タイヤの偏摩耗 その原因と対策とは

2022/07/16 ブログ

 

 

タイヤはクルマが走れば減る、消耗品の1つです。


クルマが走れば走るほど、地面と接触しているタイヤは、徐々に摩耗し、減っていきます。クルマの速度を上げたり、急ブレーキなどのブレーキ頻度が多くなれば、タイヤの摩耗スピードも速くなります。


タイヤは日々摩耗していますが、クルマの使い方や、メンテナンスを怠るとタイヤが偏摩耗することがあります。


偏摩耗は、クルマの走行に危険なだけでなく、タイヤの寿命も短くなるので、できるだけ早く、改善が必要です。


今回のブログでは、偏摩耗がどのような現象で、どう予防すればいいのかについてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

タイヤの偏摩耗とは?!

 


ご自身が運転されるクルマのタイヤを自分でチェックした経験はありますか?


タイヤには溝が掘られており、トレッドと呼ばれる山型の部分が存在します。普通にクルマの運転をしている状態ではトレッドは均一に摩耗し減っていくのですが、偏摩耗とはトレッドが偏った減り方をしてしまう現象のことを言います。


一部分に著しい摩耗が生じてしまうことで、タイヤの寿命が縮み、場合によっては運転中に偏摩耗が進行した部分が破裂し、大きな事故を引き起こす恐れもあります。その他にも、走行中に異常な振動が発生してしまったり、燃費も悪くなったりすることもありますので、注意が必要です。

 

 

 

 

 

中心部摩耗(センター摩耗)

 


タイヤのトレッド部(路面との接地面)の中心部が、早く摩耗している状態。

 

 

----原因

空気圧が高過ぎることで、中心部摩耗は、起きやすくなります。タイヤに空気を入れすぎると、タイヤの中心部が膨らんだ状態になり、中心部だけが路面に接しやすくなり、摩耗が進んでしまいます。


空気圧を規定値にすることで、改善されます。

 

 

 

 

 

両肩部摩耗

 


タイヤのトレッド部(路面との接地面)の中心部に比べ、両端部の摩耗が進む状態。

 

 

----原因

タイヤの空気圧不足や過積載などが考えられます。
タイヤの空気圧が不足していると、タイヤがつぶれた状態になり、中心部が路面と接しにくくなることで、両端部にばかり負荷がかかります。過積載でもタイヤがつぶれ、同じような状態になります。


空気圧を規定値にすることや過積載しないようにすることで、改善されます。

 

 

 

 

 

片べり摩耗(外側、内側摩耗)

 


タイヤのトレッド部(路面との接地面)の片側だけ、摩耗が進んでいる状態。

 

 

----原因

クルマの足回りの整備不良もしくは、アライメント不良が考えられます。
ローダウンを行った場合や事故等により足回りを修理した場合などにも、アライメント不良が起こることもあります。


具体的には、キャンバー角不良やトーイン・トーアウト不良により方べり摩耗が起きます。

 

 

 

 

 

トーイン・トーアウト摩耗(羽状摩耗)

 


タイヤの内側に向けて、もしくは外側に向けて、羽根状に摩耗している状態。


・内側に向けて、羽根状に摩耗している状態をトーイン摩耗と言います。

・外側に向けて、羽根状に摩耗している状態をトーアウト摩耗と言います。

 

 

----原因

足回りのアライメント不良やトーイン調整不良が考えられます。
タイロッドなどのトーイン調整するパーツの損傷なども考えられます。


整備工場などで、修理、アライメント調整などを行うことで改善されます。

 

 

 

 

 

皿状摩耗(スポット摩耗)

 


タイヤのトレッド部(路面との接地面)に数か所、局部的(皿状)に摩耗している状態。


走行中に一定周期で、タイヤから振動や異音が起こることもあります。

 

 

----原因

ホイールバランス不良、ベアリング不良、ブレーキ・ドラムの偏心、急ハンドルや急ブレーキ等の操作をした場合などに起こります。
スピードが出ている状態から、急ブレーキをかけてタイヤがロックし数メートル進んむことで起こることもあります。


急ブレーキなどの操作による原因が考えられない場合は、整備工場で点検してもらう必要があります。

 

 

 

 

 

ヒール&トゥー摩耗(のこぎり歯摩耗)

 


タイヤの円周方向に、のこぎりの歯に似た摩耗が生じている状態。
ブロックパターンタイヤ、乗り心地を重視したタイヤやスタッドレスタイヤなどのブロック形状のタイヤによく見られる現象です。

 

 

----原因

フロントタイヤに起こりやすい現象で、タイヤローテーションしないで使用し続けることや空気圧不足でも起こります。その他のも、ホイールバランス不良やアライメント不良で起こることもあります。
タイヤの回転方向が決まっているタイヤは、のこぎり歯摩耗が起きやすく、改善しにくいので注意が必要です。


タイヤのローテーションを定期的に行い、空気圧も定期的に調整することで改善されます。

 

 

 

 

 

偏摩耗が起こらないためには・・

 


偏摩耗を起こさないためには、空気圧が適性かどうか定期的にチェックすることが大切です。不足していれば補充し、過剰であれば減圧し、全てのタイヤで運転するのに過不足ない空気圧を保つようにしましょう。


またタイヤのローテーションも重要です。タイヤを前後左右で交換し位置を変えることで、すり減り具合が平均化され、極端な摩耗を防ぐことができます。


稀にクルマのシャーシ自体が歪み、足回りに負担をかけていることが原因で偏摩耗が起こっている場合もあります。整備工場などプロの専門家に、部品に歪みはないか、歪みの原因になりそうなものはないか相談してみましょう。


偏摩耗は重大事故に繋がる恐れがあるばかりか、日常的な運転にも影響を与えてしまします。日々のメンテナンスを怠らず、気になることがあればすぐにクルマを見てもらって安全安心なカーライフを送りましょう。

 

 

 

 

 

最後に

 


偏摩耗の原因がタイヤ自体の品質不良ということもゼロではありませんが、その可能性はとても低いかと思います。

多くの場合、偏摩耗は空気圧の適正な管理と、定期的なローテーションでかなり防ぐことができます。


タイヤの空気は、1カ月で約5~10%も自然に低下してしまいますので、月イチのエアチェックは欠かさずに行い、ローテーションは5000kmごとにやるのがベストですね!

 

 

 

 

 

 

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