冷却水が漏れる?! その原因と修理費用

2022/11/20 ブログ

 

 

クルマを運転していてもっとも怖い故障のひとつがオーバーヒートではないでしょうか。エンジンが熱くなりすぎてしまうと、走行不能になるだけでなくエンジン自体が焼けついてしまうこともあります。


オーバーヒートを起こしてしまう原因として代表的なのが冷却水の漏れです。


冷却水が漏れる原因は、ラジエーター本体が何らかの原因で損傷したり、ホースやポンプ類の劣化によるひび割れなどが考えられます。


今回のブログでは、冷却水が漏れる原因や対処法、交換費用などについてご紹介してきます。

 

 

 

 

 

冷却水とは?!

 


冷却水とは、熱を帯びて高温となるエンジンを常に冷やし、性能を保持するための役割のあるもので、クーラント液とも呼ばれています。


クルマのエンジンは、始動すると内部で燃料を燃焼させるため高温となりますが、冷却水が熱を奪って放出することで、オーバーヒートになることを防いでくれるのです。


また、冷却水には防錆剤や不凍液が含まれていますので、錆びを予防したり凍結を防ぐ効果もあります。冷却水がエンジン内部の金属部分の腐食を防ぎ、寒さが厳しい時期でも凍結することなくエンジンを冷やすことができるのです。

 

 

 

 

 

冷却水が漏れる原因とは?!

 


冷却水はラジエーターで冷やされ、ウォーターポンプの力によってラジエーターホース内を通り、エンジンを冷やし、再度ラジエータで冷やされるという循環になっています。この過程のなかで、クルマの冷却水漏れが起こる原因は大きく分けて以下の3つです。

 

 

----ラジエーター本体の損傷


冷却水漏れが起こる原因のひとつはラジエーター本体の損傷です。走行中に下から石が当たった、何かの障害を乗り越えようとしてぶつけてしまったなどの理由でラジエーターに穴が開くとそこから冷却水が漏れてしまいます。

 

 

----ラジエーターホース・ヒーターホースの劣化


冷却水はラジエーターホースやヒーターホースからも漏れることがあります。ホース類はゴムでできているので、ゴムが劣化することで水が漏れやすくなるのです。

 

 

----ウォーターポンプの寿命


ウォーターポンプは、一般的に走行距離10万km、もしくは10年ほどで寿命をむかえるといわれています。寿命をむかえたウォーターポンプは、回転部にガタがくるなどして、冷却水漏れを起こすことがあります。

 

 

 

 

 

冷却水が漏れるとどうなる?!

 


エンジンを冷やすなどの重要な役割を持つ冷却水が漏れると、熱くなったエンジンを冷やすことができず、オーバーヒートを起こしてしまう可能性があります。


オーバーヒートであればしばらく放っておくことで回復することもありますが、エンジンが焼き付いてしまうとエンジンの乗せ換えが必要になったり、最悪の場合には廃車ということもあり得るのです。

 

 

 

 

 

冷却水漏れの対処法

 


冷却水漏れが起こっていることが分かったなら、できるだけ早く対策を講じる必要があります。


たとえば水温計がいつもより高くなっていたり、クルマの前方下部からたくさんの水が出ていたりする場合には冷却水が漏れている恐れがあります。もし冷却水漏れに気づいたなら、まずどのくらいの水漏れを起こしているかを確認しましょう。 


ボンネットを開けてリザーブタンクを見ます。UPPERとLOWの表示の間に水面が来ていれば、とりあえずは問題ありません。カー用品店などで水漏れ防止剤を購入し、応急処置を施してから修理工場まで自走することも可能です。


明らかにリザーブタンクの水面が下がっているような場合には、冷却液を継ぎ足せば走り続けられるかもしれません。こまめにリザーブタンクをチェックして、冷却液が減りすぎないように注意しましょう。


水道水を入れるという手もありますが、これはラジエーターなどにダメージを与えるためあまりお勧めできません。どうしても冷却水が漏れて自走できないという場合にはロードサービス等を利用してください。

 

 

 

 

 

冷却水漏れの修理・交換費用

 


一般的に、冷却水漏れの修理、交換にかかる費用は、修理工場などに依頼すると工賃もプラスされることから、1,000円~2,000円ほどかかります。


ラジエーター本体を修理したり、部品を交換などする場合には、30,000円~80,000円程度かかるのが一般的ですが、修理したり交換する部分によって、かかる費用は異大きくなります。

 

 

 

 

 

最後に

 


冷却水漏れに気づいたなら、できる限り早く整備工場に持って行って修理してもらうことが重要です。しばらくは水漏れ防止剤を使ったり、継ぎ足したりして走行できないことはありませんが、いずれはオーバーヒートを起こしてしまうでしょう。そうなると冷却水の交換費用よりもはるかに高額な費用がかかってしまうかもしれません。


冷却水漏れのせいでクルマが廃車になってしまうのは何としても避けたいところです。そうならないためにも、面倒くさがらずに冷却水漏れをすぐに修理するようにすることが重要です。

 

 


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