運転免許証を紛失した場合 やるべき事とは

2022/05/09 ブログ

 

 

運転免許証をうっかり落としてしまったり、紛失してしまったりすることもあるかもしれません。


その場合、すぐに運転免許証の再発行(再交付)の手続きを行いましょう。


もし運転免許証を紛失し、携帯せずに運転をすると運転免許証不携帯の違反となります。さらに、身分証として悪用される可能性があります。クレジットカードの発行や銀行口座の開設、消費者金融から借入されるといったリスクがあるため、紛失後は迅速に適切な対応をしましょう。

今回のブログでは、運転免許証を紛失した場合の対処法や再交付についてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

免許証を紛失した場合には

 

 

運転免許証は車の運転はもちろん、身分証明の際に必要になるなど、日常生活においてとても大切なものです。


運転免許証を紛失した(なくした・落とした)場合は、早急に再発行(再交付)の手続きを取りましょう。


運転免許証を紛失したままクルマの運転をすることは、法律で禁じられています。


道路交通法では、車を運転する際は運転免許証を携帯することと、検問などで警察官から免許の提示を求められた場合に提示することが義務付けられています。


運転免許証を紛失し、そのまま免許証を所持せずに運転すると
運転免許証不携帯として


反則金3,000円が科せられます。


運転免許証を紛失したら早急に再交付の手続きを取り、再交付されるまでは決して運転をしてはいけません。

 

 

 

 

 

行うべき手続きとは

 

 

運転免許証をなくした場合には、まずは心当たりがあるところに連絡してみましょう。「それでも見つからない」という場合は、すぐに以下の3つの手続きが必要です。


・警察へ「遺失物届」を提出
・全国銀行個人信用情報センターなどの信用情報機関へ申告
・運転免許証の再発行(再交付)


ここからは、それぞれの意味合いと手続きの方法などをご案内します。

 

 

----警察へ遺失物届を提出

運転免許証をなくしたら、まずは警察へ「遺失物届」を提出しましょう。


これにより、見つかった時にすぐに連絡が貰えます。また他人に悪用され事件になった時にも「自分はこの時には遺失物届を提出済みで、事件とは関係ない」と主張ができるので安心です。


遺失物届を提出する際は「いつ、どんな状況で紛失したのか」を聞かれるので、予め自分の中で整理しておくとスムーズです。

 

----信用情報機関への申告

運転免許証は身分証明書としても利用されるので、借金や高額取引などに悪用されてしまう可能性もあります。そうなる可能性を少しでも減らすため、以下のような「信用情報機関」にも運転免許証の紛失を連絡しておくと安心です。


※「信用情報機関」とは、消費者がクレジットやローンなどを利用する際などに、その人の信用力を判断するために、企業にその人の信用情報を提供する機関です。


・一般財団法人全国銀行協会
・指定信用情報機関「CIC」
・日本信用情報機構「JICC」


これで全てのトラブルを防げるわけではありませんが、悪用のリスクを大きく減らせます。


信用情報機関ごとに連絡方法が異なるので、各機関のホームページを確認し手続きを進めましょう。

 

----運転免許証の再発行

これからクルマを運転するためには、運転免許証が必要になります。そのためには、本人が再発行手続きを行う必要があります。


住所変更手続きなどとは異なり、代理人申請は認められていません。

 

 

 

 

 

免許証の再発行の流れ

 

 

以下は、運転免許試験場でのおもな流れです。警察署でも同様の流れですが、実際の交付は後日となります。

 

 

1.申請書の作成
「運転免許証再交付申請書」や「運転免許証紛失・盗難てん末書」を作成
※申請用紙は運転免許試験場内にあるので、事前に用意する必要はありません。


2.受付


3.暗証番号設定
※4ケタの暗証番号を2組設定


4.再発行申請用の写真撮影
免許証用の写真とは別に、申請用の写真が必要になるため撮影が必要


5.交付

 

 

----再発行を行う日時と場所

免許証の再発行手続きができる場所は、運転免許試験場または警察署です。警察署は後日渡されるため、再度足を運ぶ必要があります。


手続きが可能な日は、月〜金曜日です。土日祝や年末年始は、再発行手続きはできません。


なお、再発行手続きに対応している警察署は一部です。「都道府県名 免許証 再発行」などと検索して、手続きの可不可を確認してみてください。

 

----手続きに必要なもの

免許証の再発行には、以下のものが必要です。

必要なもの 補足
手数料 2,250円(都道府県で差異あり)
運転免許証
再交付申請書
用紙は窓口にあり
運転免許証
紛失・盗難てん末書
用紙は窓口にあり
申請用写真 ・必要枚数:1枚
・サイズ:縦3.0cm×横2.4cm
・申請前6か月以内に撮影したもの
※施設内にあるスピード写真機が
利用可能なケースもある
身分を証明できるもの 【いずれか1つ】
・パスポート
・マイナンバーカード(通知カード不可)
・住民基本台帳カード 等
【以下の書類は2つ以上必要】
・住民票
・健康保険証
・年金手帳
・預金通帳またはキャッシュカード
・クレジットカード
・納税通知書
・公共料金領収書 等
暗証番号 4ケタの暗証番号を2組設定
印鑑(認印)

 

 

 

 

 

免許証更新期間に紛失した場合

 

 

免許証の更新期間は、免許証の有効期間満了日である誕生日の前後1か月(計2か月間)です。更新期間中に免許証を紛失したときは、再発行手続きと更新を同時に行えます。少しでも効率よく手続きをするためには、同日の手続きをおすすめします。


更新時期に送付される、免許証の更新連絡はがきに記載された内容に従い、以下の書類を持って、運転免許試験場または警察署の窓口へ行きましょう。

必要書類 詳細
住所、氏名、生年月日が確認できる書類 ・住民票の写し
※コピー不可、個人番号が記載されていないもの
・マイナンバーカード
・健康保険証
・学生証
・社員証
・在留カード 等
申請用写真 ・枚数:1枚
・サイズ:縦3.0cm×横2.4cm
・6か月以内に撮影したもの
※免許証用の写真は別途撮影する(有料)
更新連絡はがき 満了日の30~40日前に自宅へ届く

 

 

 

 

再発行後に免許証が見つかった場合

 

 

再発行した後に免許証が見つかった場合は、運転免許試験場または警察署に古い免許証を返納します。このとき、新しく発行した免許証を誤って返納しないように注意してください。


また免許証番号の末尾は、免許証を紛失した回数です。最初は「0」ですが、紛失するごとに「1」「2」「3」……と増える仕組みです。


返納する際は、返納する免許証の末尾の番号が若い数字であることを確認すると安心です。

 

 

 

 

 

免許証が悪用されるとどうなる?!

 

 

・消費者金融や闇金で身分証明書として悪用(借り入れ等)
・スマートフォンの新規契約
・クレジットカードの発行
・銀行口座の新規開設
・氏名、住所、顔写真をもとにストーカー行為


免許証を紛失して悪用されると、知らない間に支払いをされる、何らかの契約をされるなど、重大なトラブルに巻き込まれる可能性があります。


トラブルを回避するためにも、免許証の紛失に気づいたら、迅速に警察署へ遺失物届を提出しましょう。

 

 

 

 

 

最後に

 

 

運転免許証を落としたりして紛失した(なくした・落とした)場合は、運転免許証の再発行(再交付)をしなくてはいけません。


運転免許証をなくしたまま車を運転すると、運転免許証不携帯として3,000円の反則金の処分になります。


運転免許を紛失したら、まずは最寄りの警察署で紛失届を出したうえで、早急に自分の住所を所管する運転免許試験場や、運転免許センターなどで再交付手続きを取ってください。


なお運転免許証は身分証明書としても利用されるので、信用情報機関にも免許証紛失の申告をするとより安心です。

 

 

 

 

 

 

新車、中古車、販売、買取のレイズ

 

埼玉県加須市柏戸2057

営業時間 9:00~18:00

定休日 水曜・日曜・祝日

お問い合わせは

0280-61-2515まで

Mail:info@t-reiz.com

LINE:@ooh5998