ETC2.0とは? 従来のETCとはどう違う?!

2021/09/07 ブログ

 

 

今や高速道路利用者のおよそ93%(国土交通省令和2年12月のデータ)が利用しているというETCですが、料金を支払う以外にも様々なサービスが受けられるETC2.0はご存知ですか?!

 

今回のブログでは、ETC2.0とは一体何なのか?!

これから導入を検討している方に向けてご紹介していきます。

 

 

ETC2.0とは?!

 

 

ETC2.0とは料金決済だけでなく、道路情報と連動して様々なサービスが受けられるようになる、次世代型ETCのことです。

 

令和2年12月の段階で普及率は25.0%となっているので、既に導入済みの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、新車を購入したらETC2.0だったということで、従来のETCからわざわざ買い替えたという方はまだそんなに多くはないかもしれません。

 

 

 

--------従来のETCとETC2.0の違い

 

そもそもETCは2003年に導入が開始されました。

それ以前は高速道路に出入りする際にはいちいち料金所で停止して、通行券を受け取ったり料金を支払ったりしなければならなかったので、料金所周辺の渋滞がひどかったのです。

 

当然ながら排気ガス排出量も多くなってしまうため、その状況を打開するために導入されたのがETCです。

この導入により、料金所で停止する必要がなくなり渋滞は大幅に改善されました。

 

そんなETCに対して追加機能を備えたのがETC2.0で、現在は従来のETCとETC2.0が並行して使用されている状況です。

従来のETCが使用できなくなるかといえば、当面の間はその予定はなく従来の車載器も使用できます。ETC2.0非対応の機種もまだまだ普通に販売されています。

 

 

 

--------ETC2.0導入の経緯

 

ETC2.0導入の経緯は、ETC利用者が抱える不満の解消、また蓄積した位置情報や渋滞情報を活用した、ETCのさらなる機能強化のためです。

 

具体的には、それまでできなかった高速道路からの一時退出ができるようになったり、より広い範囲の渋滞情報や迂回情報、事故情報を取得できるようになります。

 

さらに、高速道路から一時退出ができるようになることで、高速道路の周辺地域への立ち寄りが容易になるので、周辺地域への経済的なメリットもあります。

 

 

現在実施されているサービス

 

 

--------圏央道の料金を割引

 

圏央道とは、横浜・厚木・八王子・川越・つくば・成田・木更津などの東京周辺の中核都市を円周状に結ぶ高速道路です。

 

この通行料金が、従来のETCと比べると2割引きで通行することができます。圏央道を頻繁に利用する方は大きなメリットですね。

 

 

 

--------「賢い料金プラン」も実験中

 

SAやPAの混雑緩和や周辺地域の活性化を目的に、道の駅のような休憩施設への立ち寄りの場合に限り、ICで一時退出が可能となります。条件は以下の通りです。

 

・ETC2.0搭載車で、全行程同一のETCカードを使用

・対象のICやスマートICで、一度退出した後に同方向を再度利用する場合

・対象のICやスマートIC退出後、1時間以内に同一ICから再流入

・対象の道の駅に必ず立ち寄ること

 

 

2021年9月現在はまだ社会実験の段階ですが、北海道と沖縄を除く全国23か所の道の駅で利用可能となっています。

詳しくは ETC2.0 公式サイト をご覧ください。 

 

 

今後導入予定のサービス

 

 

--------一時退出・再進入の料金同一化

 

災害時や事故時、または給油目的などで高速道路を一時退出して再進入した場合、退出せずに連続して走行した場合の料金が計算されます。

これにより、高速道路周辺の飲食店などにも寄りやすくなりますね。

 

 

 

--------渋滞を避けたルートを通行で料金が割引

 

ETC2.0では走行経路情報が取得されるため、渋滞を避けたルートを走行した際に、料金が割引されるというサービスが検討されています。

時間・走行距離と見合った割引率になれば、渋滞の緩和も今以上に期待できそうです。

 

 

 

--------運行や配送の管理支援

 

従来最大200kmの範囲だった道路交通情報が、ETC2.0では最大1,000kmに拡大されています。

事故や渋滞発生時には一般道を含めた迂回路の提案がされるなど、経路選択の幅が飛躍的に増加し、道路ネットワーク全体が有効活用できるようになります。

 

 

 

--------フェリーへの乗船もスムーズに

 

駐車場でフェリーの利用料金を決済できるようになり、車両確認などの時間や手間を大幅に省略できます。

 

 

最後に

 

 

民間企業との連携が進めば、高速道路以外でのサービス登場にも期待ができます。

例えば駐車料金のキャッシュレス決済、ガソリンスタンドやドライブスルー支払いなどです。

 

新発売されるETCやカーナビは、どんどんETC2.0対応となっているので、サービスの開始が待ち遠しいですね!

 

 

次回のブログでは、2022年問題ともいわれる、従来のETCが2022年に使えなくなる?!かもしれない問題についてご紹介していきます。

 

2022年問題についてはこちらのブログ

 

 

 

 

 

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