知っていますか?! シフトロック解除ボタンの使い方
クルマを運転しているとき、いつも目にしているのだけど、使ったことのない機能ってありませんか?
オートマチック車(AT)に必ずついているシフトロックの解除ボタンにはどんな役割があり、いつどんな時に使うのか、知らない人も多いかもしれません。
今回のブログでは、この「シフトロック解除ボタン」についてご紹介していきます。
シフトロックとは?!
以前のAT車には、シフトロックというのはほとんど見かけませんでした。
では、なぜシフトロックがつけられたのでしょうか。
それは、安全性を確保する為です。
シフトロックがあることによって、P(パーキング)やN(ニュートラル)にギアが入っていないと、エンジンをかけることができません。
更には、Pにギアが入っていないと鍵を抜くこともできないので、勝手にギアポジションが動いてしまうといった誤作動を防ぐことができます。
シフトロック解除ボタンの役割とは
実はこのボタン、通常使うことはありません。
オートマチック車では、急発進など誤操作を防止するために、エンジンをかけ、フットブレーキを踏んでいないと、シフトレバーを「P(パーキング)」の位置から動かすことができないよう、シフトがロックされています。
ところが、バッテリーが上がってしまったり、故障などでエンジンがかからなくなってしまった時に、クルマを移動させたい場合、シフトレバーを「P(パーキング)」から「N(ニュートラル)」の位置に動かす必要があります。
その際にシフトロックを解除するボタンです。その使い方はクルマの取扱説明書(取説)に記載されています。
シフトロック解除ボタンはどこにある?!
シフトロック解除ボタンは、レバーの脇にあることが多いです。
クルマの種類によって、設置されている場所が異なっていますが、多くの場合はレバーの近くにあります。
位置に関しての正確な情報は、クルマの取扱説明書を事前に読み、確認しておくようにしましょう。
どのように使うの?!
まず、はじめにパーキングブレーキをかけた状態で、エンジンスイッチを「ACC」にします。次にブレーキを踏んだまま、シフトレバー横にある「シフトロック解除ボタン」を押し、シフトレバーを「N」の位置に動かします。シフトレバーは解除ボタンを押した状態でしか動かすことができませんのでご注意ください。
これで、エンジンがかからなくなった緊急時でもクルマを移動することができるようになります。
シフトロックを解除する方法はメーカーや車種によって異なりますので、一度コンソールボックスの中の取説で確認してみてください。緊急時に役立つと思います。
最後に
シフトロック解除の仕組みと利用シーンを知っておくことで、万が一のことがあった時に役立ちます。
ただ、しっかりと利用方法を身に付けないと危険性が高まってしまう恐れがありますので、シフトロック解除ボタンを使用する際は、注意をしながら使うようにしましょう。
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