暖機運転とは 必要なの?!どうやるの?!

2022/09/19 ブログ

 

 

寒冷地へ行くと、エンジンをかけた状態でクルマを停めている人を見かけることがあります。


クルマに乗り込みエンジンをかけてから何をすべきか、オーナーの間でたびたび話題となるのが暖機運転です。


今回のブログでは、暖機運転の目的やメリット、必要性などをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

暖機運転とは?!

 


暖機運転とは、機械を動かしはじめたときに、負荷の低い運転をすることです。


「アイドリング」ともいい、エンジンがかかっておりいつでも走り出せる状態で、なおかつ待機した状態にあることです。


人でいうところの準備体操のようなもので、クルマを動かし始めるときに、クルマ全体をじっくりとやさしく暖める行為のことをいいます。

 

 

 

 

 

暖機運転の目的

 


これはどんなクルマにも共通することですが、クルマは暖まっていたほうが調子がいいとされています。


エンジンや駆動系などといった機械部品は、暖まった状態で本来の性能を発揮できるよう設計されており、冷えている状態では多少無理をさせていることとなります。暖めることによって変化する要素は次のようなものがあります。

 

・各パーツが適切な状態に整う
・オイルが柔らかくなり各部へ行き渡る

 

 

----各パーツが適切な状態に整う

クルマのパーツのほとんどは金属でできていて、金属は熱で膨張する性質があります。


ガソリンを燃やすエンジンやギヤを噛み合わせて駆動力に変換するトランスミッションなど、熱が発生するパーツは熱膨張後の大きさを基準に設計されているため、暖機を行って各パーツに熱を入れることで、本来の性能を発揮できる状態に整っていきます。

 

 

----オイルが柔らかくなり各部へ行き渡る

サラダ油をひいたフライパンを温めると硬かったサラダ油が徐々に柔らかくなっていくように、オイルには低温での流動性が低く、高温での流動性が高くなるという特性があります。


エンジンやトランスミッション、デフなどにはスムーズに動くよう潤滑を目的としてオイルが注入されていますが、これを細部のすみずみまで行き渡らせるにはオイルを柔らかくする必要があります。暖機によってオイルが柔らかくなると、オイルが各部へ十分に行き渡りスムーズな動きが可能となるのです。

 

 

 

 

 

暖機運転の必要性

 


かつての時代は、クルマを走らせる前に暖機運転を行っていました。しかし、最近は暖機運転を行わなくても、ガソリン車のエンジンに影響を与えることはありません。
ですが、エンジンの始動直後にアクセル全開にしてもOKということではありません。


気になるのは、寒冷地でガソリン車を走らせる場合や、ハイブリッド車の場合です。それぞれ、どのような影響があるのかをご説明します。

 

 

----寒冷地の場合

気温0℃以上であれば、暖機運転はあまり必要ありません。
走りながら車体を温めるウォームアップ走行で大丈夫です。


5分間暖機運転を行うと、160ccの燃料を失います。
なかには「寒いから」と言って、暖機運転をしながらエアコンをかける人もいます。ところがエアコンをつけたまま暖気運転を行うと、燃料の消費はいっそう大きくなります。


ウォームアップ走行であれば、燃費と時間の節約もできます。


気温0℃以下であれば、まずはエンジン内部に燃料を行き渡らせることが必要です。
そしてエンジンをかけて数十秒経ってから、発進しましょう。

 

 

----ハイブリッド車の場合

ガソリンで動くエンジンと、電気で動くモーターの両方を搭載した車を、ハイブリッド車といいます。


ハイブリッド車をエンジンで走らせる場合、たとえガソリンが冷えていても、始動や停止を自動的に行うことで最適な温度にします。そのため、暖機運転は必要がありません。

 

 

 

 

 

暖機運転の方法

 


昔の暖機運転と比較すると、現代で主流とされている暖機運転の方法は少々異なっています。


ドライバーによって思い浮かべる暖機方法が異なる可能性があるので、ここで一旦整理をしておきましょう。

 

 

----停車状態での暖機運転

昔から行われている方法で、多くのドライバーが想像または実施しているのがこの停止状態での暖機運転かと思います。


駐車場で停車したまま数分間エンジンをかけておくというものですが、この暖機のやり方では駆動系を暖められないことから、近年では下記の走行暖機が主流となっています。

 

 

----走行暖機

近年主流となっている暖機方法が走行状態での暖機運転です。


走行暖機と呼ばれており、エンジンを始動して少ししたらゆっくりと走り始め、エンジンと駆動系を同時に動かしながら暖めていくというものです。

 

 

 

 

 

古いクルマの暖機運転

 


旧車と呼ばれる1980年代あたりまでのクルマでは過剰ではないかと思うほど入念に暖機を行っていることがありますが、これには主に当時の燃料装置の仕組みが関係しています。


ガソリンがもっともよく燃えるのは気体の状態ですが、エンジンが冷えているときはガソリンが気化しづらいため火がつきにくくなっているのです。


現代のクルマはエンジンの冷却水温などの各情報をセンサーによって収集し、それを元にコンピューターが導き出したもっとも適切とされる量のガソリンを霧状に噴射するインジェクションと呼ばれる仕組みを採用しています。このシステムでは毎度異なるコンディションでも問題なく火をつけ爆発させることが可能となるのです。


しかし〜1980年代に主流だったキャブレターと呼ばれる機械仕掛けの燃料装置は、アクセルの踏み具合に応じて決められた一定量のガソリンを、ほぼ水滴のままエンジンへ流すことしかできず、なかば当てずっぽうなやり方のためそもそも火が付きにくく、暖まっていない状態でアクセルを踏み足すとガソリンと空気のバランスが崩れてエンストしてしまうこともしばしばでした。


旧車は水滴状のガソリンが気化しやすいようにエンジンをしっかりと暖めないと、そもそも走り出せないのです。

 

 

 

 

 

暖機運転の際の注意点

 


換気の悪い場所や狭い場所では、特に暖機運転を行わないように注意しましょう。
排ガスによる一酸化中毒に繋がる場合があります。


特に以下の場合は、注意が必要です。

 


①積雪があった場所に駐停車する場合
②降雪時に、クルマを停めている場合
③狭小の車庫や屋内など、換気が難しい場所に駐車した場合
④仮眠をはじめ、長時間車内にいる状態で駐車した場合
⑤排気管が摩耗し、腐食しているおそれがある場合
⑥他車の排気口が近くにある場合

 


車内に排ガスを感じたら、即座に窓を開けて換気を行いましょう。

 

 

 

 

 

最後に

 


最近のクルマであれば、暖機運転はあまり必要がありません。
むしろウォームアップ走行でクルマ全体に燃料を行きわたらせることで、クルマの状態も安定し、環境にやさしい運転ができます。


極寒の場所へ行き、暖機運転が必要な場合があれば、まずは換気がじゅうぶんにできる場所であるかを確認しましょう。

 

 

 

 

 

 

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