クルマ買い替え時の目安とは?!

2022/03/01 ブログ

 

 

お気に入りのクルマでも、いつかは買い替え時期がやってきます。 しかし、どのタイミングで買い替えを検討するか、クルマの寿命はどれくらいなのか、わからないことも多いかもしれません。


今回のブログでは、クルマの買い替えに適した時期について解説いたします。
検討するタイミングやクルマを乗り換えるメリット・デメリットについても取り上げています。


クルマの買い替えについて迷っている方・乗り換えで後悔したくない方は、参考にしてください。

 

 

 

 

 

買い替え時期の平均年数

 

 

「日本自動車工会」のデータによると、クルマの保有期間の平均は、新車の場合で7〜8年となっています。

 
中古車の場合で5〜6年になります。加えて、新車を購入した場合、約4割の方が7年以内に買い替えをするというデータもあります。

 

新車の場合、7年は3回目の車検です。中古車としてもまだまだ使えるので、売却した場合はある程度の買取価格を見込めます。
 

そのため、この時期に買い替えを検討する方が比較的多いようです。

 

 

 

 

 

買い替え検討の時期

 

 

クルマの買い替えを検討すべき時期について、代表的なシーンをご紹介します。


かつてクルマの寿命は10年10万kmといわれていましたが、性能も向上しているので、これだけでは目安になりません。


ご自身の状況に当てはめて考えてみましょう。

 

 

----3、5、7年目の車検前

新車を購入すると、最初は3年目、その後は2年ごとに車検時期がやってきます。


車検はディーラーや整備工場、車検代行など依頼する相手によって金額が代わります。安くて数万円、高ければ10万円を超えるケースもあるでしょう。


車検費用がもったいないと思うなら、車検前は買い替えを検討する時期となります。

 

----修理費用が高くなる時

製造から10年間はメーカーが部品を保管しているものの、それ以降は決まりがなく、部品が入手困難になるケースも珍しくありません。


交換部品がなかったり、部品代が高額になってしまったりすると、修理費用が高くなります。高額な修理費用がもったいないと感じるなら、買い替えを検討する時期でしょう。

 

----ライフスタイルが変わる時

ライフスタイルの変化によって、適したクルマも変わります。

 

・通勤で使うようになったので燃費の良い車へ
・家族が増えたので乗車人数の多い車へ
・子どもも運転するようになったので安全機能を追加した車へ


ライフスタイルの変化に合わて乗り換えることで、燃費や維持費の負担を抑えられます。買い替えを検討する、絶好のタイミングになるでしょう。

 

----自動車税が増額される時

クルマは新車登録からの一定の年数が経過すると、自動車税が重課されます。


一般的なガソリン車や軽自動車は13年経過、ディーゼル車は11年経過のタイミングで自動車税の税率が重くなります。


金額にするとガソリン車・ディーゼル車で約15%、軽自動車で約20%の重課です。


こうした負担がもったいないと感じるなら、買い替えを検討すると良いでしょう。

 

----メーカー保証がなくなる時

新車購入時には保証期間が付いていますが、一定年数または走行距離を過ぎると、保証切れとなります。


保証が適用されなくなると、故障発生時の出費が増えるでしょう。また、保証期間が残っているクルマなら、買取金額が高くなることもあります。


メーカー保証の期限切れ前も、乗り換え検討のタイミングとなるでしょう。

 

----走行距離が増えてきた時

自動車の性能向上により、耐用できる走行距離も増えていますが、中古売却時には走行距離の少ない車のほうが有利です。


軽自動車で8万km、普通自動車は10万kmが安全な走行距離の目安とされるので、それまでに乗り換える方法もあります。

 

----平均的な乗り換え年数になったら

平均すると7~10年で乗り換える人が多いといわれ、自動車検査登録情報協会によると、令和2年の平均車齢は8.72年でした。


お気に入りのクルマを整備して長く乗り続けることも可能ですが、使用しているクルマがこれくらいの年数であるなら、乗り換えも選択肢になるでしょう。

 

 

 

 

 

13年目の車検は高くなる

 

 

車検費用の内訳は、大きく法定費用と点検整備費用に分けられます。13年目の車検では、この両方が高くなることが多いのです。

 

 

----重量税がアップ

法律で費用を定められているのが、法定費用と呼ばれる「自動車重量税」「自賠責保険料」「検査手数料(印紙・証紙代)」の3つ。


このうち自動車重量税は、クルマの重さによって金額が決まりますが、13年目の車検から20%以上税額が上がります。

 

----点検整備費用も高くなりがち

また業者によって価格設定に差がある点検整備費用も、古いクルマほど高くなります。長く走ったクルマは、どうしても不具合が起こるもの。車検を通すために部品の交換なども増えてきます。


10年を過ぎると保証が切れているクルマがほとんどなので、整備だけで何万円、時に十万円以上請求されるというケースも珍しくなくなってきます。

 

 

 

 

 

13年目・18年目の重量税

 

 

自動車重量税は、13年目と18年目の段階で税額が上がります。エコカーを除き、重量税は、以下のように設定されています。

 

車両重量 13年未満(2年分) 13年経過(2年分) 18年経過(2年分)
軽自動車 6,600円 8,200円 8,800円
0.5t以下 8,200円 11,400円 12,600円
~1.0t 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5t 24,600円 34,200円 37,900円
~2.0t 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5t

 

41,000円 57,000円 63,000円
~3.0t 49,200円 68,400円 75,600円

 

 

----重量税が上がるのは環境のため

このように13年、18年目で重量税が上がるのは、環境性能が高いクルマの普及を促すためです。


エコカー減税などで環境性能が高いクルマを優遇し、他方で新車登録から時間が経った古いガソリン車に対しては増税することで、エコカーの普及促進を目指しています。

 

----毎年の自動車税も高くなる

このように古いクルマに対する重課があるのは、車検時に払う自動車重量税だけではありません。


毎年支払う自動車税・軽自動車税も13年目から税額がアップします。自家用のガソリン車などの場合、12年目までと比べて約15%税額が上がります。

 

 

 

 

 

買い替えのメリットとデメリット

 

 

クルマの買い替えにはメリットが多いものの、デメリットもあります。


無駄な出費をして後悔しないよう、両方を考えた上で、検討しましょう。

 

 

----乗り換えのメリット

クルマを乗り換えると、次のメリットがあります。

 

・燃費・安全性に優れた新しいモデルが手に入る
・車検の手間やコストを省ける
・年式が新しいほど中古車としての価値も高くなる

 

クルマの性能は年々向上しているので、買い替えると燃費や安全性の面で優れたモデルを所有できます。


安全に乗り続けるには車検に合格しなければなりませんが、手間や費用がかかります。車検前に乗り換えると、こうした負担を省略できるでしょう。


また、メーカー保証期間内の乗り換えや比較的新しい人気車種は買取金額が高くなるので、新車購入にかかる費用を抑えられます。

 

----乗り換えのデメリット

クルマの乗り換えにはメリットがある一方、デメリットもあるので注意しましょう。

 

・新しい車の購入費用
・ローン残債があると売却できない

 

クルマを乗り換える場合、新車・中古車を問わず新たに購入する分の費用は発生します。


中古買取りや下取りにしても、差額負担はあるので、資金を用意する必要があるでしょう。


ローンが残っているクルマは、名義がディーラーやローン会社になっているので、勝手に売却できません。確認の上、ローンを繰り上げて返済する手続きが必要です。

 

 

 

 

 

買い替えの際には保険の手続きも忘れずに

 

 

クルマの買い替えをするのには、保険手続きも変更する必要があります。

 
保険には、自賠責保険(強制保険)、自動車保険(任意保険)の2種類があります。

 
万が一、事故に遭った時の保証が受け取れなくなるので、忘れずにこの2つの保険手続きをして下さい。

 

 

----自賠責保険

自賠責保険は、新車購入時や車検の時に支払います。自賠責保険で気になることは、有効期間がまだ残っていた場合に「前のクルマの自賠責保険は戻ってこないの?」「前の自賠責保険が残っていても、新車の自賠責保険を払うの?」ということ。
 

結論から言うと、有効期間が残っている自賠責保険は、月割にした金額が買取査定に反映されます。


ただし、業者によっては反映していな場合もあるので、見積り金額と内容は事前に確認しておきましょう。

 
中古車を購入して、ナンバーが付いていて自賠責保険(車検)が有効な場合、以前の所有者もしくは中古車販売店が前払いで支払いを終えています。

 
納車から次の車検日までの分を補填する必要があるかを、買取店へと相談されて下さい。

 

 

----自動車保険

自動車保険(任意保険)の手続きも必ず行って下さい。

 
また、手続きをするタイミングは「納車日前」にする必要があります。車両の入れ替えの有効期間は「新しい車を取得した日の翌日から数えて30日以内」と定められています。

 
手続きの方法は3つにまとめられます。


1:加入している保険会社へと連絡
2:車検証のコピーなど必要書類を提出する
3:新車の保険料の差額分を清算する


車検証に関しては、販売店への連絡すれば手に入ります。個人売買での取引でも車検証は必ず必要となるので注意して下さい。

 
また、クルマを買い替えると、保険料が変わることも。自動車保険は車種によって保険料が変わります。

 
その為、以前乗っていたクルマよりも保険料が高くなれば差額分を支払われなければなりません。

 
クルマの買い替え時には、自動車保険料が変わることもあるので注意して下さい。

 

 

 

 

 

最後に

 

 

クルマの買い替えは、車検を受ける時に、今後5年間のカーライフをシミュレーションして考えるのことがベストです。
 

「車検を通したのに直ぐに故障して廃車に」となっては、車検費用が勿体ないですし、故障や不具合があると車検代も高くなるので、車検の前に買い替えを考えると良いでしょう。


また、ライフスタイルの変化があったのなら、今の生活に合ったクルマに替えた方がメリットが大きいでしょう。例えば「子どもが独立したのにミニバンのまま」だと、車検代だけでなくガソリン代など維持費も高く不経済です。


逆に「あと数年でライフスタイルが変わるかも」という場合は、その時に車を新調するという選択肢も考えてみてください。数年後まで今の車が使えそうであれば、その時に買い替えた方がピッタリの一台が選べる可能性もあります。

 

 

 

 

 

 

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