雪の日にワイパーを立てるのはなぜ?!

2021/01/18 ブログ

 

豪雪地帯などのニュース映像を見ていると、雪の日にクルマのワイパーを立てて駐車している様子が映し出されることがあります。

 

近年は、これまで積雪が少なかった地域でも雪が積もることが増えている傾向にありますので、雪の日のワイパー対策を知っているといざという時に役立ちます。

 

今回のブログではなぜ雪の日にワイパーを立てるのか、そのメリットやデメリットなどについてご紹介していきます。

 

雪の日にワイパーを立てるのはなぜか

 

 

普段はフロントガラスについた状態のままで構わないのですが、ワイパーはフロントガラスから離して立てることも可能な構造となっています。

 

雪が降った時や、夜間に降雪が予想される時などはワイパーを立てておいた方がよい場合もあります。

 

ワイパーを立てておく方がよい理由は主に以下の3つです。

 

 

----凍結し、ワイパーが動かなくなるのを防ぐ

 

雪の日は寒いため、ワイパーゴムが凍ってしまう恐れがあります。

 

ワイパーは通常、フロントガラスに接触しているため、その状態で凍結するとフロントガラスに張り付いてしまい動かせなくなってしまうのです。

 

 

----凍ったワイパーが故障するのを防ぐ

 

ワイパーは以下のような部品の組み合わせで構成されています。

 

ワイパーブレードフロントガラスの表面にゴムの部分を密着させ、汚れや雨水を拭き取る部分

ワイパーアームワイパーブレードを動かす部分

リンク機構ワイパーアームとモーターを連結し、動力を伝える部分

 

凍ってフロントガラスに張り付いてしまったワイパーをそのまま動かそうとすると、ワイパーブレードのゴムが剥がれて変形してしまったりする恐れがあります。仮にワイパーブレードが無事でも、ワイパーアームに過剰な負荷がかかり折れ曲がってしまったり、リンク機構が破損してワイパーが動かなくなってしまうリスクがあります。

 

また、ワイパーを構成する各部品が無事であっても、ワイパーの停止位置がずれてしまったり、可動範囲が変わってしまったりする可能性があります。そのままの状態でワイパーを作動させていると、ワイパー本体だけでなくモーターにも負荷が掛かって故障の原因となります。

 

 

----雪かきを容易にする

 

単純に、凍ったワイパーがフロントガラスに張り付いていると、ワイパーに傷がつかないように除雪しなくてはならないため、除雪がしづらくなるという理由もあります。

 

雪の日には必ずワイパーを立てた方がよいのか

 

 

ワイパーゴムの張り付きや劣化を防ぐため、雪の日にはワイパーを「立てておいた方がよい」ということはお分かりいただけたかと思います。

 

では、雪の日にワイパーを立てることによるデメリットはないのでしょうか?!

 

 

----ワイパーを立てることによるデメリット

 

雪に日にワイパーを立てておくと、屋根などからまとまった落雪があった際に下敷きになったワイパーが折れてしまう恐れがあります。

 

また、立てたワイパーの位置すら見えないほどの積雪の場合には、除雪の時にワイパーをひっかけて壊してしまうこともあります。

 

このように、雪の日にワイパーを立てることはメリットばかりではなく、デメリットも存在するのです。

 

 

----雪の日以外にも立てる?!

 

雪の日よりも稀ですが、夏の暑い日にワイパーを立てる人もいます。

 

理由は、フロントガラスの熱でワイパーゴムが変形してしまうのを防ぐためです。

夏にワイパーを立てている人があまりいないのは、遮熱シートを使うなどフロントガラスの熱を防ぐ方法が他にも存在するためでしょう。

 

 

----総合的な判断では「雪の日にはワイパーを立てた方がよい」

 

前述したようなデメリットがあるとはいえ、総合的に判断するならやはり「雪の日にはワイパーを立てておいた方がよい」といえるでしょう。

 

たしかに、落雪による破損の危険性は生じてしまいますが、適切な対処法を実施すれば解消することができるからです。

 

ワイパーを立てる際の注意点

 

 

----ワイパーを立てるのは簡単

 

一般的なクルマのワイパーは、手でつかんで持ち上げるだけで簡単に立てられます。

 

特別なテクニックは一切必要ありません。初めてやる方でも何の問題もなく立てられるはずです。

 

 

----駐車する環境に注意を

 

先にご説明したように、落雪によって立てたワイパーが破損してしまう恐れがあるため、軒先(屋根の端)やひさしの真下など、まとまった雪が落ちてくる可能性のある場所への駐車は避けた方が無難です。

 

また、雪や風にさらされる場所の場合にはクルマの前方が風下になるように駐車した方がクルマの周囲を除雪する際に負担が軽くなります。

風向きは変わってしまうものですが、駐車の時には風向きも考慮してみて下さい。

 

 

----ワイパーがボンネットに隠れるタイプのクルマ

 

ボンネットに隠れるワイパーとは「コンシールドワイパー」と呼ばれるものです。コンシールドワイパーは一部のクルマで採用されており、使っていない時はワイパーがボンネットの中に収納されるよう設計されています。

そのため、こうしたクルマに乗っている人の中には「うちのクルマではワイパーは立てられない」と思っている方もいるかもしれません。

 

コンシールドワイパーが採用された車種の場合、ワイパーを収納位置から出せる「ワイパースイッチ」がついています。このスイッチを使えば他のクルマと同じようにワイパーを立てられるので、何の問題もありません。

 

ただし、ワイパーを立てたままの状態で動かしてしまうと、フロントガラスなどにぶつかり破損する恐れがありますので、ワイパーを立てた後は必ず元の収納位置に戻してから使用するように注意して下さい。

 

雪の日にワイパーを立てるのを忘れたら

 

 

雪の日にワイパーを立てるのを忘れた場合や、予期せぬ降雪に見舞われてワイパーがフロントガラスに張り付いてしまった場合の対処法をご紹介します。

 

 

----凍ったワイパーを解凍する方法

 

ワイパーブレードのゴムが凍結し、ワイパーがフロントガラスに張り付いてしまったら、自然に溶けるのを待つかエアコンなどの暖房で温めて解凍しましょう。

 

車外から熱を加えて解凍する場合、お湯をかけるのはおススメできません。急激な熱膨張により、フロントガラスやワイパーブレードのゴムが破損する恐れがあるからです。水、又はぬるま湯の方が好ましいでしょう。ただし、雪が降り続いている場合はかけた水分が再凍結してしまう恐れもあるので注意して下さい。

 

手軽に短時間でワイパー解凍したいなら「解氷スプレー」という商品を使用するのもおススメです。

 

また、車種によってはワイパーに電熱線が入っていて自動的に解氷できる機能が備わっています。一度、ご自身のクルマの説明書を確認しておきましょう。

 

 

----変形したゴムやワイパーは交換・修理する

 

ワイパーブレードは市販されているので、もし凍結によって変形したり折れ曲がってしまった場合には自力で交換することもできます。

 

ワイパーアームやリンク機構が破損した場合や、停止位置がずれてしまった場合は、自動車修理工場やカー用品店などで専門家にみてもらった方が安心です。

 

最後に

 

 

雪の日にワイパーが動かないと、視界が悪くなり不便なだけでなく、事故に遭遇してしまうリスクも高まります。

 

雪の日にワイパーを立てた方がよいことを知らなかった方、めったに雪の降らない地域にお住まいの方々も、運転に支障がでないよう雪が積もる前にできるだけワイパーを立てておくことをぜひ覚えておいて下さい。

 

 

 

 

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