教習所で習った制動距離と空走距離 停止距離の計算方法とは

2021/01/22 ブログ

ドライバーが危険を感じてからブレーキを踏み、そして実際にクルマが停止するまでにはかなりの距離が必要となります。

 

今回のブログでは、運転免許証を取得するときに教習所でも習った制動距離、空走距離、停止距離についてご紹介します。

 

もう一度、それぞれを確認し安全運転に役立てて下さい。

 

空走距離とは

 

 

運転者が危険を感じてから(障害物などの認知)ブレーキを踏み、ブレーキが実際に利き始めるまでの間にクルマが走る距離のことです。

 

運転者が危ないと思ってからブレーキをかけるまでには、多少のタイムラグがあります。

そのタイムラグの間にもクルマは進んでいきます。

 

その距離のことを空走距離といいます。

 

大分県警が公開している実験データによると、一般道を走行するクルマが危険を認識してアクセルからブレーキに踏み替え、ブレーキが利き始めるまでの時間は早くて0.6秒、通常は1.5秒以内です。

 

 

時速 1.5秒で進む距離
40km/h 約16.7m
50km/h 約20.9m
60km/h 約25.1m

 

 

 

----空走距離が長くなる原因

 

運転者が疲労していて運転操作への反応が遅くなると、空走距離が長くなります。

 

 

制動距離とは

 

 

ブレーキングのことを制動といいます。

そして、制動距離とはブレーキが利き始めてからクルマが完全に停止するまでにクルマが走行する距離をいいます。

 

実際にブレーキをかけると、かけた地点でクルマがピタッと停止するわけではありません。

 

制動距離はブレーキの踏み方に一番影響されます。強く踏めば踏むほど、制動距離は短くなります。

 

同じく大分県警が公開している実験データによると、60km/hで一般道を走行するクルマの、ブレーキの利き始めから停止するまでの時間は1.3秒以内ということです。

 

 

----制動距離が長くなる原因

 

制動距離は、路面の状態や車両の重量、乗客数や積み荷、タイヤの条件などで異なります。

 

雨の日は、晴れの日に比べて制動距離が伸びることもしっかり覚えておきましょう。

 

停止距離とは

 

 

障害物などの認知から、クルマが実際に停止するまでの距離のことです。

 

つまり、運転者が危ないと感じてからクルマがピタッと停まるまでの距離、これを停止距離といいます。

 

停止距離=空走距離+制動距離 となります。

 

 

----普通自動車の速度と停止距離の目安

 

 

時速 停止距離 空走距離 制動距離
20km/h 9m 6m 3m
30km/h 15m 9m 6m
40km/h 22m 11m 11m
50km/h 32m 14m 18m
60km/h 44m 17m 27m
70km/h 58m 19m 39m
80km/h 76m 22m 54m
90km/h 93m 25m 68m
100km/h 112m 28m 84m

 

 

この表は普通自動車で、路面が乾燥し、タイヤの状態がよい好条件の場合を想定した目安です。

 

制動距離と空走距離の計算方法

 

 

空走距離+制動距離=停止距離

 

この計算方法をおさえておいて下さい。

 

空走距離というのはクルマの速さに比例します。

速さが2倍になれば空走距離も2倍、速さが3倍になれば空走距離も3倍となります。

 

一方の制動距離は、クルマの速さの2乗に比例します。

速さが2倍になれば制動距離は4倍、速さが3倍になれば制動距離は9倍となります。

 

空走距離は速さに比例

制動距離は速さの2乗に比例

停止距離は空走距離と制動距離の和

 

こちらをポイントとして覚えておきましょう。

 

上の表の50km/hを使って確認していきましょう。

50km/hで走行しているクルマの空走距離は14m、制動距離は18mです。

 

クルマの速さが2倍の100km/hになった場合。

 

空走距離は速さに比例しますので14×2=28m

制動距離は速さの2乗に比例しますので18×4(2×2)=72m

停止距離は28+72=100m  と計算できます。

 

※表は目安のため、計算式とは多少の誤差があります

 

しかし実際は

 

・運転者が疲れていれば危険を認知してから、ブレーキ操作にうつるまでの時間がながくなるので、空走距離が長くなります

 

・雨に濡れた道路などを走っている場合や、重い荷物を積んでいる場合には制動距離が長くなります

 

・乾燥した路面でタイヤの状態がよい場合の停止距離に比べ、雨で路面が濡れた道路を擦り減ったタイヤで走行している場合は停止距離が2倍ほど伸びることもあります

 

つまり、速度が速ければ速いほど車間距離を十分に保つことが大切になってきます。

 

最後に

 

 

危険を察知してから実際にクルマがピタッと停止するまでの空走距離、制動距離、停止距離という関係性とその特徴についてご説明してきました。

 

危険を察知してからクルマが停止するまでの停止距離は、速度が速くなるほど長くなり、路面やタイヤ、運転者の状態にも影響されることがお分かりいただけたかと思います。

 

スピードに応じた十分な車間距離をとっていないと、追突事故などにつながる恐れがあります。

 

特に雨天の場合や道路状況が悪い日は、ブレーキから停止までの制動距離が長くなりやすいので、普段よりも車間距離を長めにとることを意識して運転しましょう。

 

そして、とっさの場合でも安全に停止できる速度を心がけて下さい。

 

 

 

 

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