エンジンオイルについて 「チョイ乗り」の交換事情も・・・

2021/06/29 ブログ

 

 

クルマには多くの油脂類が使われていますが、最も代表的で身近なのがエンジンオイルではないでしょうか。

 

エンジンオイルは人間でいうところの血液のようなもので、オイルの劣化はクルマの諸悪の根源ともなりうるのでケアが大切となってきます。

 

エンジンオイルの交換作業を自分で行うという人はそう多くはないかもしれませんが、エンジンオイルはドライバーにとって今も昔も関心や注目の高い話題となっています。

 

今回のブログでは、疑問や間違いも多いエンジンオイルについて知っておきたい知識や、最新事情をご紹介していきます。

 

 

メーカー純正オイルの質は?!

 

 

基本的に高レベルのスタンダードとなるのは、ディーラーなどでもよく使われるメーカー純正オイルです。純正オイルには価格が安いものもあり、なかには「あまりよくないもの」と認識している人も多いようですが、それはとんだ見当違いです。

 

なぜかというと、自動車メーカーがエンジンを開発する際には、エンジンオイルも部品のひとつとして扱われるからです。

 

そのため自動車メーカーは求められる性能に対し、いくらかの幅はあるにせよエンジンオイルも合わせていますし、クルマには保証という要素もあるために非常に厳しいテストも行っています。

 

それだけ手間がかかっている順S寧オイルの性能が悪かったり、クルマとの相性が悪いということはまずありえません。

 

価格が安いのは生産時に使われたり、それこそディーラーという大拠点にも置かれるため消費が早いので、大量生産となることからコストダウンが可能なのです。

 

例えば、トヨタ車の0W-16や0W-20といった純正オイルのベースオイルはクルマ好きの大好物で「高級ないいエンジンオイル」と考えられている、コストが高い全合成油です。

 

 

どのようにエンジンオイルを選ぶのか?!

 

 

とても多くの種類があるエンジンオイルのなかから、エンジンオイルを選択するためにはクルマに合ったエンジンオイルを選ぶことが非常に重要となります。

 

「クルマに合ったエンジンオイル」というのは、エコカー向け・スポーツ車向けなどといった性格に加えて、特に注意して欲しいのが粘度(硬さ)です。

 

エンジンオイルを選ぶ際に「エンジンオイルは粘度が高ければ高い方がいい」というイメージのある人もいるかもしれませんが、これも大きな間違いです。

 

サーキット走行はエンジンに負荷がかかるので、高粘度のオイルがいいと短絡的に考えがちです。それも間違ってはいませんが、完全正解ではないというのがオイルの奥深さでもあるのです。

「粘度が高いオイルは熱に強いからいいオイル」と考えますが、それは正しいところもあります。

 

しかし、粘度が高すぎるオイルは摩擦抵抗の増加による燃費の悪化や、冬場の朝一発目などのエンジンのかかりが悪くなる、などの弊害も考えられます。

 

さらに「熱に強いからサーキット走行などの高負荷時に安心」というのも、抵抗が大きいため摩擦が増えエンジンオイルの油温がかえって上がりがちになることもあります。

 

また、エンジンオイルの流れる経路の形状などによっては、粘度が高いエンジンオイルだと循環しにくくなり、トラブルの原因になることもあります。

 

以上のような要素を考えると、エンジンオイルの粘度はクルマの指定と違うものにするのは自身でチューニングでも行っていない限りはおススメできません。自己責任となる行為です。

 

なお、そのクルマの指定となるエンジンオイルの粘度は取扱い説明書の後ろの方にある「サービスデータ」などという項目に記載されていて、いくつかの粘度に対応していることが多いです。

 

 

オイル交換のサイクルはどのくらい?!

 

 

現在のクルマのエンジンオイルの交換サイクルはメンテナンスノート(整備手帳)などをみると、日本車のガソリンNA車なら1年もしくは1万km~1万5000km、ガソリンターボ車なら6ヶ月もしくは5000kmの早い方というのが相場となっています。

 

これもエンジンオイルそのものと同様に、自動車メーカーが入念なテストを行っているだけに、基本的にはこの頻度で問題はありません。それでも心配な人は、上記の目安の8掛けくらいで交換すれば万全といえるでしょう。

 

近年ではクルマの使われ方も多様化し、ミニバンでサーキット走行をするケースも増えています。サーキット後は早めのオイル交換がベストです。

なお、サーキット走行に代表されるスポーツ走行では油温が上がり劣化が著しく進むので、エンジンオイルは帰ったら早めに交換した方が無難です。

 

 

1つ注意したいのが「チョイ乗り」と呼ばれる短距離の使用が多い人です。

実はクルマの使用パターンにおいて「チョイ乗り」(具体的な定義はエンジン始動から1回の走行距離が8km以下)は、意外にもクルマに対する負担が大きいと言います。そのためチョイ乗りが多いというのは厳しい使い方であるシビアコンディションに該当します。

 

そのため、チョイ乗りが多い人のエンジンオイルの交換サイクルは、通常の半分の期間か走行距離の早い方が指定されます。

 

ターボはNAよりも交換サイクルが早くなっています。しかも日常の使用がチョイ乗りばかりというケースでは、オイル交換はさらに早くなるので気をつけましょう。

 

チョイ乗りがなぜエンジンオイルに厳しいのかというと、エンジンオイルにも80℃から90℃程度という適温となる範囲があり、チョイ乗りだとエンジンオイルが適温まで上がらず、水分などが残りやすくなってしまうのです。

 

輸入車の中には2万5000kmなどとエンジンオイル交換のサイクルが非常に長いものもあります。そういったクルマはエンジンオイルの量を多くして劣化を抑えたり、センサーでオイルの状態を管理し、劣化したらアナウンスをするという対応となっています。

そのため、基本的にはアナウンスがあるまで問題はありませんが、あまりに長期的にアナウンスがない場合にはディーラーなどで相談し、ついでにエンジンオイルの交換をしてもらといいかもしれません。

 

そして、クルマの種類や使用パターンに限らず、エンジンオイルが減るということはあるので、エンジンオイルの量はマメに確認することをおススメします。もしエンジンオイルが減っていたら、とりあえず追加するという方法もありますが、どうせなら交換した方が安心です。

 

 

エンジンオイルは下抜き?上抜き?

 

 

自分でエンジンオイル交換を行う人だと「エンジンオイルを抜くのはドレーンボルトを外して行う下抜きか、専用の道具を使って行う上抜きか?」というのはずいぶん昔からある論争です。

 

オイルの抜けに関してはクルマによる違いもあるようなので考慮しないとして、それぞれのメリットとデメリットを考えてみます。

 

 

----下抜き

メリット:ドレーンボルトのパッキンの交換など、確認を行う機会ができやすい

デメリット:ジャッキアップの手間、エンジンオイルが廃油受けに入らなかった場合の処理の困難さ

 

----上抜き

メリット:手間が少ない、道具によっては出てきたエンジンオイルの量が分かりやすい

デメリット:大きな難点はない

 

という感じで、上抜きが優勢という印象です。

 

上抜き用のオイルチェンジャーは色々なタイプが販売されています。電動タイプや手動タイプなどがあり、安いものだと1000円前後で入手できます。

 

上抜きに疑念を感じて手を出せないでいる人の多くは、下抜きに比べてオイルがしっかりと抜けないのではないか、というものがあるかと思います。

それを検証したデータがありましたが、上抜きした後にドレーンボルトを開けると、オイルは出てこなかったということです。これは、しっかりとオイルを抜くことができているということでしょう。

 

上抜きに使用するオイルチェンジャーの機種、やり方などによって差がでてくるのは当然ですが、上抜きでも問題なくオイルを抜ききることができます。

 

ここまで書いてきましたが、オイルの上抜き・下抜きに関しては正解というものはありませんので、最終的には作業をする人の好みで選択すればいいでしょう。

 

 

 

 

 

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