事故の多い夜間の運転 気をつけるべきポイント

2022/10/11 ブログ

 

 

夜間の運転は昼間よりも危険性が高くなります。日中とは異なる状況に対応するために、しっかりと「夜間向けの運転」を心がけましょう。


今回のブログでは、夜間を安全に運転するために知っておきたいポイントをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

夜間の運転における注意点とは

 


夜は昼よりも暗い……当たり前ですが、このことが運転では大きな違いとして現れます。明るい日中であれば広い視界が確保できますが、夜間はヘッドライトと街灯の明かりが頼りになるため視界は狭まります。


また、夜間の暗がりの中では周囲の景色がゆっくりと後方に流れていくように見えます。さらに夜は交通量も少なくなるのも日中との違いです。

 

 

 

 

 

夜間に事故が起こりやすい理由

 


日中とは違い、夜間の運転は事故のリスクが高くなります。


夜間走行で事故が多い理由は、以下のとおりです。

 

 

----危険を見落としやすい

周囲が暗い夜間は、歩行者や障害物を見落としたり、発見が遅くなったりしやすいです。衝突する寸前で気付き、ブレーキを踏んでも間に合わずに事故を起こすことがあります。

 

 

----スピードが遅く感じる

夜間は、日中よりも交通量が減るうえに走行時のスピードを遅く感じることで、思ったよりスピードが出ます。スピードが速いほど事故の衝撃が大きくなり、死亡事故につながりやすくなります。また周囲が暗いと歩行者を見つけにくく、飛び出しなどに反応しにくくなるので注意が必要です。

 

 

----注意力が散漫になる

仕事帰りや深夜に運転すると、疲れや眠気からドライバーの注意力が散漫になります。注意力が散漫になる漫然運転は、死亡事故の原因の上位です。

 

 

----歩行者がいないと思い込む

深夜に運転する際、「こんな遅い時間に人はいないだろう」という思い込みは大変危険です。目視や安全確認を怠ると、事故のリスクが高くなります。歩行者や自転車に乗っている人がいるかもしれない、と意識して運転しましょう。

 

 

----右折でヘッドライトしか見えなくなる

交差点で右折する際、自分のクルマと対向車のヘッドライトが反射し、横断歩道にいる歩行者が見えなくなる「グレア現象」が起こることがあります。歩行者は自分にヘッドライトがあたっているため、「ドライバーには自分の姿が見えている」と思います。この認識の違いが事故につながるのです。グレア現象は特に雨の日に起こりやすく、センターラインや道路標識が見えにくくなるので注意しましょう。

 

 

 

 

 

夜間の運転のコツとポイント

 


夜間走行のリスクを減らす安全運転のコツは、以下のとおりです。

 

 

----ハイビームとロービームを使い分ける

ヘッドライトの照射範囲は、ハイビームは前方100m、ロービームは40mです。一方、車の停止距離は60km/hでは約44m、50km/hでは約32mと言われています。つまり、ロービームかつ時速60kmで走っていると危険を察知してブレーキをかけても間に合わない計算になります。そのため夜間の走行は法律や道路交通法では「原則ハイビーム」と決められています。


ただし、対向車の多い市街地でのハイビームはほかのクルマや歩行者が眩しく感じやすく迷惑になってしまうことも。前を走っているクルマにとっても、後ろからハイビームで照らされるとバックミラーやサイドミラーにライトが当たって眩しく感じます。
そのため対向車が来たときや前のクルマに続いて走行するときはその都度、ロービームにする必要があります。
対向車が来るたびにロービームに切り替えるのは面倒だという人もいますが、夜間の事故の多くがロービーム時に発生していることもあるので、きちんと切り替えを行うようにしましょう。


また、霧雨が降っているような日はライトの光が乱反射しがちなのでフォグライトを点灯させた方が視界は見えやすくなります。


周囲の状況によってハイビームとロービーム、フォグライトなどを適切に使い分けましょう。

 

 

----右左折は無理しない

夜間は周囲が見えにくいうえに視野も狭くなるので、歩行者や障害物を見落としやすくなります。


無理な右左折をすると、巻き込み事故や対向車との衝突の原因になりかねません。周囲をしっかり目視し、ハンドル操作は慎重に行いましょう。

 

 

----スピードメーターを常に確認する

夜間はスピードを出しすぎていないか、常にスピードメーターを確認することが大切です。


高速道路や交通量の少ない道路では特に注意してください。しっかりと制限速度を守り、急ブレーキなどの動作にも備えておきましょう。

 

 

----車間距離を十分取る

夜間は前方が見えにくいため、先行車の急ブレーキに反応できないことがあります。車間距離を日中よりも長く取ることで、事故のリスクを軽減できるはずです。

 

 

----歩行者がいると想定して確認する

歩行者がいないと思い込まず、歩行者がいると意識することが大切です。右左折をする際は、歩行者がいると想定して目視する習慣を身に付けましょう。

 

 

 

 

 

最後に

 


夜間走行は歩行者を発見しにくいうえに、ヘッドライトの反射やスピード感覚の違いなどによって、日中よりも危険度が高くなります。歩行者はいないという思い込みは事故を招くので、歩行者がいるかもしれないという意識を持って運転することが大切です。


また、夜間は集中力が途切れがちになったり、眠くなってしまう時間帯です。夜間の運転では眠気対策にも気を配りつつ、眠くなりそうなときの深夜の運転などは控えるといった決断も必要です。上記を参考に、夜間の安全運転を心がけてください。

 

 

 

 

 

 

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