便利な1日自動車保険 どんな時に使う?!

2022/05/13 ブログ

 

 

運転免許を持っている方で、自分のクルマは持っていないけれど、レジャーの際に友人のクルマを運転する、あるいは帰省時に家族のクルマをちょっと借りて運転するなど、他人のクルマを一時的に運転する場面があるかもしれません。


「ほんの少し運転するだけだから…」と無保険で他人のクルマを運転するのは高いリスクが伴います。そんなときに加入できるのが「短期の自動車保険」です。


今回のブログでは、クルマは持っていないけれど、一時的に借りてクルマを運転するという方のために、短期の自動車保険についてご説明します。

 

 

 

 

 

1日自動車保険とは?!

 

 

1日自動車保険とは、1日単位で加入することができる自動車保険です。「1Day自動車保険」という名前で呼ばれることもあります。


1日で500円程度から自動車保険に加入することができ、オンラインなどで気軽に申し込むことができるのが特徴です。


「1日」ということで一般的には24時間単位で計算されることが多いですが、保険会社によって12時間程度のプランを用意していることもあります。

 

 

----対象となる人・時

1日自動車保険の対象となるのは、「自分や配偶者以外が所有するクルマ」を「一時的」に運転する時のみです。具体的には以下のようなシーンで利用されることが多いです。


・子どもが稀に両親のクルマを運転する時(またはその逆)
・友人のクルマで出掛け、何人かで交代して運転する時
・一時的に友人や親戚のクルマを借りる時


特に子どもが学生の場合など、年齢も若く等級も低いため、通常の自動車保険に加入すると保険料が高額になることが多いです。親のクルマを借りる頻度が低い場合などは、利用するたびに1日自動車保険に加入した方がお得な場合もあります。

 

----対象外となるのは

1日自動車保険は、対象外となることが多いので以下のような場合は事前に注意が必要です。


・自分や配偶者名義のクルマ
・実質的に自分が所有しているクルマ(例:ローン支払い中、カーリース)
・レンタカー
・貨物登録のクルマ
・法人名義のクルマ(※リースやローンが理由で法人名義の場合を除く)


紛らわしいのがローン支払い中やカーリースを利用している時です。名義はローン会社やカーリース会社になっていることがありますが、実質的に自分や配偶者が所有しているのであれば1日自動車保険は利用できません。

 

 

 

 

 

自動車保険に加入している場合

 

 

自身や家族が自動車保険を契約しているなら、他人のクルマを借りて事故を起こし、賠償責任が発生したときに借りたクルマを契約のクルマとみなし、保険金の支払いを受けることができる「他車運転特約」が付帯されているか確認してみましょう。


原則として自動車保険は、運転手ではなく契約のクルマに対して適用されます。他車運転特約がなく、友人のクルマを借りて運転して事故を起こした場合は、自動車保険の補償適用外です。しかし、他車運転特約を付けているのであれば、契約車両以外のクルマに対しても記名被保険者の自動車保険の内容が適用できる場合があります。


ですから、友人のクルマを借りて事故を起こしたとしても、自分の保険で損害を補償することができるので、友人に迷惑をかけずにすみます。
万一の事故に備え、自身や家族の自動車保険の補償内容をあらためて確認しておきましょう。

 

 

 

 

 

1日自動車保険のメリット・デメリット

 

 

1日自動車保険には、メリットとデメリットがあります。


親子でクルマを共有する場合に「任意保険に入るか、1日自動車保険で済ませるか」を検討する時にはメリットとデメリットを踏まえて決めることをオススメします。


またメリットとデメリットが分かると「1日自動車保険で何がカバーできて、何がカバーできないか」を理解することにも繋がるので、チェックしてみてください。

 

 

----メリット

・保険料が500円程度から加入できる
・オンラインで簡単に加入できる
・等級制度や年齢条件がない
・車両保険をつけることができる


1日自動車保険には等級制度や年齢条件がないので、特に「親のクルマをたまに運転する程度」という若い人などは任意保険の代わりに利用する手もあります。


また、クルマの修理などを補償してくれる車両保険が付けられるのもメリットです。「友人のクルマにキズが付いた」という時に、保険を使って修理をできると思うと安心でしょう。ただしその場合は保険料が高くなることに加えて、申し込み完了まで時間がかかるので早めに申し込んでおく必要があります。

 

----デメリット

・契約できる日数に制限がある
・利用するたびに申し込みが必要
・車両保険をつける場合は申込に時間がかかる
・人身損害保険がつけられないことが多い


1日自動車保険は契約できる日数に限りがあり、使うたびに申込が必要、車両保険も付けるなら申込日数もかかるります。そのため「学生が親のクルマを借りる」という場合でも、クルマの利用頻度が高い人には向きません。


また補償面でも通常の任意保険とは異なるので注意が必要です。1日自動車保険で付けられない人身損害保険とは、自動車事故で生じた自分や同乗者の治療費などを補償する保険です。


搭乗者傷害保険や自損事故特約でクルマに乗っている間の死傷はカバーできることが多いですが、その場合でもクルマの外にいる時に巻き込まれた事故には補償対象外になってしまいます。

 

 

 

 

 

最後に

 

 

1日自動車保険は、損害保険を取り扱う各社が販売しています。保険内容は少しずつ違いがあるので、以下の点を比較しながら選ぶと良いでしょう。


・申し込みの方法や決済方法
・当日申し込みの可否
・補償の範囲(特に車両保険の有無)
・時間や人数に合ったプラン


申し込み自体はオンラインで受け付けている会社がほとんどですが、決済については「スマホのキャリア決済のみ」という会社もあります。キャリア決済を利用できない人は、コンビニ支払いやクレジットカード決済を受け付けている会社を選ぶと良いでしょう。


また会社ごとに特徴が出るのが、プランの内容です。「半日ほどのお出掛け」という人にピッタリな12時間のプラン、「友達と交代で運転して出掛ける」という場合にピッタリな複数人で一緒に加入すると割引されるプランもあります。利用シーンに合った保険を選んでください。

 

 

 

 

 

 

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