高速道路で出口を過ぎてしまったらどうしたらいいのか?!

2020/10/01 ブログ

近年、高速道路を逆走しているクルマがいる・・・といった事故をテレビなどで目にする機会が多くなったように思います。これには様々な理由があると思いますが、なかには高速道路の出口をうっかり過ぎてしまい、引き返した・・・なんていう事例も報告されています。

 

そんな時に「特別転回」を知っていれば、焦らずに対処ができるかと思います。

今回のブログではその「特別転回」についてご紹介していきます。

うっかりと出口を過ぎてしまった場合

 

 

高速道路や有料道路を走行中に、ついうっかり降りる予定だった出口を過ぎてしまった経験はありませんか?

私はまだ経験がありませんが、そんな経験をしたことのある人は少なくないようです。

 

そのような場合、ひとつ先のインターで降りてUターンをして反対車線のインターの入り口から乗りなおす、ということになりますよね。

 

通常この方法だと、当初の出口より先で降りることになるので、通行料金が高くなってしまいますし、さらにもう一度反対方向へ戻るわけですから、それにも通行料金が発生することになります。

 

しかし「特別転回」という方法を覚えておくと、余計な出費をせずに本来の出口まで戻ることができるのです!

特別転回ってなんだろうか?!

 

 

特別転回とは、降りる予定だった出口を過ぎてしまい、次のインターで降りる際に、有人の料金所で係員に事情を説明すれば、通行券に特別転回承認のスタンプを押してもらい、本来の目的地までの料金で戻ることができるというものです。(例外もあります)

 

NEXCO東日本のHPで確認してみると「高速道路営業規則 第7章 特別な通行をした場合の料金」として以下のように定められています。

 

【第4節 インターチェンジ等の間で転回した車両(入口発券方式の高速道路)】

・利用者の事情による転回

第48条 入口発券方式の高速道路において、タイヤチェーンの不保持その他利用者の事情により本線上で転回する場合は、当社は利用者が退出するインターチェンジ等(本条において「指定インターチェンジ等」といいます。)を指定します。

 

2 前項の場合において、指定インターチェンジ等で退出した場合の料金は、転回前の進入インターチェンジ等から、指定インターチェンジ等までの料金とし、指定インターチェンジ等で退出せずに他のインターチェンジ等で退出した場合の料金は、転回前の進入インターチェンジ等から指定インターチェンジ等までの料金と、指定インターチェンジ等から、退出したインターチェンジ等までの料金の合算額とします。

 

 

このように、利用者の事情で「戻る」場合においても、本来の出口までの料金で済む制度となっています。

 

通行券の場合には、前述のように通行券に特別転回承認のスタンプを押してもらうわけですが、ETCの場合には有人の料金所に入り、ETCカードを抜いて係員に本来の出口を過ぎてしまったむねを告げてください。そして、高速道路に再入場する際にも同様にETCカードを提示すれば、手動でゲートを開けてくれますので、料金所通過後にETCカードを再セットするという流れになります。

 

こうした救済制度があるのは非常にありがたいことですが、場所やケースによっては行えない場合もありますので注意が必要です。

知っておくと安心な制度ですが・・・

 

 

人はミスをするとどうしても焦ってしまうものです。その焦りは注意力を失わせ、事故につながってしまう事態も考えられます。ですから、特別転回は知っておくと心強い制度なのは間違いありません。

 

とはいえ、やはりこれもイレギュラーな対応ですから、できれば使わずに済ませたいものですよね。

 

 

高速道路にて、出口でバックしているクルマに遭遇したことがありました。高速道路や自動車専用道路は、すべての車両が同じ方向に向かって走っていることを前提に運転しているドライバーにとって、これは考えられない恐ろしい行為です。おそらく出口を間違えてしまい、バックで慌てて走行車線に復帰しようと試みたのだと思います。

 

このような非常識な行動は通常であれば考えられないのですが、人は焦ると時に無茶な行動をとってしまうのも事実です。その際の一つの選択肢として、特別転回を覚えておくといいかもしれません。

 

 

 

 

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