スタッドレスタイヤもレンタルできる!メリット・デメリットをご紹介
スタッドレスタイヤのレンタルサービスについてご存知ですか?!
雪の積もった道や凍結路で安全に走行するためのスタッドレスタイヤは、寒冷な地域の冬に欠かせないものです。
しかし、ノーマルタイヤと違って1年間の中でも限られた期間しか使わないことや、地域によってはスタッドレスタイヤを装着すべきかどうかの判断が難しいケースもあることから、購入に気が進まないという人も多いのではないでしょうか?
タイヤは比較的高額なパーツであるため「新品を購入するよりレンタルで安く済ませたい」と考えるのも自然なことでしょう。
そこで今回のブログでは、スタッドレスタイヤをレンタルして使うときに気をつけたいこと、上手に使う方法、メリットとデメリットなどをご紹介していきます。
スタッドレスタイヤのレンタルとは?!
スタッドレスタイヤのレンタルサービスは、必要な期間だけスタッドレスタイヤを借りることができるサービスです。
そもそも、スタッドレスタイヤは気温が低くなる時期に雪道や凍結路上を走行することに特化したタイヤで、冬タイヤとも呼ばれています。寒冷な地域に住む人にとっては必須のスタッドレスタイヤですが、比較的温暖な地域に住む人の中には、スタッドレスタイヤを購入すべきかどうか悩んだことがある人もいるのではないでしょうか?
雪の多い地域にスキーなどのレジャーで行くときだけスタッドレスタイヤが必要になり、「たった数日間のために新品のスタッドレスタイヤを購入するのは…」と迷った経験がある人もいるでしょう。
そこで、便利なのがスタッドレスタイヤをレンタルすることができるサービスです。
レンタルサービスの基本情報
スタッドレスタイヤのレンタルサービスは、一部のタイヤ専門店やカー用品店、ガソリンスタンドなどで提供されているサービスです。
ほとんどの場合は、スタッドレスタイヤのレンタル、タイヤ交換2回(レンタル時、返却時)、レンタル期間中のタイヤ保管がセットになっています。予約をしてお店に行けばその場でスタッドレスタイヤを装着してもらうことができ、返却日には保管してもらっていた自分のタイヤに交換までしてくれるため、自分でタイヤ交換をしたり、タイヤを保管したりする必要はありません。
お店によって異なりますが、多くの場合レンタル期間は1~3泊から設定されています。ただし、年末年始は店舗営業をしていないなどの理由で、1日単位での貸し出しはせず、年末年始数日間をまとめて年末年始料金としていることが多いです。
レンタルするメリット
スタッドレスタイヤのレンタルには、次のようなメリットがあります。
-----短期間、数回だけの使用の場合に経済的
タイヤサイズにもよりますが、新品のスタッドレスタイヤ4本の金額は数万円と高額です。サイズの大きいものやブランドタイヤともなると10万円以上になることが珍しくありません。数日だけの使用に購入するのはもったいないですが、レンタルならその期間のレンタル料金だけで済むので経済的です。
-----タイヤ交換、タイヤ保管がセットで便利
ほとんどのお店では、その場で交換やタイヤ預かりまで行ってくれます。例えば、温暖な地域から寒冷な地域へのスキー旅行に行く場合、道中のお店でスタッドレスタイヤをレンタルし、帰り道に返却するといった使い方も可能です。
-----複数人での割り勘も可能
友人間で旅行をする場合など、ガソリン代は割り勘できますが、タイヤ購入費用は割り勘にしにくいものですよね。レンタルなら割り勘にもできるので、友人間での旅行にも便利です。
スタッドレスタイヤは1シーズンの中で短期間の利用や、レジャー、旅行といったシチュエーションで非常に便利です。
レンタルのデメリット
レンタルスタッドレスタイヤを利用するときは、事前に連絡をして使いたいタイヤが在庫されているか? を確認してスケジュールに合わせてレンタルすることになります。
レンタルスタッドレスタイヤはすべてのサイズが用意されているわけではないので、ちょっと変わったサイズのタイヤを履いているクルマの場合は、見つけることが難しかったり、用意されているセット数が少なかったりすることがあるでしょう。
利用したいレンタルスタッドレスタイヤサービスが会員制の場合は、事前に自分の使いたいタイヤサイズが用意されているのか? はもちろん、できることならどれくらいのボリュームで用意されているのか? もチェックしたいところです。
上記のようにレンタルスタッドレスタイヤは事前に予約して利用するシステムが多いため、急に雪が降ったときなどに対応しきれないこともあります。お店側に余裕があれば、前日や当日に連絡して交換が可能かも知れませんが、システム上難しいこともあるでしょう。また、雪が降り始めてからだと、ショップまでの移動が難しいこともあります。
購入との価格差はどのくらい?!
プリウスなどでも使われている一般的なサイズの195/65R15を例に、スタッドレスタイヤ4本とホイールを購入した際の価格をチェックすると、17万円程度でした。この価格はタイヤがホイールに組み込まれて、バランス調整を行い、空気が充填された状態のものです。
自宅に届くという状態なので履き替え作業などは自分で行わないとなりません。タイヤ履き替えはショップに持ち込んで2000円程度となります。タイヤの保管を依頼する際は半年で6000円程度といったところが多く見かけられます。スタッドレスタイヤへの履き替えは初冬、サマータイヤへの履き替えは初春というように年に2回が一般的です。
スタッドレスタイヤと夏タイヤの2セットを所有し、タイヤ履き替え作業を依頼、履かないほうのタイヤを預かってもらう場合は、保管料1年分の1万2000円がランニングコストと考えればいいでしょう。保管を依頼した場合は履き替えも行ってもらえることが多くなっています。もちろんイニシャルコストの17万円も必要です。
1シーズンのコストは、5シーズン使ったとして、(1万2000円×5+17万円)÷5=4万6000円となります。
レンタルスタッドレスタイヤの「足軽(https://ashigaru-sagamihara.com/)」での料金を調べてみたところ、次のようになっていました。足軽では会員制度が設けられていて、プレミアム足軽会員、足軽会員、非会員(ビジター)のなかから選ぶことができます。
プレミアム足軽会員の場合、1年会員の年会費が3000円、2年会員の年会費が5000円ですので、5年間の会費は1万3000円(税別)となります。レンタルは2泊3日から可能ですが、1週間特別料金というものも用意されていました。15インチタイやの1週間特別料金は1万2980円(税別)となっていました。
年に2回、1週間借りるとして年間のコストは2万5960円と1年分の年会費(1万3000円÷5=2600円)を足して2万8560円に消費税を掛けて3万1416円となりました。
料金には履き替え工賃とスタッドレスタイヤ使用中のサマータイヤ保管料も含まれています。
レンタルの方がお得な場合
・普段はスタッドレスタイヤ不要な地域に住んでいて、数日間だけ使用する
・継続的に毎シーズン使用するかわからない
・友人間での旅行など、複数人で費用を割り勘にしたい
1シーズンの内でごく短い期間だけ使用する場合、レンタルの方が費用を抑えられるでしょう。
その他、「今年は旅行でスタッドレスタイヤを使用するが、来年や再来年は使用するかわからない」など、向こう1~2年内に再度スタッドレスタイヤを使用する機会がないかもしれないというときにも、レンタルならその都度借りるかどうかを決められるので、購入して損をする心配がありません。
購入の方がお得な場合
先ほどと反対に、スタッドレスタイヤを購入する方が良いケースを考えてみましょう。
・寒冷な地域に住んでおり、1シーズン以上継続的にスタッドレスタイヤを使用する
・性能にこだわったタイヤや新品のタイヤを使いたい
・輸入車に乗っている
・特殊サイズのタイヤを使用している
価格面では、数日間の短期ではなく1シーズン以上継続してスタッドレスタイヤが必要になるのであれば、レンタルよりも購入の方が大幅にコストを抑えることができます。
また、輸入車や特殊サイズのタイヤが必要な車に乗っていたり、新品のタイヤが使いたいなどの希望がある場合、レンタルでは対応できないためスタッドレスタイヤの購入が必要です。
最後に
スタッドレスタイヤは低温性能も確保されているので、雪が積もったり、路面が凍結していなくても気温が7℃以下になったときなどはサマータイヤよりも安定した性能を発揮します。
気温が下がらない地域なら問題はありませんが、気温が下がる地域の場合は路面状況だけでなくスタッドレスタイヤを装着することでより安全性が高まります。
ご自身のカーライフやライフスタイルに合わせて、上手にレンタルサービスも活用していきましょう!
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