パワーステアリング その仕組みを理解していますか?!

2022/07/24 ブログ

 

 

パワーステアリング、通称パワステ。


パワステとはハンドルの回転を補助する機構で、これにより女性や停車中でも、軽い力でハンドルを回すことができます。また「キックバック現象」と呼ばれる、タイヤから運転手に伝わる衝撃を軽減するという役割もあり、パワステは現代のクルマには無くてはならない物になっています。


しかし、名前こそ知っているものの、ちゃんと説明しようとすると出来ない方が多いかもしれません。


今回のブログでは、パワーステアリングの意味や仕組み、そして故障した際の修理方法についてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

パワステとは?!

 


パワステは、運転手の操舵を補助する機構です。


今でこそ当たり前のように導入されているものですが、30~40年程前のクルマにはこの機構が無いタイプが多く、ステアリングは車軸と直結しており、その為ステアリングは重く、回すのにも力が必要でした。


ステアリングを軽々と回せるのはパワステのおかげといっても過言ではないでしょう。

 

 

 

 

 

パワステの構造

 


パワステには、以下の二種類があります。

油圧式:エンジンによって作動する
電動式:電気モーターによって作動する

それぞれの特徴を解説していきます。

 

 

----油圧式パワーステアリング

油圧式は、エンジンの出力でポンプを作動し、そこから取りだした油圧によって作動します。自然で滑らかな操舵感覚が特徴となっています。


この方式はエンジンの出力を利用しているということもあり、走行中はエネルギーを無駄に消費し、エンジン停止中は動かすこともできません。


そのため、近年ではより効率の良い電動式に取って代わられています。

 

 

----電動式パワーステアリング

電動式パワーステアリングとは、その名の通り電気モーターの力で作動するパワステです。現在のクルマでは、この電動式パワステが主流となっています。油圧式と違ってエンジンの出力を直接利用している訳ではないため燃費の点で有利ですが、操舵感覚の自然さでは油圧式が勝ります。


近年では電気モーターの力で油圧を操作する「電動油圧式パワーステアリング」と呼ばれる物も登場しており、操舵感覚も向上しています。

 

 

 

 

 

パワステの故障かも?!

 


パワステの故障といえば、幾つかのパターンが存在します。今回は異音をはじめとするそれぞれの症状の対処法・修理方法について紹介します。

 

 

----油圧式パワステの異音

油圧式の場合、経年劣化によるオイル漏れが原因の事が多いです。クルマの下にオイル漏れはないか、あるいはボンネットを開け、エンジン内の「POWER STEERING」と表示されたリザーバタンクを確認して、オイルの残量を確認しましょう。


この残量は、エンジン始動前か始動後で変わるので、始動前はオイルがCOLD MAXとCOLD MINの間にあるか、エンジンを始動後の場合はHOT MAXとHOT MINの間にあるかを確認しましょう。


オイル漏れの可能性が高い場合、早急にオイルを補充しましょう。また、異音の種類によってはステアリングジョイント、ベルトの故障の可能性が有るので、修理に頼むのが妥当でしょう。

 

 

----電動式パワステの異音

電動式の場合、油圧式よりも異音に悩まされるケースは少ないのですが、異音がする場合はベルトの故障が原因である事が多いです。この場合も修理に頼みましょう。

 

 

----油圧式パワステが重い

ポンプ、ゴムホース、シャフトやステアリングコラムの劣化が考えられます。

 

 

----電動式パワステが重い

パワステギアボックス、パワステコントローラ(ECU)、センサー、モーターや減速機の故障が考えられます。どちらも素人では手に負えない部分なので、この症状が見られる場合は修理に頼みましょう。


また、故障ではないのですが、電動式の場合、据え切り(止まったままハンドルを切ること)を繰り返してしまうと、モーターの温度が上がり一時的にハンドルが重くなるケースが有り、故障したと思ってしまうかもしれません。この場合はしばらくの間、クルマを動かさないようにしましょう。すると、モーターの温度が下がり、ハンドルが軽くなるはずです。

 

 


<油圧式パワステ>

症状 原因
「ウォーン」「ウィーン」等の異音 パワステオイル不足
ハンドルが「ガクガク」「カクカク」と動く ステアリングジョイントの故障等
「キーキー」「キュルキュル」等の異音 ベルトの故障等
ハンドルが元の位置に戻らない サスペンションの故障等
ハンドルが重い ポンプ・ホース・シャフト等の劣化


<電動式パワステ>

症状 原因
ハンドルが重い ECU・ギアボックス・センサー等の故障
ハンドルが「ガクガク」「カクカク」と動く ステアリングジョイント等の故障
「キーキー」「キュルキュル」等の異音 ベルト等の故障
ハンドルが元の位置に戻らない サスペンション等の故障

 

 

 

 

 

最後に

 


パワステは最早当たり前になってしまったシステムですが、いざ故障してしまうとその価値や有難味に改めて気付かされてしまう事も。


大まかな構造や修理法を知る事で、そういった時でも冷静に対処出来るようにしましょう。


また、スムーズなハンドル操作は、安全運転にもつながります。ですから、少しでもパワステに異常を感じたら、速やかに適切な対処を行いましょう。

 

 

 

 

 

 

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