車内でも熱中症に注意! 快適に過ごすには・・

2022/05/14 ブログ

 

 

だんだんと暖かい気候になってきていますね。
外は心地よい気温でも、停車していたクルマに乗り込むと冷房が必須・・なんて日も増えてきました。


これから夏をむかえると、クルマはすぐに高温になります。そんな中、自分で身体の不調を伝えられない子どもや赤ちゃんは特に注意が必要です。パパやママに限らず、子どもや赤ちゃんを乗せてクルマを運転する機会のある方は、暑さ対策と熱中症の知識をしっかりと身につけておきましょう。


今回のブログでは、暑い時期の車内を快適にする方法や、熱中症から家族を守るための対策などをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

夏場の車内はすぐに高温に

 

 

夏場の車内、暑くてたまりませんよね。
ドアを開けた瞬間、むわっとくる熱気に気持ちもぐったりしませんか? 

 
JAFの統計によると、外気温35度の炎天下での車内温度は50度以上!お風呂のお湯よりもはるかに高温です。

 
ダッシュボードに至ってはなんと70度以上に…‼ 近年、地球温暖化の影響で気温上昇し、連日の猛暑日や熱帯夜、熱中症が問題化しています。 


特に身体の小さな子供やお年寄りは体温調整機能がうまく働かない為、熱中症になりやすいのです。

 

 

----水分補給を忘れずに

子どもの中には、無我夢中で遊ぶあまり、水を飲むのを忘れてしまう子もいます。そのまま熱中症になってしまう場合もあるので、定期的に水を飲むように促してあげましょう。

 

----クルマに子どもを残さない

JAFの調べによれば、28.2%の人が「子どもを車内に残したまま車を離れたことがある」と回答しています。


しかし先ほどもご紹介した通り、外気温が高くなくても車内が暑くなることは珍しくありません。「今日は涼しいから」「ちょっとだけだから」と油断して、子どもをクルマに置き去りにするのは絶対に止めましょう。

 

----閉じ込められてしまったら

子どもが誤ってロックをかけてしまい、外にいた保護者がドアを開けられなくなるという事故も起こっています。中には緊急を要したために、ガラス窓を割って子どもを救出したという例も。


常にクルマの鍵を持って外に出るようにするとともに、何かあったら直ぐにJAFに連絡し一刻も早く子どもを助け出せるようにしましょう。

 

 

 

 

 

熱中症のサインとは

 

 

クーラーをかけている時や一緒に車内にいる時でも、熱中症のリスクはあります。


寝ていたり、元気がなくなったりして静かにしている間に、熱中症がどんどん重症化してしまう場合も考えられますので、子どもの様子に注意しましょう。


以下のような症状が見られたら、熱中症になりかかっている可能性があります。


・生あくびをしている
・喉が渇いたと強めに訴えている
・顔やカラダがほてっている、熱がある
・大量の汗をかいている
・頭痛を訴えている
・気持ち悪いと訴えている、吐いてしまった
・お腹が痛いと訴えている(下痢)
・目の焦点が合っていない
・だるそうにしている、ぐったりしている
・ふらふらしている(めまい)
・カラダを痛がっている、筋肉痛
・腕や足の筋肉がつる(こむら返り)


風邪と似たような症状がありますので、1つだけで熱中症だと判断はしにくいかもしれません。


しかし熱中症の可能性が高いと感じた場合は、涼しいところへ移動させ、水分や塩分を与えて様子を見てください。濡らして絞ったタオルを首や脇の下、大腿の付け根に当てて冷やすのも効果的です。
多量の汗をかいている場合は体内の塩分も失われているのでスポーツドリンクでミネラル補給をする事が大切です。 


判断がつかず心配な場合は医療機関へ。症状が落ち着いても、念のために病院へ行った方が安心です。

 

 

----重症化したらすぐに病院へ

また以下のような症状が出たら、重症化のサインです。


・全身の筋肉がつりはじめる
・意識がない
・カラダが痙攣している
・高熱になっている


このような一目でおかしいとわかる症状が現れたら、カラダを冷やす応急処置をしながら、すぐに救急車を呼ぶか、最寄りの医療機関へ連れて行きましょう。

 

 

 

 

 

車内の暑さ対策

 

 

高温になりやすい車内の温度をなるべく下げてから乗車するといいでしょう。 

 
お出かけ前に、クルマのボディに水をかける事で車内にこもった熱気を低下させる効果があります。 
一見単純で、本当に効果があるの?と疑問に思う方法ですが、初めからエアコンだけで冷やそうとするよりも効果的なんです。

 
家にホースがあれば、車全体に水を一気にかけられるので効率もいいですね! 

 
しかし出先ではそういうわけにもいかないので、そんな時は窓を全開にし、エアコンを外気導入にして走行が効果的だそうです。
車内の熱気が外に放出されたら窓を閉め、エアコンを冷房にするといいでしょう! 

 
車内の熱気対策グッズを使う事も効果的です。

 

 

----サンシェード

皆さんもよくご存じだと思われるサンシェード、こちらは日差しを遮る事によってダッシュボードやハンドルの高温化を防ぐ事が出来ます。 

 
また、後部座席用のサンシェードや遮熱UVカットフィルムもお子さんを暑い日差しから守るのに有効です。

 

----チャイルドシート

子どもが座るチャイルドシートやベビーシートは、背面に熱がこもりがちです。以下のような工夫を取り入れて、快適に座れるように気を配ってあげてください。


・保冷剤が入れられるチャイルドシートやシートカバーを使う
・クルマを離れる時は、チャイルドシートにタオルをかけて熱くならないようにする
・子どもを座らせる時には、冷却スプレーを使ってシートを冷やす


保冷剤は凍らせても硬くならず、やわらかいものの方がオススメです。水で濡らすだけで冷たくなるタオルなども発売されていますので、上手く活用しましょう。

 

----冷却スプレー

高温になった車内にスプレーしてクールダウンするスプレーです。


冷却効果以外にも消臭効果もあるようですが、高温の車内に保管はしないように注意が必要です。

 

----車内用ファン

近頃は手に持てるサイズの小さな扇風機も人気です。 
それと同じく小さな車用の扇風機も販売されています。 


扇風機を使うと、クーラーの冷たい空気を車内に循環させることができます。「後部座席が上手く冷えなくて」という場合などは、ぜひ設置してみてください。

 

 

 

 

 

最後に

 

 

夏はリゾート地へ家族で旅行に、という方も多いのではないでしょうか。


移動にクルマを利用する場合は、自分だけでなく家族の健康も考え、しっかりとした熱中症対策をしたいところです。


今回ご紹介したような車内の熱を逃がす工夫や対策だけでなく、こまめな水分補給を心がけて楽しい夏にしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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