ガソリンメーターの故障?! 症状や原因とは

2022/11/26 ブログ

 

 

クルマの燃料が切れてガス欠になってしまうと、クルマは動かなくなってしまいます。


そうならないためにも燃料計をチェックしておくことが重要ですが、燃料計が故障してしまっている場合、燃料の残量を正しく把握することができなくなってしまい、突然のガス欠につながってしまう恐れもあります。


今回のブログでは、ガソリンメーターの故障の原因や症状、修理の依頼先などについてご紹介していきます。

 

 

 

 

 

ガソリンメーターの種類

 


クルマのガソリンメーターは2種類に分けることができます。燃料計の故障の原因を知るためにも、それぞれの特徴を把握しておくようにしましょう。

 

 

----電気式


燃料タンク内のフロートの上下量を抵抗値に変換し、抵抗値の上下動によって電気式メーターに残量を表示する方式が電気式です。電気式のガソリンメーターは、上下の振動でフロートが激しく動いた場合も、緩やかにメーターに表示されます。


燃料タンクの搭載位置によって表示に影響が出にくいため、現在販売されているクルマには、電気式のガソリンメーターが採用されていることが多いです。

 

 

----機械式


燃料タンク内に浮かべてあるフロートと呼ばれる浮き球を利用して、燃料の残量を把握する仕組みとなっています。このフロートの上下量を、機械的にそのままメーターに表示するのが機械式です。機械式は小型化できる形式であるため、現在でも燃料キャップと一体化した形式のものが使用されることがありますが、フロートの上下量がそのままメーター表記に反映されるため、機器の傾きや上下振動などによりフロートが激しく動いた場合、メーター表記が急激に変動しやすいという特徴があります。

 

 

----デジタル式


仕組みによる分類ではなく、ガソリンメーターの表示部分による分類です。燃料の残量の数値は短時間で大きく変化することがないため、バーグラフ表示への置き換えも比較的楽に行うことができます。指針式の燃料計は、メーターパネル内において比較的大きなスペースが必要になるのに対し、デジタル燃料計は小さなスペースで配置することができるため、現在ではメーターパネルの大きさに制約がある車種を中心に、徐々に採用されるようになってきています。

 

 

 

 

 

ガソリンメーターの故障の症状

 


ガソリンメーターが故障するとどのような症状が現れるのでしょうか。考えられる症状について見ていきましょう。

 

 

----ガソリンが入っていてもガソリンランプが点灯する


ガソリンを給油したにもかかわらず、ガソリンランプが点灯している場合は、ガソリンメーターが故障している可能性があります。


少し時間をおいてエンジンをかけ直すことで改善される場合もあります。エンジンをかけ直したにもかかわらず、ガソリンランプが点灯したままの場合は故障の可能性が高いです。


ガソリンメーターの故障以外にも、燃料タンクが原因の可能性も考えられます。過度な運転によって燃料タンクに穴が空き、ガソリンが漏れるケースも少なくありません。

 

 

----ガソリンメーターの針が動かない


給油した後もガソリンメーターの針がEから動かない場合も、故障を疑いましょう。また、長距離走行しているにもかかわらず、Fから針が動かない場合も、ガソリンメーターが壊れている可能性があります。


車種によっては、ガソリンメーターが急激に変動しないように設定されていることがあるため、しばらく様子をみましょう。しかし、ガス欠で急に走行できなくなる可能性もあるため、注意が必要です。


ガソリンメーターの針が動かない原因として、コネクタのゆるみやヒューズ切れが挙げられます。センサーの配線故障などがある場合も、ガソリンメーターが正常に動作しなくなります。

 

 

 

 

 

ガソリンメーターの故障の原因

 


ガソリンメーターの故障の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。正しく修理するためには故障の原因をしっかりと理解しておく必要があるので、考えられる故障の原因を確認していきましょう。

 

 

----ガソリンメーター自体に問題がある


ガソリンメーター自体に何らかの問題がある場合は、下記のような原因が考えられます。

 

・コネクタのゆるみ
・センサーの配線故障
・ヒューズ切れ

 

コネクタがゆるんでいたりセンサーの配線に問題がある場合、ガソリンメーターは正常に作動しません。センサーを交換する場合は修理費用は7千円程度になりますが、ガソリンメーター自体を交換する必要がある場合は10万円ほど修理費用がかかってしまう可能性があります。

 

 

----燃料タンクに問題がある


タンクに何らかの不具合が起きたことによってガソリンメーターの故障に繋がっている場合は、下記のような原因が考えられます。

 

・過度な運転によってタンクに穴が空く
・ガソリン中の水分によってタンクにサビが生じる

 

燃料タンクに穴が空いている場合、燃料を入れても満タンにならず、減りも早くなってしまいます。タンクの交換は値段の幅が広く、4~12万円の修理費用がかかってしまいます。

 

 

 

 

 

ガソリンメーターの修理はどこに依頼する?!

 


ガソリンメーターが故障してしまった場合、どこに修理の依頼をすればいいのでしょうか。依頼先によって修理費用などが異なる場合もあるので、確認しておくようにしましょう。

 

 

----整備工場


ガソリンメーターが故障した際は、整備工場に持ち込むことで修理可能です。車検やクルマの点検などで利用している整備工場がある場合は、使い慣れている整備工場を利用しましょう。


整備工場は、クルマの修理を専門としているため、ガソリンメーターの修理も安心して任せられます。また、整備工場は修理費用が比較的安いことが多いです。複数の業者に見積もり依頼して、価格を比較しても良いでしょう。

 

 

----ディーラー


ガソリンメーターが壊れた場合、ディーラーに修理を依頼することも可能です。ディーラーに依頼すると、専用の機械を使ってガソリンメーターの点検をしてくれます。


ディーラーによっては、無料で点検してくれるため、ガソリンメーターの故障の原因をすぐに知りたい場合も、ディーラーへの依頼がおすすめです。


また、クルマを購入したディーラーであれば、無料の保証期間が設けられている可能性があります。無料保証期間内であれば、ガソリンメーターも無料で修理してもらえるため、保証期間があるか確認しておきましょう。

 

 

 

 

 

最後に

 


ガソリンメーターが故障してしまうと、燃料の残量を正確に把握することができず、ガス欠などの原因にもなりかねません。ガソリンメーターの針が動かない場合や、ガソリンランプが常に点灯している場合は、故障を疑いましょう。


燃料計に異常を感じたら、早めに修理に出すようにしましょう。


ガス欠が起きてしまい、路上でクルマが動かなくなってしまった場合は、安全を確保した上で速やかにJAFやロードサービスを呼ぶようにしましょう。

 

 

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