エンジンルームの洗浄 自分でもできる?!

2022/11/21 ブログ

 

 

エンジンルームは、クルマを動かすためのエンジンが格納された部分のことで、ボンネットの中にあるのが一般的です。


エンジンと一緒に、バッテリーやエアクリーナー、ラジエーターキャップなどの部品も格納されています。


ボディやホイールなどクルマの外側を洗車する方はいたとしても、エンジンルームまで洗浄している方は少ないでしょう。ボディに覆われてはいますが、エンジンルームにも汚れは蓄積します。


とはいえ、エンジンルームはエンジンや電装系などが詰まっており、「下手に洗浄すると壊れてしまうのでは?」と心配になるかもしれません。たしかに、正しい洗浄の手順を知らないとトラブルを引き起こす可能性はあります。


今回のブログでは、エンジンルームの洗浄方法や洗浄の際の注意点などについてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

エンジンルームの洗浄は自分ですることも可能

 


エンジンルームを自分で洗浄することは可能です。


定期的にメンテナンスすることによって、快適なドライブを実現できるでしょう。


ただし、エンジンルームはクルマの中でもとくに重要な部分であるため、洗浄によって故障させることがないよう注意しなければなりません。


大量の水をかけるのは避け、必要に応じて養生をしながら、丁寧に作業することが大切です。


後述する洗浄するときのポイントや注意点も参考にしながら、慎重に洗浄作業を行いましょう。

 

 

----業者に依頼する場合


自分で洗浄するのが難しい場合は、ディーラーやガソリンスタンドなどの専門業者に依頼するのがおすすめです。


料金は、車種やエンジンルームの状況によっても異なりますが、5,000〜15,000円程度が相場でしょう。


クルマに詳しくないのに無理に自分で洗浄すると、故障の原因にもなりかねません。より高額な修理費用がかかってしまうケースもありますので、無理せず業者に依頼しましょう。

 

 

 

 

 

エンジンルームを洗浄するタイミング

 


エンジンルーム洗浄のタイミングは、オイル交換のタイミングが一つの目安になります。


エンジンオイルの交換タイミングは車種にもよりますが、一般的には走行距離5,000kmに1回、もしくは半年に1回が目安です。そのタイミングでエンジンルームをチェックして、汚れが気になるようなら洗浄するとよいでしょう。

 

 

----定期的な洗浄はトラブルの早期発見にも


エンジンルームには、エンジン関係の部品だけではなくブレーキ関連のパーツやバッテリーなども組み込まれています。例えば、バッテリー液のチェックなど、エンジンルームから確認すべき項目は多数あります。


エンジンルームが汚れていると、液量などがうまく確認できないでしょう。エンジンルームの洗浄は単純に見栄えが良くなるだけでなく、トラブルの早期発見にも役立つのです。

 

 

 

 

 

エンジンルーム洗浄のポイント

 


エンジンルームを自分で洗浄すれば、費用を節約できます。次の3つのポイントを参考にしながら作業しましょう。

 

 

----軽い汚れの場合は使い捨てクロスで拭き取る


エンジンルームがそれほど汚れていない場合は、洗車用の使い捨てクロスで拭き取りましょう。


ボンネットを開けて固定し、エンジンルームの天板やゴムホースなどに付いた油汚れを拭いていきます。ある程度クロスが汚れたら、新しいものに交換しましょう。

 

 

----ひどい汚れの場合は専用の洗剤を使う


エンジンルームの汚れがひどい場合は、専用の洗剤を利用するのがおすすめです。


洗剤で汚れを浮かし、スポンジやブラシで洗います。最後に水で洗い流しますが、バッテリーなどの電気系の部品には水をかけないように注意しましょう。

 

 

----ワックスをかけることで艶を出せる


洗浄した後にワックスをかけることで、新品のような艶を出せます。


ボディ用のクロスにはワックスの成分が含まれており、簡単に使用できるのでおすすめです。

 

 

 

 

 

エンジンルーム洗浄の注意点

 


エンジンルームには、さまざまなパーツが複雑に組み込まれており、電装系は特に繊細です。万が一故障すると高額な修理費用がかかる可能性が高いので、洗浄の前に注意すべきポイントを確認しておきましょう。

 

 

----電装系に水を触れさせない


バッテリーやヒューズボックスなど、エンジンルームには電装系のパーツも多く組み込まれています。雨でも走行できるよう設計されているので、少し水に触れたぐらいですぐ壊れることはありませんが、可能な限り防水すべきです。


また、ビニールで覆うなどの防水処理をしたとしても、ボディの洗車のように水をバシャバシャとかけてはいけません。基本的に「水濡れ厳禁」のつもりで作業しましょう。

 

 

----エンジン内部はしっかり乾燥する


基本的には水濡れ厳禁ですが、汚れがひどい場合など状況によっては洗剤を水で洗い流すこともあります。その場合は、水分をしっかりと拭き取って乾燥させてください。


水分が残ったまま置いておくと、エンジンルーム内にサビやカビが発生する原因になります。

 

 

----エンジン稼働直後は冷ましてから


走行中のエンジンは熱を持つので、稼働直後は熱を十分に冷ましてからエンジンルームにアクセスしてください。


また、冷却ファンやドライブベルトなどに手を巻き込まれる危険性があるので、ファンなどが停止しているか(エンジンが確実に停止しているか)を作業前に必ず確認しましょう。

 

 

----無理をして細かく掃除しない


洗浄作業を進めていくと、細かいところの汚れも気になってしまうことがあります。ついつい完璧に洗浄したくなりますが、無理をしないことが大切です。

 

・狭いところに無理に手を突っ込んで配線を抜いてしまった
・狭い隙間に工具を落としてしまい取れなくなってしまった
・無理な体勢が原因で怪我をした

 

無理をするとこういったことが起こり

かねないので、洗浄は無理のない範囲で行ないましょう。

 

 

 

 

 

自分でエンジンルーム洗浄をする手順

 


以下の手順でエンジンルームを洗浄していきましょう。

 

 

1.ボンネットを開ける
2.エンジンが確実に停止しているかを確認(稼働直後は温度も確認)
3.バッテリーやヒューズボックスなど、電装系をビニールなどで防水処理する
4.エンジンクリーナーを吹き付けて汚れを浮かせる
5.ブラシやタオルを駆使して汚れを取り除く
6.少量の水をかける、水拭きするなどして残ったエンジンクリーナーを拭き取る
7.水気を拭き取り乾燥させる
8.仕上げにコーティングを施す
9.アイドリングさせてエンジンの熱で残った水分を乾かす

 

 

上記はエンジンクリーナーを使った手順ですが、専用の拭き取りシートを使う場合は、防水処理や水拭きといった工程が不要です。

 

 

 

 

 

最後に

 


今回は、エンジンルームを自分で洗浄する際のポイントや注意点などについて解説しました。


使い捨てクロスや専用の洗剤を使えば、エンジンルームを自分で洗浄することは可能です。


ただし、紹介したように、火傷をしないようエンジンが冷えた状態で洗浄する、故障の原因にならないよう電気系の部品を養生するといったポイントには注意しましょう。


自分で洗浄するのが難しい場合は、無理をせず、ディーラーなどの専門業者に依頼することも大切です。

 

 

エンジンルームの汚れが気になるという方もお気軽にレイズにご相談ください!


AZ-1やカプチーノのような古いお車も、エンジンルームの洗浄が大切になってきますよ。


どんなお車もレイズにお任せ下さい。

 

 

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