衝突被害軽減ブレーキ AEBSとは?!

2022/05/22 ブログ

 

 

高齢ドライバーによる事故の増加が社会問題化しています。


そのため、衝突被害軽減ブレーキや、ペダルの踏み間違いによる誤発進抑制制御などのクルマの安全装置が注目されています。


2019年11月、政府は、国内で販売される乗用車の新車において、2021年11月より自動ブレーキの搭載を義務化する方針を発表しました。


自動ブレーキが義務化されれば、交通事故を減らすための大きな効果が期待できます。
今回のブログでは、先進技術を用いた被害衝突軽減ブレーキ「AEBS」と、自動ブレーキ義務化の概要についてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

衝突被害軽減ブレーキとは?!

 

 

突被害軽減ブレーキ(AEBS)は、カメラやレーダーにより先行車との距離を常に検出し、危険な状況にあるかどうかを監視します。


前方の自動車や歩行者を検知し、追突の危険性が高まったら、まずは音や警告灯などで警告し、ドライバーにブレーキ操作を促します。


それでもブレーキ操作がなく、このままでは追突や衝突の可能性が高いとシステムが判断した場合、自動的にブレーキが作動し、衝突被害の軽減を図る装置です。


衝突被害軽減ブレーキの名称は、各自動車メーカーで異なります。


参考に国産自動車メーカーの装備名称を掲載します。

 

メーカー AEBSの名称
トヨタ プリクラッシュセーフティ
衝突回避支援システム
レクサス プリクラッシュセーフティ
ホンダ 衝突軽減ブレーキ
日産 インテリジェントエマージェンシーブレーキ
マツダ スマート・ブレーキ・サポート
スマート・ブレーキ・シティ・サポート
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
スバル プリクラッシュブレーキ
三菱 低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム
衝突被害軽減ブレーキシステム
ダイハツ 衝突回避支援ブレーキ機能
スズキ レーダーブレーキサポート
デュアルセンサーブレーキサポート
デュアルカメラブレーキサポート
後退時ブレーキサポート

 

 

----AEBSとは?!

「AEBS」は「Advanced Emergency Braking System」の略で、衝突被害軽減ブレーキを意味します。国土交通省によって定められた一定の性能規格をもつ自動ブレーキが「AEBS」と呼ばれています。


 

----AEBSの効果

AEBSの効果は以下の2つです。

・衝突事故が起こらないように予防・回避する
・衝突してしまった際の被害を軽くする

衝突の可能性を検知したら、AEBSは警告音を発してドライバーに知らせたり、自動ブレーキを作動させて衝突事故を起こさないように試みます。実際に、AEB搭載車は非搭載車と比べてクルマ同士の追突事故率が50%前後低いというデータもあります(出典:公益財団法人交通事故総合分析センター)。


衝突を避けられない場合も、自動ブレーキによってスピードが下がるため、被害が軽くなることが多いです。

 

 

 

 

 

AEBSが作動しない場合もあるので注意

 

 

AEBの事故率を下げる効果は高いですが、その技術を過信してはいけません。特に、以下のような環境ではAEBが作動しにくいので注意してください。

 

・作動条件の速度よりスピードが速い/遅い
・雪道など滑りやすい路面
・急な下り坂
・雨天
・夜道や周囲が暗い状況
・逆光による反射がある
・検出装置の前に物がある
・検出装置の前の窓が汚れている

 

 

 

 

 

サポカー(ASV)との違い

 

 

AEBSとよく混同される言葉としてASV(Advanced Safety Vehicle)があります。

 

 

----ASVとは?!

ASVは日本語で「先進安全自動車」といい、事故予防や被害軽減のための先進技術(安全装備)を取り入れたクルマを指します。メーカーのWebサイトなどでは「サポカー」という通称が使われています。


ASVに搭載される安全装置には、以下のようなものがあります。

 

・衝突被害軽減ブレーキ(AEB)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置
・車線逸脱警報装置(レーンキープアシスト)
・先進ライト(自動でのハイ/ロービーム切り替え)

 

 

つまり、AEBSは「事故予防や被害軽減のための安全装備の一つ」で、ASVは「AEBなどの安全装備を搭載したクルマ」という関係です。

 

 

 

 

 

自分のクルマがAEBS搭載車がどうか確認するには

 

 

自身のクルマのAEBS搭載状況を確認する最も確かな方法は、販売店に確認することです。


これからクルマの購入を検討している方は、メーカーのWebサイトを確認する方法もあります。最近は多くのメーカーが自社のサポカー一覧を公開しています。


なお、AEBSの搭載状況の確認では以下の点に気をつけてください。

 

・車種だけではAEBSの有無を特定できない(オプション装備の場合は特に注意)
・車検証にAEBSの有無や名称は記載されていない

 

 

 

 

 

AEBSの義務化はいつから?!

 

 

2019(令和元年)年6月末に日本の提案に基づき、乗用車などの衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)の国際基準が成立しました。


国際基準の発行を受け、国土交通省は日本の国内基準を策定し、乗用車へ衝突被害軽減ブレーキの装着を、2021年11月より段階的に義務付ける方針です。


衝突被害軽減ブレーキ搭載の義務付けは、2021年11月から発売される国産の新型車です。


既に販売済で、衝突被害軽減ブレーキが搭載されていないクルマについては、衝突被害軽減ブレーキを後からつけることはできません。


自動ブレーキという名で浸透している衝突被害軽減ブレーキは、各メーカーの性能に差異はありますが、基本的には

 

 

①前方の車両や歩行者を検知し、衝突のおそれがあると警報音や表示によってドライバーに警告
②ブレーキぺダルが踏まれるとブレーキ踏力をアシスト
③衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図る

 

 

というものです。

 

 

 

 

 

最後に

 

 

自動ブレーキ義務化の動きが広まることによって、これまでメーカーや車種ごとにばらつきがあったその性能には一定の動作基準が設けられ、今後その安全性がより高められることが見込まれます。


しかし、最先端の自動ブレーキ搭載車であっても、それは決して「絶対にぶつからないクルマ」ではありません。自動ブレーキはあくまでも危険回避の最終手段であるという認識でハンドルを握ることが第一です。


いずれすべてのクルマに自動ブレーキが搭載される日が来るのは間違いなさそうです。その時のためにも、自動ブレーキに対する正しい知識を身につけ、より安全なドライブを心がけましょう。

 

 

 

 

 

 

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