タイヤの処分はどうしたらいいの?!

2022/05/26 ブログ

 

 

不要となったタイヤの処分方法がわからず、不安や疑問を抱えている方も多いと思います。
タイヤとホイールの処分方法には売却と廃棄という選択肢がありますが、それぞれの依頼先や手順などがわからないという人は多いのではないでしょうか。
廃タイヤは適正処理困難物にあたるため、家庭ごみのように自治体の回収を頼ることができません。


今回のブログでは、タイヤの処分方法についてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

売却か廃棄か・・

 

 

タイヤとホイールを処分する際には売却をするか、廃棄をするかを決める必要があります。


廃棄をする場合は基本的に料金がかかるため、タイヤとホイールの状態が良い場合は、まずは売却を検討するのがおすすめです。

 
もちろん、タイヤとホイールの状態が悪いと判断されれば、買い取ってもらえる可能性は低くなります。売却か廃棄か判断するためには、売却が難しい状態を知っておくと良いでしょう。


売却が難しいタイヤとホイールの状態はそれぞれ以下の通りです。

 

売却が難しいタイヤの状態

・2万㎞以上走行した(タイヤの残りの溝が5㎜以下)
・スリップサインやプラットホームが出てしまっている
・大きな傷や割れなどがある
・製造年数が5年以上経過している
・激しい偏摩耗がある
・タイヤが変形していたりエアー漏れがある
 

売却が難しいホイールの状態

・スチールホイール(鉄ホイール)
・大きなヒビや歪みがある
・サビが目立つ
 

これらに当てはまる場合は、基本的には売却が難しいことが多いです。


場合によっては、上記の内容に当てはまっていたとしても売却できるケースも稀にありますが、引き取りまでに時間がかかる、買い手が見つかりにくいなど、デメリットも多くあります。


どうしても廃棄のためにお金をかけたくないという方は、売却にこだわって買い手を探してみるのも手ですが、時間や手間をあまりかけたくないのであれば、最初から廃棄を選んでしまうのがおすすめです。

 

 

 

 

 

タイヤは一般ごみでは出せない

 

 

タイヤは保管スペースを広く確保しなければならないため、不要となれば素早く手放したいものです。
なかには処分方法として、自治体が回収を行なっている「粗大ごみ」として捨てられるのではないか?と考えている方も多いのではないでしょうか。


しかし、廃タイヤは自治体に回収を依頼できません。
ゴムやワイヤーといった素材を組み合わせているタイヤは、自治体での廃棄処分が困難であるため、環境省が「適正処理困難物」に指定しているのです。


どのような方法を使っても、家庭ごみのように自治体へ回収依頼することは原則、不可能だといえます。
ただし、自治体によっては別料金で廃タイヤを回収しているケースもあるようです。


関東であれば、「栃木県・茨城県・埼玉県」の一部地域が該当しています。
自治体による回収であれば安心できる面が大きいので、事前に一度確認してみる価値はあるでしょう。

 

 

----処分したタイヤはどうなる?!

適正処理困難物として処分したタイヤは適切な処理が行なわれたのち、9割もの廃タイヤがリサイクルされ、別の姿となって私たちの生活を支えています。


実際にJATMA(日本自動車タイヤ協会)が発表した2019年のデータによると、リサイクルされた廃タイヤは94%にもおよび、埋め立てられた廃タイヤは1%に留まっているようです。


おもなリサイクル用途は「燃料」であり、廃タイヤの約6割を占めています。
タイヤから生まれる燃料は軽油や重油のように質が良く、国内の廃タイヤだけでは供給が追いつかないほどの需要があります。


さらに燃料としての役割を終えて残った灰は、コンクリートの材料や着色剤などにも活用されています。
このように廃タイヤは、適切に処分すれば最後まで惜しみなくリサイクルされるのです。

 

 

 

 

 

タイヤの処分方法とは

 

 

では、実際にタイヤをどのように処分したら良いのでしょうか。


自治体での回収が難しい場合は、タイヤとホイールを引き取ってくれる業者に依頼をする必要があります。

タイヤとホイール両方の引き取りサービスを行っている業者は主に以下の通りです。

 

・タイヤ専門店
・ガソリンスタンド
・不用品回収業者
・廃棄物専門処理業者
・リサイクル業者

 


タイヤとホイールの引き取り相場は、業者によって異なりますが、大体1本1000〜2000円、4本で4000〜6000円程度です。

 
業者によって引き取りサービスの内容が異なるため、何を重視するかによって、業者を選ぶようにしましょう。

 
タイヤ専門店やガソリンスタンドなどは、店舗数が多く持ち込みしやすい上に、廃棄料が低価格なのが特徴です。また、即日で引き取りをしてくれ、タイヤを購入することで割引が受けられる店舗もあります。


しかし、店舗によっては、タイヤとホイールが引き取り不可な場合もあるため、事前に対応可能か確認するようにしましょう。

 
不用品回収業者や廃棄物専門処理業者などの引き取り専門業者は、自宅まで引き取りをしにきてくれるのが特徴です。自宅まできてくれる分、引き取り費用が割高になりやすいですが、タイヤ以外の不用品がある場合などは、こちらを選ぶのがおすすめです。

 

 

 

 

 

タイヤ購入時に買取か処分してもらうのがベスト

 

 

タイヤとホイールを新しく買う予定があるなら、購入する前に処分予定のタイヤとホイールの売却先を見つけることがおすすめです。

 
フリマサイトに出品してみたり、買取業者に査定してもらうなどして先に買い手を探し、買い手が見つかった後に、新しいタイヤとホイールを購入すれば、処分予定のタイヤとホイールの市場価値を事前に把握することができ、「売却」か「廃棄」かの意思決定をスムーズに行うことができます。

 
もし、買い手が見つからなかった場合は、タイヤ専門店やガソリンスタンドなどでタイヤを購入した際に一緒に廃棄も依頼するのがおすすめです。

 
なぜなら、廃棄料が比較的安く手間がかからないためです。
タイヤとホイールは廃棄の方法が限られているため、一度自宅などで保管をしてしまうと、面倒になってしまい捨てるタイミングを失いやすいです。


また、タイヤは必ず保管場所が必要になります。特に4本分にもなると広いスペースが必要になり、中には貸し倉庫を借りなければならないという人もいるのではないでしょうか。


タイヤとホイールを保管する手間や負担を考えるのであれば、なるべく早い段階で廃棄をしてしまうのが賢明です。別途廃棄や着脱費用などがかかりますが、タイヤ交換から廃棄までを一括で終わらせることができるのは大変便利です。

 
ただし、タイヤ専門店などでも、店舗によってはタイヤとホイールの廃棄を行っていないこともあるため、事前に必ず確認をするようにしましょう。

 

 

 

 

 

最後に

 

 

タイヤの処分は、基本的には自治体での回収が行なわれていません。
一般的にはガソリンスタンドやタイヤ販売店など、タイヤに関するサービスを設けているお店に依頼するのがベストです。


タイヤの状態によっては高値で売却できる可能性もあるので、お金をかけて処分する前に一度確認してみるとよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

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