スタッドレスタイヤ 履き替えはいつがベスト?!

2022/12/15 ブログ

 

 

スタッドレスタイヤとサマータイヤの履き替えが恒例になっている人もいるでしょう。


冬が近づき、スタッドレスタイヤへの交換をいつ行うべきか迷われる方もおられるのではないでしょうか。適切な交換時期は初雪が降るタイミングが関係するため、地域によって異なります。


今回のブログでは、スタッドレスタイヤの交換時期の目安や見極め方をご紹介していきます。

 

 

 

 

 

スタッドレスタイヤへの交換時期とは

 


スタッドレスタイヤへの交換時期は、初雪の1ヶ月前が目安です。毎年、初雪の時期が変わってしまい分からないとお悩みの方も、気象庁が発表している「霜・雪・結氷の初終日」の情報を参考に判断できます。


1991年~2020年までの30年間(2022年9月時点)の観測値の平均から、平年値を算出しているため、より参考となる月日が分かるでしょう。

 

 

----雪深い地域でなくてもスタッドレスタイヤを推奨


雪深い地域ではないからスタッドレスタイヤは必要ない、と考えている方もいるかもしれませんが、スタッドレスタイヤへの交換を推奨します。


冬の気温低下によっては夏用タイヤのゴム質が固くなり、グリップ力が落ちてしまうためです。制動距離が伸びたり、カーブを曲がりきれなかったりと安全性を損なうことが考えられます。


また、夏用タイヤでは、雪が積もってしまった場合に走行が難しくなります。冬は雪が降らなくても路面凍結の恐れがあるため、できるだけ雪が降りそう、凍結しそうな地域の方はスタッドレスタイヤを履くようにしましょう。

 

 

----オールシーズンタイヤなら夏冬に対応


タイヤには、サマータイヤとスタッドレスタイヤの間の存在である、オールシーズンタイヤというタイプがあります。


これは海外では日本に比べて普及しているタイヤで、路面での安定性、燃費や走行音など、どれもスタッドレス・サマータイヤの中間です。


スタッドレスよりは劣るもののサマータイヤよりは雪上を走行しても安定感があり、サマータイヤのように冬季に使用すると法令違反として罰せられることもありません。「冬用タイヤ規制」の対象内の扱いなので、冬でも安心です。


しかしあくまでサマータイヤと比較した場合なので、スタッドレスタイヤに比べると、アイスバーン、雪道ではそれほど安定していません。


「冬はそれほどクルマを運転する機会がないけど念のために」という方に、オールシーズンタイヤはおすすめです。

 

 

 

 

 

早めの履き替えがオススメな理由

 


スタッドレスタイヤへの交換時期を、初雪が降る直前や初雪が降ってからと認識している方もおられるのではないでしょうか。一方で、スタッドレスタイヤへの交換時期を早く推奨するのには、いくつかの理由があります。

 

 

----慣らし走行によりタイヤ本来の性能を発揮できる


慣らし走行は新品タイヤを履いた際に、タイヤ本来の性能を発揮させるために実施します。タイヤがホイールに馴染むまである程度走行を重ねる必要があり、タイヤの表皮を一皮むくことでグリップ力を最大限発揮できるようになるのです。タイヤにとって慣らし走行が重要な点については、夏用・冬用に関わらず共通しています。


スタッドレスタイヤにおいては、道路上に雪が積もると路面との摩擦が少なくなくなるため、タイヤの表皮をむくことが難しくなります。そのため、雪が降る前に慣らし走行を終わらせておくことが重要です。冬用タイヤの場合は、60km/h以下のスピードで200km以上走行することが推奨されています。

 

 

----早ければ混雑が避けられて在庫切れの心配なし


スタッドレスタイヤへの交換が遅くなるほどデメリットがあります。天気予報で初雪の可能性について取り上げられるとタイヤショップへ駆け込む方が増え、お店は混み合ってしまうでしょう。そのため、新品のスタッドレスタイヤを購入しようにも在庫切れの可能性が出てきます。


また、スタッドレスタイヤを持っていて履替え作業をお店へ依頼する場合も、混雑により長時間待つことになるかもしれません。希望日に予約を取るのも難しくなります。交換時期が早ければスムーズにスタッドレスタイヤを履くことができるため、余裕を持って段取りすることが大切です。

 

 

----思わぬ初雪でも慌てない


直近数年以内の初雪があった日の記憶を基準に、ぎりぎりで交換時期を設定すると思わぬ初雪に慌ててしまうかもしれません。この場合もカー用品などのタイヤを扱うお店は混み合うことになり、スタッドレスタイヤの確保や履替えが遅くなってしまいます。


積雪によりクルマが使用できず、用事が済ませられないケースもあるでしょう。しっかりと1ヶ月前から冬用タイヤへ交換できていれば、予想外の降雪でも焦らずに済みます。

 

 

 

 

 

スタッドレスタイヤの点検項目

 


前シーズンのスタッドレスタイヤを履く場合、事前に点検を実施しないとタイヤの不具合に気付くことができません。


もしタイヤが劣化していた場合、雪道でスリップしてしまい事故につながる恐れもあります。ここでは、スタッドレスタイヤへ履替えを行う前に実施したい事前点検について解説します。

 

 

----劣化具合や変形の有無


スタッドレスタイヤは夏用タイヤ以上に、タイヤのコンディションに気を使う必要があります。冬の路面では、タイヤに十分な性能がないと制動距離が伸び、カーブを曲がりにくくなるためです。


したがって、スタッドレスタイヤを履く前にひび割れがないかどうかや、長期保管による変形等がないことを確認しておきましょう。ホイール付きの場合は、空気圧調整も忘れずに実施することが大切です。

 

 

----プラットホームが露出していないか


プラットホームとは、スタッドレスタイヤの摩耗限度を知らせるサインのことです。スタッドレスタイヤは50%摩耗すると、性能低下により雪道でのグリップ力が期待できなくなるため、それを簡単に判断できるようプラットホームが設けられています。


タイヤ接地面の縦溝底にあるプラットホームは、タイヤの摩耗限度になると露出するため、交換時期の判断が可能です。突起がブロックと同じ高さになっていないか、スタッドレスタイヤを履く前にしっかりチェックしておきましょう。

 

 

 

 

 

スタッドレスタイヤを履き続けないで

 


スタッドレスタイヤが劣化もしくは50%摩耗していて、履き潰すことを理由に夏も使用し続けることはあまりおすすめできません。スタッドレスタイヤには夏用タイヤよりも柔らかいゴムが使用されており、雪がない通常の路面は得意としておらずグリップ力が低いためです。


また、スタッドレスタイヤは排水性能が低く、雨の日にスリップしやすいとされています。特にスピードレンジが高い道路では、ハイドロプレーニング現象などの危険な状況に落ちいりやすいため注意が必要です。冬が終わったら安全のためにも夏用タイヤに交換することを推奨します。

 

 

 

 

 

最後に

 


スタッドレスタイヤの交換を怠ると、冬場のアイスバーンができやすい時期に事故を起こしてしまう危険性もあります。かといって早すぎる時期に交換するとタイヤが消耗してしまいます。


交換時期よりも少し早めに動けば、安売りキャンペーンなどで安く購入できるなどのメリットもあります。タイヤ交換はいつ頃がいいのか、季節ごとにしっかりと把握しておきましょう。

 

 

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スタッドレスタイヤ買い替え時期の目安

 


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