ハンドルロックってなに?! どう解除すればいいの?!

2022/05/31 ブログ

 

 

クルマのエンジンをかけようと、イグニッションキーを差し込んで回そうとしても、キーが回らず、エンジンがかからない。さらに、ハンドルも固まってびくともしない・・


クルマの運転に不慣れな人だと、故障したと思って、あせってしまうシチュエーションです。もう一度落ち着いてエンジンをかけようとキーを回しても回らない…。慌てた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?


これは「ハンドルロック」が機能した状態です。
ハンドルロックは犯罪防止のために備わっている機能ですが、誤操作によって意図せず作動してしまうことも珍しくありません。ハンドルロックとはどのような機能で、解除する方法はあるのでしょうか。


今回のブログでは、クルマのハンドルロックの仕組みについてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

ハンドルロックとは?!

 

 

ふつうクルマを動かすときはエンジンキーを回してエンジンが始動してから、ペダル、ハンドル操作へとうつります。


ですから、万一自動車窃盗犯がドアロックを突破して、キーが差し込まれていない状態で一定のハンドル操作を行おうとすると「エンジンをかけずにステアリングを回すという異常な行動」とクルマが判断し、ロックがかかるようになっています。
つまり、ハンドルロックの目的は、盗難を防ぐために、エンジンスタートをできなくすることなのです。


では、なぜ、本来意図していないのにハンドルロック状態になってしまうのでしょうか?それはクルマを止めるときの操作によることが大部分です。


ハンドルロック状態にしてしまう人は、おそらく、エンジンを止めてから、またはキーを抜いた状態で、前輪のステアリングが切れているのを直そうなどとハンドルを動かしていると思われます。意識していなかったかもしれませんが、そのとき、「ガチッ」という音がしたはずなのです。それが「ハンドルロック」がかかった音です。クルマの運転にまだ不慣れ、あるいは、ふだん運転しない人がレンタカーを借りるなどした場合、ハンドルロックの状態にしがちです。
また、家族がクルマに乗っている時に、キーがない状態で子供が誤ってハンドルを操作してしまうことでロックがかかってしまうこともあります。

 

 

 

 

 

ハンドルロックがついていないクルマも

 

 

ハンドルロック機能は、シフトレバーとトランスミッションが機械的につながっていることで作動します。そのため、シフトレバーがトランスミッションにつながっていないエレクトロシフトマチック車には、ハンドルロック機能の搭載はありません。


ただし、エレクトロシフトマチック車はキーがない状態ではクルマを動かすこと自体出来ないため、ハンドルロック機能はありませんが盗難防止効果があります。

 

 

----エレクトロシフトマチック車とは?!

エレクトロシフトマチック車は、シフトレバーの操作を行うと操作信号が送られて、電気的にシフトチェンジを行うシステムを搭載するクルマのことです。


主にハイブリッド車に設定されていて、レバー操作をして直接トランスミッションを変更するわけではないため、レバー操作に力を必要とせず軽い力でシフトチェンジが出来るようになっています。

 

 

 

 

 

ハンドルロックの解除方法

 

 

ハンドルロックがかかってハンドルを動かせなくなると、慌ててしまいます。


クルマの故障を疑ってしまう場合もあるでしょう。早急にメーカーへ電話しなければいけないと思うかもしれませんが、その必要はありません。ハンドルロックは、キーがあればすぐに解除できます。


 

①ハンドルを左右に揺さぶりながら同時にイグニッションキーを回すとロックが解除され、イグニッションキーが回り(ON、START位置まで進められる)、エンジンがかかります。

②このとき、ハンドルを少し揺さぶる動作と、イグニッションキーを回す動作を同時に行うのがコツです。
そうすれば固まっていたキーが回るようになるのでエンジンがかかるようになります。

 

 

----スマートキーの場合の解除方法

鍵を所持している状態で車両に近づいたり、ドアノブに触れたりするだけでクルマのドアを解錠出来るスマートエントリーシステムを搭載しているクルマにはプッシュスタート機能も搭載されています。プッシュスタート機能は、スマートキーを所持している状態でエンジンスタートボタンを押すとエンジンをかけることが出来ます。では、スマートキー仕様車でキーシリンダーがないクルマのハンドルロックがかかった時は、どのようにハンドルロックを解除するのでしょうか。


実は、スマートキー仕様のクルマのハンドルロック解除方法も、キーシリンダーがあるクルマと大きく変わりません。スマートキーを所持している状態でハンドルを左右に動かしながら、エンジンスタートボタンを押しましょう。ハンドルロックが解除されていなければ、エンジンスタートボタンのインジケーターが点滅しますので、ハンドルロックがかかっているかどうかの確認も出来ます。

 

 

 

 

 

エンジンがかからない原因はほかにも

 

 

エンジンがかからない原因は、ハンドルロック機能だけではありません。
別のトラブルが起きていることも考えられます。エンジンがかからない原因として考えられるものを見てみましょう。

 

 

----バッテリー上がり

クルマはバッテリー上がりを起こすと、エンジンがかからなくなります。バッテリー上がりとは、クルマのオルタネーターが発電する量に対して、電装品などで使用する電気負荷が上回る状態が続くと、電圧不足により起こってしまうトラブルです。走行距離が短い運転を繰り返すなど、発電量は少ないのにオーディオやドライブレコーダー、カーエアコンなどの電装品で電気を使いすぎてしまうと、バッテリーが上がってしまいます。

 

バッテリーが上がってしまうとクルマの電気系統はすべて使用できません。キーが回ってもエンジンが動かない、ドアロックが作動しない、ライトが点かないといった現象が起こります。そのため、エンジンがかからない時、ライトが点くかどうかでハンドルロックになっているかどうか判断出来ます。ライトが点くのにキーが回らず、ハンドルが動かなければハンドルロックということになります。
ライトが点かずバッテリー上がりであると判断できる場合は、ブースターを使ったり、他のクルマのバッテリーからブースターケーブルを繋いだりしてエンジンを動かしましょう。

 

----リモコンの電池切れ

スマートキーシステム搭載のキーレス車に乗っている方であれば、エンジン始動できない時はリモコンの電池切れを疑ってみましょう。リモコンの電池が切れているとスタートボタンを押しても反応せず、ドアロックも正常に作動しません。エンジンもかからないのでハンドルロックと間違いやすいですが、ハンドルロックと異なりドアの解錠も電池切れの場合できないため注意が必要です。


リモコンの電池切れの場合は、リモコンに格納されている予備のキーを使用します。予備のキーを使ってドアを解錠し、エンジンスタートボタンを押すことでエンジンがかかります。ハンドルを左右に動かさなくてもボタンを押すだけでエンジンがかかるのであれば、ハンドルロックではなくリモコンの電池切れであると判断できるでしょう。

 

----故障トラブルの可能性も

エンジンがかからない原因が、ハンドルロックなどのトラブルでない可能性もあります。場合によってはクルマのどこかが故障していることも考えられます。メーター内のランプやナビなど電気系統が点いているのにエンジンが回らない場合は、スターターが劣化・故障している危険性があります。


スターターは、エンジンを始動させるための火付け役を果たすものです。スターターがエンジンを回すことでエンジンが動き出すため、スターターが故障しているとエンジンが回らず、クルマを動かすことができません。


ほかに故障している可能性があるパーツとして、燃料ポンプが挙げられます。燃料ポンプはエンジンにガソリンを送る役割を果たしているため、燃料ポンプが故障するとエンジンはかかりません。エンジンがかかる気配が全くしないのであれば、燃料ポンプが故障している可能性が高いといえます。ハンドルロックなど解決方法が明確なものではなく、クルマの故障が原因でエンジンがかからないと考えられる場合は、早めに修理を依頼しましょう。

 

 

 

 

 

様々な手口の自動車窃盗

 

 

2017年の自動車盗難台数(認知件数=届け出などで警察が犯罪を知った件数)は10,213台でした。盗難台数は年々減少しており、2008年の27,668台に比べ、三分の一強まで減っています。正しいイグニッションキーを使わなければエンジンが始動しないイモビライザーなど、自動車の防犯対策が進んだことが盗難件数減少の要因だと考えられますが、窃盗する側の手口の巧妙化もまた進んでいます。


イモビライザーはキーの電子チップに設定されたIDコードと、車両の電子制御装置のコードが一致しないとエンジンが始動しない装置ですが、「イモビカッター」と呼ばれる装置によって照合コードが分析されて解除される事例が増えています。


また、盗難の目的も国外に輸出するという動機が主流を占めているため、海外で人気の高い特定の車種が狙われ、窃盗の手口が高度化されています。そのため、一度盗まれてしまったら、オーナーがクルマを取り戻すことは非常に難しくなっています。ハンドルロックやイモビライザーなどの防犯対策では不十分になっているのです。

 

 

 

 

 

防犯用品「ハンドルロック」

 

 

ハンドルロックというとクルマにもともと標準搭載されている防犯機能です。しかし、実はハンドルロックという市販の防犯アイテムも、カー用品店や自動車製造メーカーから販売されています。


こちらでは機能ではなく、市販されている防犯カー用品の「ハンドルロック」について解説します。


防犯用品のハンドルロックは、写真のような棒状、または大きなクリップ状の道具で、ハンドルに噛ませ、大きな洗濯ばさみのような形状のクランプで留めることでハンドルを固定し、さらにロックすることで、ハード的に盗難を防ごうというものです。


窃盗者にとっては、ドアロックやイモビライザーを解除したうえにこのハンドルロックを破壊しなければならないので防犯効果は高く、また、これらは外からロックされていることが見えることで「このクルマを盗もう」という動機をくじく狙いもあります。ですから、これらの製品はわざと人の目につくように、イエローや赤、オレンジに塗られているものが多いです。


最近はトラックなどの大型車の被害も多いので、ハンドルだけでなくペダルを固定できるタイプも販売されています。カー用品店で入手できますので、検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

最後に

 

 

ハンドルロックがかかってしまうと、突然の事態に焦ってしまいます。


すぐにメーカーに連絡をしたり、修理を依頼したりしなければならないのではないかと考えてしまいがちです。しかし、解除方法を知っておけば恐れることはありません。方法がわかれば簡単に解除できるので、万が一ハンドルロックがかかってしまったときは落ち着いて対処しましょう。

 

 

 

 

 

 

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