ツライ花粉症・・ 車内での対策は?!

2022/04/12 ブログ

 

 

花粉の多い季節に、クルマの外の黄色い花粉の汚れに気を取られ、そこだけキレイに洗車してませんか?
 

実は、クルマの中には勝手に花粉が侵入し、たくさんの花粉が車内にたまっていきます。


そのままにしておけば花粉症の方はもちろん大変ですし、車内に花粉によるシミが出来たりなど、意外と多くの問題が起きてしまいます。


今まで花粉症じゃなかった人も、花粉の溜まった空間にいることで花粉症になってしまうかもしれません。
スギ花粉のピークは過ぎたとされていますが、今度はヒノキ花粉が・・ 


今回のブログでは、そんな花粉をなるべく車内に持ち込まない方法、車内の花粉を除去するにはどうしたらいいかという事をご紹介していきます。

 

 

 

 

 

花粉症のドライバーは気をつけて!

 

 

花粉症の症状は人それぞれですが、その症状はどれも運転への影響がでてしまいます。

 

 

----鼻水・目のかゆみ

花粉による鼻水、鼻詰まりや目のかゆみで、ぼーっとしてしまい注意力散漫運転になってしまうかもしれません。


信号や標識の見落とし、歩行者や自転車などの見落としなど、うっかりミスが重大な交通事故になる可能性も。

 

----くしゃみ

くしゃみ1回で約0.5秒目を閉じると、60km/hで走行している車は約8mも進んでしまいます。


30分の通勤時間でも10回くしゃみをすると、80mも目をつぶって走行していることになるのです。

 

----薬の影響

くしゃみや鼻水を抑える効果のある薬には眠気が伴うものもあり、運転前に飲むことを禁止している場合があります。


市販薬の説明書や薬剤師の指示に従って服用する必要があります。

 

 

 

 

 

車内で花粉が溜まりやすい場所

 

 

対策を施していても、100%花粉を防ぐというのは難しいです。


多少なりとも入り込んでしまいますが、特に溜まりやすい箇所は以下です。

 

 

・足元のマット(靴に残った花粉が溜まりやすい。特に角や隅の方は要注意!)
・シートの縫い目(気づかぬうちに溜まって黄色くなってる…なんてことも。)
・ダッシュボードなどの隙間
・フロントガラスとの隙間
・凹凸の多いエアコン噴出し部
・スイッチ系統やメーター部分

 

 

基本的には、隙間部分にはほこりと一緒に溜まりがちです。


いつの間にか目に見えるほど積もってる…なんてこともありますので、車に乗る時に気になるところはチェックをしていたほうがいいでしょう。

 

 

 

 

 

車内の花粉症対策

 

 


クルマの中での鼻水と涙、くしゃみは運転にも支障をきたして危険です!


万全に対策をして運転に望みましょう。

 

 

----エアコンは内気循環にする

クルマのエアコンには、外からの空気を取り入れる「外気導入」と、車内の空気のみを循環させる「内気循環」があります。花粉を車内に入れないためには、内気循環モードでエアコンを使うのがおすすめです。


外気と内気はスイッチで切り替えできますが、エアコンの「AUTO」がONになっていると、クルマが自動的に外気導入に切り替えてしまうことがあります。


完全内気循環に切り替えたい場合は、オートエアコンをOFFにしましょう。

 

----窓は開けない

車内の換気や天気がいい時には窓を開けて走りたくなりますよね。


しかし、花粉を車内に持ち込まないためにもそこはぐっと我慢してください。


花粉は空気中に含まれているので、窓を開ければ当然車内に大量の花粉が入ってきてしまいます。


花粉を侵入させないためにも、窓は閉めたまま運転するようにしましょう。

 

----クルマ用空気清浄機の使用

空気清浄機は花粉除去に効果的です。クルマ用として、室内用よりもコンパクトなタイプが販売されています。


価格は5,000円~12,000円ほど。原則としてフィルターやイオン発生機の交換などは不要なため、5~10年と長寿命。オールシーズン使えることからも、高い買い物ではないといえます。


花粉ごと空気を吸い込んでフィルターでキレイにする「ファン式(フィルター式)」と、プラズマクラスターやナノイーなどのイオンを発生させる「イオン発生式」がありますが、この2つの機能を備えたタイプがおすすめです。


国産メーカーなら、パナソニック、シャープ、デンソーなどがクルマ用空気清浄機を販売しています。

 

----クルマ用加湿器の使用

花粉の飛散が本格化する2月~4月は、風邪予防などのための乾燥対策はしだいに不要になってきます。しかし、車内の花粉を湿らせて下へ落とす=飛散しにくくするという点では、車内を加湿することは有効といえます。空気清浄機と併用するのがおすすめです。


ただし、冬季ほど空気が乾燥しているわけではないので、車内がジメジメしないよう注意が必要です。窓が結露する、ゴムパッキンが湿るなどの場合は湿度が高すぎるかもしれません。カビなどの原因になりますので、注意しましょう。

 

----花粉除去ができるエアコンフィルターに交換

エアコンフィルターにも花粉を除去できるものがあります。高機能エアコンフィルター(クリーンエアコンフィルターや抗アレルゲンフィルターなど)と呼ばれるもので、一般的なエアコンフィルターよりも目が細かく小さな花粉も捕らえてくれるものです。


メーカーの純正品以外にはPM2.5をブロックしてくれるというものまであります!


エアコンフィルターは一年に一回は取り替えた方がいいものですし、大体どこの自動車メーカーでも扱っています。
花粉に悩んでいる方はこのような高機能フィルターについて相談してみてはいかがでしょうか。


純正品以外を購入する場合は、最近のクルマだと最初から高機能フィルターを搭載しているものもあります。

 

----花粉がつきにくい洋服の着用

花粉の車内への侵入を防ぐためには洋服も重要になります。ウールやフリース素材の物やファーのついているものはなるべく避けましょう。


それらの素材のものは花粉の付着量がかなり多くなってしまうからです。
花粉の多い時期には、つるつるしたポリエステルやレザーといった素材の衣類だと、払い落とすのも簡単です。


家からクルマに乗るまでの短い距離でも、そういった素材の服を羽織るだけで花粉の付着量がぐんと減ります!
また、帽子をかぶったり髪をまとめるなどして花粉のつく面積を減らす事も効果的です。


花粉の付着する範囲が広範囲になると花粉をはらいきれず車内に持ち込んでしまう事になります。


そのためになるべく花粉が付着する範囲を小さくする事も重要なのです。

 

----車内の小まめな掃除

色々なグッズや設備を備えても、やはり掃除は欠かせません。
車内に溜まってしまった花粉は、なるべく早めに掃除しましょう!


フロアマットや足元の隅などは、掃除機で吸い取ってください。
掃除機の排気で花粉を巻き上げてしまう可能性がありますので、風が穏やかで花粉が少ない日などを選んで行いましょう。
それ以外の部分は徹底的に水拭きするのが効果的です。ゆっくりと丁寧に拭く事で、花粉の飛散も防げます。


ダッシュボードの凹凸部分やエアコンの噴出し部、メーターのところなど溜まりやすいところは特に念入りに拭くようにしましょう。
凹凸に沿って、なぞるように拭くとしっかり花粉を取ることができますよ。

 

----メガネ・マスク・ティッシュを忘れずに!

車内以外でもかかせないものですが、運転中に花粉症がひどくなってしまったら大変!


持ち忘れがないか、確認してからでかけましょう。

花粉の時期のティッシュは、いつもよりも鼻に優しいものをクルマに何個か積んでおくと良いですね。

 

 

 

 

 

花粉除去モード搭載車も

 

 

一部メーカーのクルマ(トヨタやレクサスなど)には、花粉除去モードを搭載した車種もあります。


スイッチを押せば前座席部分の花粉を除去してくれる優れものです!


エアコンフィルターも花粉除去用のものと併用で高い効果を期待できるのです。


日産やダイハツにも花粉除去機能付エアコンがありますので、花粉に悩んでいる方はこういう機能のついた車を選択のポイントにしてはどうでしょうか?

 

 

 

 

 

最後に

 

 

通勤や仕事などでクルマに乗っている時間が長い人は、花粉症の症状が酷いと気が滅入ってしまいます。自分はもちろんですが、安全運転のためにも花粉症対策はしっかり行いましょう。


また、クルマのボディに花粉を付着させないようにするのは不可能ですが、花粉シミになる前に洗車することで、汚れも落としやすくなります。花粉飛散量の少ない日を狙って、こまめに洗車してあげましょう。

 

 

 

 

 

 

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