減っているかなと思う。道路がすいているから、全体的にスピードが出ている」と話していました。

-----警視庁 スピード違反の取り締まり強化

 

子どもたちが犠牲となる死亡事故が後を絶たないことに警視庁は危機感を強め、8日から緊急対策に乗り出しました。

 

学校の休校が続き、普段見かけない時間帯に子どもたちがよく出歩くようになっているのに、注意力が散漫な状態でスピードを出し過ぎるドライバーが増えているとして、幹線道路を中心に取り締まりを強化しています。

このうち江戸川区の現場近くでは白バイ隊員が巡回し、専用の機器を使ってスピード違反の取り締まりにあたっていました。

 

警視庁交通総務課の児玉課長は「未来ある子どもたちの命が奪われていることを極めて重大に受け止めている。普段は非常にクルマが多くゆっくり走っているところ、スピードに乗れて注意力も散漫になっているという交通状況の変化を、ドライバーは十分に認識していただきたい。スピード違反について重点的に取り締まりを行っていく」と話していました。

 

一方で、警視庁は歩行者にも注意を呼び掛けています。

道路に飛び出さないことはもちろん、青信号を渡る際でもクルマが来ないか確認して欲しいとしていて、特に子どものいる家庭では改めて交通安全について話し合ってもらいたいとしています。

児玉課長は「横断歩道を渡っていても、右左折を含めたクルマが来ることがありうるということをもっと伝えていきたい。交通ルール、マナーを守ることのさらに一歩先に進んだ、自分の身を守る行動を実践して欲しい」と話していました。

-----保護者が取り組みたい心がけ

 

子どもの事故防止対策として、警視庁では保護者に対して以下のような方法を推奨しています。

 

まず「安全行動の習慣化」です。

小さな子どもは、大人のように状況に応じた判断ができず、信号が青に変われば一目散に飛び出してしまうこともあります。

そして、保護者がよく使う「注意しなさい」「危ない」といった曖昧な表現になると、子どもにとっては何を注意するべきなのか理解することができません。

基本的な交通ルールやマナーを守ると同時に、信号が青でも右左を確認したり、道路には飛び出さないといった安全行動を常に心がけるべきとしています。

 

また、子どもは大人の動きをよく見ているので、保護者が子どもに「正しい手本を示す」ことも大切であるとしています。正しい手本とは、遠回りでも横断歩道を渡ったり、横断禁止の場所を渡らないなど、当たり前のことですが大人である私たちがついついやってしまいがちなことを改める必要がありそうですね。

さらに、交差点などでは「手をつなぐ」ことも推奨されています。

特に幼い子どもは、一つのことに対して夢中になると周りが見えなくなります。そのため、周りを確認せずに道路に飛び出したりすることもあるでしょう。また、気分によって行動が変わるため急に走り出すことも少なくありません。

予測できない子どもの動きに対して咄嗟に対応できることから、手をつなぐことが安全行動の一つとされています。

 

保護者ができる取り組みには、子ども目線で交通状況を把握するということもあります。大人の目線で安全だと判断しても、子どもの視点では大きく変わります。

同じ目線に立ってあげることで、危険性を再確認することができるでしょう。実際に、子どもがよく利用する公園や通学路などを一緒に歩きながら、具体的な説明を交えて交通ルールを教えてあげて下さい。

ドライバーの皆さんは、平日の日中でも子どもたちが近くにいることを意識し、運転には十分気を付けて下さい。

 

一方で、保護者の皆さんも普段よりスピードを出しがちなクルマが多いことをお子さんたちに伝えてあげて下さい。

 

新型コロナウイルスの感染、そして交通事故。いずれも命に関わる重大な危険です。

どうか子どもたちを守るためにこの現実を恐れ、しばらく続く「非日常」を乗り切って下さい。

 

 

 

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