プロテクションフィルムとは?! 効果やメリットを解説

2022/08/26 ブログ

 

 

近年、スマホの保護フィルムが普及され誰しもが知っているフィルムとなりました。
このフィルムはスマホを落とした際に衝撃を吸収し画面の損傷リスクを軽減させる効果があります。


この特殊保護フィルムはクルマ用にも開発され、それがプロテクションフィルムと言います。


気が付かないうちにドア付近に細かな傷がついていたことや、ボンネットに飛び石や猫のひっかき傷がついていたという経験はないでしょうか。
これらの傷からクルマを守るために施工するのが、プロテクションフィルムです。


今回のブログでは、クルマのプロテクションフィルムの概要やその効果、施工後の注意点などについてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

プロテクションフィルムとは?!

 


プロテクションフィルムとはクルマの塗装面やガラス面を保護するために開発された特殊保護フィルムです。プロテクションフィルムはカーコーティングよりも保護性能が高く、飛び石やスクラッチ傷などの劣化から塗装面を強固に保護します。


一般的なカーコーティングの被膜の厚さは約0.3μ(ミクロン)とされていますが、プロテクションフィルムは約150μ~200μの厚みとなります。そのため飛び石などの外的要因から塗装面を強固に守ることができるのです。


また、プロテクションフィルムは剥がすことが出来るので、飛び石や擦り傷でプロテクションフィルムが痛んだら剥がして張り替えることが可能となります。これにより売却時に査定額が上がる傾向があり、クルマという資産の価値を守る役割を果たします。

 

 

----生活傷対策

クルマを日常使用するうえで、避けることのできない傷があります。


特に、ドアカップやドアノブは、指輪や爪などが当たって傷がつきやすい箇所です。
あらかじめプロテクションフィルムを貼っておけば、乗り降りの際に生じる細かな傷を防ぐことができます。

 

 

----飛び石対策

フロントバンパーやヘッドライト、フォグランプなどは飛び石の被害を受けやすい箇所です。
これらの箇所にもプロテクションフィルムの施工は効果的です。

 

 

----その他の傷対策

重たい荷物やベビーカーなどをトランクに入れる機会が多い方は、リアバンパーに傷がつきやすくなります。


その他、ボンネットにつきやすい猫のひっかき傷など、クルマの使用状況や保管環境に合わせて必要な箇所にプロテクションフィルムを貼ることで、これらの傷を防ぐことができます。

 

 

 

 

 

プロテクションフィルムの種類

 


プロテクションフィルムは2種類存在します。


クルマの窓ガラスに貼るプロテクションフィルム(クリアプレックス)と車の塗装面に貼るプロテクションフィルムです。また、クルマのボディを守るプロテクションフィルムの商品も多くの種類が存在します。


XPELプロテクションフィルム,ZELプロテクションフィルム,3Mプロテクションフィルム,STEKプロテクションフィルムなどなど、これらのフィルムはフィルム層の構造やコーティング加工の有無などで効果効能や持続性が異なるので、しっかりと調べてから施工するようにしましょう。

 

 

 

 

 

ヘッドライトへのプロテクションフィルム

 


ヘッドライトは、経年劣化により黄ばみや白濁が生じやすい箇所です。


ヘッドライトにプロテクションフィルムを貼ることによって、さまざまな効果が期待できます。

 

 

----ヘッドライトの黄ばみ、劣化防御

ヘッドライトの黄ばみの最大の原因は、紫外線だといわれています。


プロテクションフィルムには紫外線をカットする効果があるため、ヘッドライトにプロテクションフィルムを貼ることによってヘッドライトの黄ばみを抑制することができます。

 

 

----飛び石によるダメージ防御

ヘッドライトは、飛び石によって傷がつきやすい箇所でもあります。


プロテクションフィルムの衝撃緩和性能により、ヘッドライトに傷がつくことを防ぐことができます。


----水垢などの汚れを防御し輝きを持続

プロテクションフィルムの表面は、撥水機能や防汚機能を持つ加工がされているため、水垢や走行時に付着する汚れも付きにくく、本来の輝きを持続することができます。

 

 

----車検での対応について

プロテクションフィルムは、無色透明であるため、車検の際に光量不足となることはありません。
そのため、車検も問題なく通すことができます。


ただし、プロテクションフィルム施工後のクルマの使用状況や、メンテナンスの状況によっては、剥がれなどが生じて車検時にフィルムを剥がす必要が出てくることもあります。

 

 

 

 

 

プロテクションフィルムの寿命は?!

 


プロテクションフィルムの寿命は約半年~3年となります。


上記の寿命は平均となるため一概には言えませんが、大体の寿命は半年~3年です。ガレージ駐車など紫外線に当たらない環境で保管している車両はフィルムの劣化が起こりづらいため5年ほど持つ場合もあります。


プロテクションフィルムが劣化してしまう要因は紫外線による黄ばみやフィルムが固くなってしまう点です。また、プロテクションフィルムのメーカーによってこの対候性の高い、低いがありますので注意が必要です。安いフィルムメーカーは対候性が乏しく青空駐車で保管していると半年ほどで黄ばんでしまうこともあります。


現在、販売されているプロテクションフィルムメーカーで最も対候性に優れた製品はXPELプロテクションフィルムという製品です。このXPELフィルムは対候性に優れるため青空駐車で保管している車両でも3年ほど美観を保ち効果を維持させることが可能となります。更にプロテクションフィルムにコーティング性能を兼ね備えた製品はZEL®プロテクションフィルムとなります。※取扱いによって若干異なります。

 

 

 

 

 

プロテクションフィルムのメリット・デメリット

 

 

《プロテクションフィルムのメリット》

・愛車を生活傷や飛び石などの傷から守ることができる。
・劣化しても、何度も貼りなおすことができる。
・紫外線による塗装面の経年劣化を防ぐことができる。
・鳥の糞や虫の死骸などによるダメージからも車体を保護することができる。

《プロテクションフィルムのデメリット》

・施工費用がかかる。
・すべての飛来物からの防御は不可能であり、大きな飛来物の衝撃は緩和することができない。
・永久的なものではなく、数年で劣化する。
・洗車機の使用は控えたほうが賢明。

 

 

----プロテクションフィルム施工後の注意点

プロテクションフィルム施工後の洗車は、フィルムの剥がれを防止するために洗車機ではなく、手洗いで行うことが推奨されています。


また、高圧洗浄機やスチーム洗浄機の使用も剥がれの原因となるため、注意が必要です。
プロテクションフィルムの寿命は、クルマの保管場所によっても変わってきます。


ガレージなどの紫外線が当たらない場所での保管に比べ、野外での保管の場合は劣化が進みやすくなります。

 

 

 

 

 

最後に

 


プロテクションフィルムは車の塗装面やガラスを飛び石などの飛来物から守り損傷リスクを軽減させる効果があります。


また、ヘッドライトにプロテクションフィルムを貼ると、ヘッドライトの黄ばみを抑制し、輝きを持続させることができます。
しかし、プロテクションフィルムの施工にはメリットだけでなく、デメリットもあります。


プロテクションフィルムを施工する前に、デメリットや施行後の注意点もしっかり確認しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

新車、中古車、販売、買取のレイズ

 

埼玉県加須市柏戸2057

営業時間 9:00~18:00

定休日 水曜・日曜・祝日

お問い合わせは

0280-61-2515まで

Mail:info@t-reiz.com

LINE:@ooh5998