愛車に合ったカーシャンプー きちんと選べていますか?!
天気の良い日にピカピカの愛車でドライブ、というのはとても気持ちが良いものですよね。
人生で1、2を争うほど高い買い物となるクルマを大切にしている方は多く、綺麗な状態を保とうと洗車にいそしむ方も少なくありません。
洗車に欠かせないカーシャンプーですが「たくさんあって何を選んで良いのかわからない」というユーザーも多いのではないでしょうか。
実はカーシャンプーは、愛車の色や目的に合ったものを選ばなければ、キレイにならないばかりか、傷が付いてしまったり、塗装面にシミができてしまったりすることもあります。
今回のブログでは、カーシャンプーの選び方を解説するとともに、その目的や用途などもご紹介します。
カーシャンプーとは?!
洗濯をする時や食器を洗う時には、基本的に「洗剤」を使います。クルマを洗う時、つまり洗車をする時に使用する「洗剤」がカーシャンプーです。
カーシャンプーならどれを使ってもいいのかというと、実はそういうわけではありません。カーシャンプーには色々な種類があり、それぞれによって得られる効果も違ってきます。また、クルマによっては使ってはいけないカーシャンプーもあったりするので注意が必要です。
カーシャンプーの種類
手洗い洗車時には、カーシャンプーの使用をオススメすます。
クルマのボディには、ホコリ以外にも油性でこびりついた汚れ等の、水だけでは落とせない汚れが付着しています。カーシャンプーを使う事で、それらのしつこい汚れを効果的に落とす事が出来ます。
また、水とスポンジだけでボディを洗うよりも、カーシャンプーの泡でボディを包みながら洗った方が、塗装への負担を減らすことが出来ます。
また、汚れ落とし以外に、ワックスや撥水コーティング等の機能をもったシャンプーも発売されていますので、それらの製品を使う事で洗車の手間を減らしつつ、愛車をよりキレイに保つことが出来ます。
----洗浄を目的としたもの
もっとも一般的なカーシャンプーは、研磨剤やワックス成分などが入っていない、洗浄を目的としたタイプのものです。価格も安く大容量のものもありますので、頻繁に手洗いをする方にとってはコストパフォーマンスに優れたタイプといえます。
雨染みを取るのに効果的な弱酸性、排ガスや泥汚れなど油分も落としたい時に効果的な弱アルカリ性といったタイプも販売されていますが、一般的にはその中間の中性を選ぶと良いでしょう。
このタイプのカーシャンプーは、泡立ちの良さや、泡切れの良さを売りにしているものを選ぶことをお勧めします。泡立ちが良ければそれだけホコリや汚れが浮きやすくなり、ボディに傷を付けにくくなりますし、泡切れが良ければすすぎの時間が短くて済みます。
----研磨剤(コンパウンド)入りのもの
「水垢を強力に除去」「細かい傷が消える」といったコピーが書かれていたり、ボディカラーを指定したシャンプーに多いタイプです。「コンパウンド入り」とはっきり書かれているものもあります。
長期間洗車をしていなかった車に、水垢がこびりついてなかなか取れない、という時には効果的ですが、濃色車に使用するとかえって傷が目立つようになってしまったり、ボディに塗ってあるワックスやコーティングが剥がれてしまうことも。
指定されているボディカラーをよく確認してから使用するようにしましょう。
----コーティング車専用のもの
「プロにコーティングを施工してもらったクルマにはこれでしょ?」思うかもしれませんが、このタイプにはコンパウンドが含まれておらず、汚れを落としながらポリマー樹脂でコーティングを保護する、という特徴があります。
コーティング保護という観点から洗浄能力は弱めに作られており、しっかり汚れも落としたいという方には不向きです。
----ワックス入りのもの
「超撥水」「ツヤ出し」といったコピーが記されているタイプです。中には高級ワックスに使用されているカルナバロウが配合されているタイプもあります。
洗浄しながらワックスをかけることができるので、手間は省けますが、コーティング専用タイプと同様、洗浄能力は弱めに出来ていますし、泡立ちも洗浄専用タイプに比べると少ないため、ひどい汚れの時には向いていません。
ワックスの効果も、ワックスそのものに比べると弱いため、しっかりとした艶や撥水効果はそれほど高くないと言えます。
カーシャンプーの選び方
カーシャンプーを購入する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
----クルマの色をチェック
「クルマの色も関係があるの?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は関係してきます。
カーシャンプーは、洗浄成分以外にも色々な成分が含まれている場合があります。純粋なシャンプー成分のみであれば特に車体の色は気にしなくても大丈夫ですが、他の成分が入っている場合は適応している色が書かれているので、チェックしてから買うようにしてください。
----成分や得られる効果
カーシャンプーによっては、ワックスやコーティング効果のあるものがあります。洗うだけで撥水効果を得られたりするため、クルマを綺麗に保つことが出来ます。
また、汚れが目立つときはコンパウンド(研磨剤)入りのものがおすすめです。しかし、汚れが落ちる反面、コーティングが取れてしまったり、車体の色によっては傷が目立ってしまう場合もあるので注意が必要です。
コーティング車専用のカーシャンプーも発売されています。
----洗浄成分
カーシャンプーの洗浄成分も種類があり、酸性・中性・アルカリ性に分かれています。
中性の物は、コーティングや塗装が剥がれる心配がないので普通に洗車するのにはおすすめです。
油汚れが気になるマフラー周りや足周りを洗いたい場合には、アルカリ性がおすすめです。より高い効果が欲しければ酸性のものを使うのもおすすめですが、洗浄力が強力なためコーティングや塗装が剥がれないように注意をしてください。
----液体タイプ以外のものも
カーシャンプーは液体のものをそのまま使ったり、希釈したりする場合が多いですが、中にはスプレータイプのものも存在します。
泡が直接出てくるので、洗車時間を早めることが出来ます。急ぎで洗車をしたい場合などにもおすすめです。
車体色から選ぶカーシャンプー
前述したように、車体色によって適したカーシャンプーは違ってきます。
製品の注意書きなどを読んで、自分のクルマの車体色に合ったカーシャンプーを選びましょう。
----ホワイト専用・淡色専用
ホワイト専用、淡色専用のカーシャンプーは洗浄成分が非常に強く、商品によってはコンパウンド(研磨剤)が含まれています。
汚れを落とす(削り落す)と言った意味でも、非常に強力です。
なぜならボディー色から洗車キズが目立たなく、逆に水垢など汚れが目立つとされていることから、多少洗浄能力を強力にしても大丈夫だからです。
「淡色」 = (「キズが目立たない」 = 「汚れが目立つ」) = 「洗浄成分を強くすることができる」
----ダーク・メタリック専用・濃色専用
洗浄能力が高いホワイト、淡色専用カーシャンプーですが、濃い色やパール系に使用すると、その洗浄能力とカーシャンプーに含まれている成分から、使用を続けてるとボディーがくすんでしまうことがあります。
なぜならボディー色から洗車キズが目立ち、逆に水垢などが目立ちにくいとされているため、ダーク・メタリック専用、濃色専用のカーシャンプーには、ボディーがくすまずに洗浄できるようにと特殊な成分が配合されています。
「濃色」 = (「キズが目立つ」 = 「汚れが目立たない」) = 「ボディー色がくすまないように特殊配合」
台所洗剤で代用してもいい?!
カーシャンプーの代わりに台所用洗剤を使用して洗車をしている方もおり、それを推奨している方もいらっしゃいます。
たしかに台所用洗剤は汚れと油分を取り除くことに関しては一番かもしれませんが、クルマに適しているかというとそうではありません。
クルマにはゴム、コーティングされている部品が多数使用されています。
そのような部品のコーティングを剥がしたり、ゴムを劣化させるような台所用洗剤の使用を続けると、思わぬところから水漏れが発生することがあるかもしれません。
----台所洗剤での洗車で影響があるゴム用品
「タイヤ」、「ワイパーゴム」、「ウェザーストリップ(ドア枠、トランクルーム、ボンネット)」などが考えられます。
最後に
基本カーシャンプーは泡立ちが良く、若干ヌルヌルしているのはゴムなどを劣化させないためと言われており、泡切れが悪いのもこのためだと言われています。
またカーシャンプー内の研磨剤の代わりに、イオンを配合しているカーシャンプーも増えてきています。
オススメのカーシャンプーを聞かれると難しいのですが、泡立ちが良く、ボディー色に合ったカーシャンプーを選び、自分に合ったのを探していくのが一番だと思えます。
普段ガソリンスタンドなどで洗車はまかせている、という方や忙しくて洗車する時間がない、という方も、時々カーシャンプーを使って手洗いすることをオススメします。
手洗いでは、洗車機では落とせない汚れも落とすこともできますし、自分の愛車を細かくチェックする機会にもなります。
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