新古車とは?! そのメリットとデメリット
中古車を探していると「新古車」や「未使用車」と呼ばれるクルマを耳にする機会も多いのではないでしょうか。
販売表示などでは「未使用車」と表現されているものが多いこのジャンルは、新車よりも人気が高いジャンルとして話題となっています。
今回のブログでは、新古車のメリットやデメリットなどについてご紹介していきます。
新古車とは?!
新古車とは、販売店がディスプレイや試乗車用として新車登録しているクルマを指します。ほとんど走行距離がないクルマも多く、新車と同等レベルのスペックを保持しているものも少なくないため、人気のジャンルです。
かつては新古車と呼ばれていましたが、新車との区別がつきにくく混乱を招くとして、広告として掲載する場合には「登録済未使用車」や「届出済未使用車」と表示するルールが決められました。加盟販売店では違う表示で販売されている点に注意しましょう。
新古車は「新車同様のクルマが新車より安いから」という理由から、中古車市場でも人気があります。特に名義変更の簡単な軽自動車は、新古車として市場に出回りやすいのが特徴です。
新古車のメリットとは
ここで、新古車を選ぶメリットをご紹介しましょう。
----使用感の少ないクルマが安く手に入る
新古車最大のメリットは、新車と同じように使用感がなくてきれいなのに、新車を買うよりも値段が安いということです。新古車の中には、ディーラーでの納車時につけられているビニールがついたままの車両もあり、品質としては新車と大きく変わりません。
走行距離も数十km程度の個体もあるため、非常にお得感があります。
----車検が長く残っている場合もある
通常の中古車では、車検まで残り数か月というケースもあり、すぐに車検でお金が必要になる場合もあり得ます。新古車の場合は、新車時の3年車検という期間から数か月しか経過していない車両も存在するため、そのような新古車であれば、次の車検まで2年以上は自動車重量税を含んだ車検費用が不要になります。
中古車は最大でも2年間しか車検が残っていないため、これも大きなメリットといえます。
----4月1日以降の購入で年度内の自動車税が免除
自動車税についても、4月1日以降に購入した場合、すでにディーラーが自動車税を支払っているので、ユーザーがあらためて支払う必要がありません。
ただし、3月中に名義変更が完了すると、ユーザーに自動車税の支払い義務が発生するので注意が必要です。購入する際には、名義変更の時期について、販売店と細かく確認しておくようにしましょう。
----納車までが早い
新車の人気車種ともなると、注文から納車まで数か月先になることも珍しくありません。一方の新古車であれば、実際に在庫している車両を購入することになるため、中古車を買う時と同じように、最短で1週間から2週間で納車してもらえることが多くなります。
特に人気車種の場合においては、周囲の人が納車待ちをしている中で、自分がいち早く乗り始められることもあることが新古車の魅力といえるでしょう。
新古車のデメリットとは
先程はメリットについてお伝えをしましたが、新古車にもデメリットはあります。あらかじめデメリットについて確認しておくことで購入のときに相違がないよう、準備しておきましょう。
----在庫車の中からでないと選べない
新古車のデメリットとしてまず挙げられるのが、選択肢の少なさです。流通する背景から、新古車は販売需要が高い車種のほうが市場によく出回る傾向があります。そのため、マイナーなデザインのものや、珍しい色や機能のものにはなかなか出会えないかもしれません。
一方で、ベーシックなカラーで基本設備が揃っていればよい方にとっては、新車とともに検討することで、お目当てのクルマを安く手に入れる確率が高まります。軽自動車は新古車で出回る台数も多いため、ほしい車種によってはあまりデメリットに感じられない場合もあるでしょう。
----グレードやオプションがついていない
新古車には、新車では自由に選べるメーカーオプションやグレードの選択肢はありません。在庫にあるものから選ぶため、つけられるオプションはディーラーオプションと呼ばれる後付けのもののみです。
ただし、確率はあまり高くありませんが、新古車として流通するものの中に希望するグレードやメーカーオプションが装備されているものがある場合もあります。運よく希望のクルマにたどり着いたときには、新古車を検討してみてもよいでしょう。
----人気車種はあっという間に売り切れる
新車と違い、新古車は在庫の中から選ぶ必要があります。そのため、ほしいと思った商品が在庫切れになってしまえば、手に入れることができません。中でも人気車種は購入を希望する方も多く、あっという間に売り切れとなるケースも多いといえます。
新古車が出回りやすいといわれている時期には、決算後の4月と10月、ボーナス商戦が始まる7月と12月があります。また、希望の車種でモデルチェンジがあった場合などは新古車の台数が増える傾向にあるため、気になるクルマがある場合はまずディーラーや中古車販売店に相談してみるとよいでしょう。
新古車はどこで購入できる?!
新古車を買いたい場合、どのような店舗で探したらいいのかを解説していきます。
----ディーラー
新古車というのは、ディーラーが販売上の都合で一旦登録し、その後売却する車両のことなので、当然新車ディーラーでも、新古車が販売されます。また、試乗車などが新古車として販売されることもあります。
注意したいのは、ディーラーが販売している中古車の情報を必ずしもインターネットやチラシに載せるとは限らないことです。そのため、行きつけのディーラーなどで新古車についての情報を集めることが、ディーラーで新古車を購入する上で有効な手段といえます。
----新古車専門店
新古車だけを専門に取り扱う販売店も数多く存在しています。特に軽自動車の新古車専門店の割合が多く、郊外に大規模な店舗を構えるお店もあります。そうした店舗は業者オークションやディーラーから新古車を買い取り、まとまった台数を在庫として抱えて販売しています。
ライバルとなる複数車種を比較できたり、自分の好みに近い個体を選びやすいのが新古車専門店の特徴です。
----中古車サイトなどのネット検索
最も手軽に探すことができるのは、ネット上の中古車検索サイトです。多くの中古車検索サイトでは、車種を選んだ後で、「登録済未使用車」、「届出済未使用車」というような条件を加えることが可能になっているところが多いです。ディーラーや新古車専門店に行く前に、まずはネットで検索をして効率のよいクルマ選びをすることも大切です。
新古車購入時の注意点
新古車を購入するときにチェックしておきたいポイントがいくつかあります。買った後に後悔しないためにも、事前に確認しておくようにしましょう。
----支払総額を必ずチェック
新古車を購入するときには、車両価格だけでなく納車費用や車庫証明費用、検査登録手続き費用などの諸費用がかかります。これらの費用は販売店によって異なるため、費用を抑えたい場合は、いくつかの販売店を比較した上で購入を検討するとよいでしょう。
このほか、自動車取得税や自賠責保険、自動車リサイクル税などの税金も必要です。これらの費用をすべて合わせると、思いのほか新車の値段との差が少ない場合もあるため、購入の際は注意しておきましょう。
----ローン金利のチェック
購入したクルマをローンで支払っていく場合は、金利にも注目しましょう。販売店やディーラーを経由したローンは購入と同時に申し込めて便利な反面、銀行の自動車ローンと比べて金利がやや高くなることが多いといえます。
一方で、銀行の自動車ローンを使う場合は、別途銀行に出向く必要がある点がネックとなることもあります。金利を抑えられる場合もあるため、購入前に確認しておくと目安がつかめるでしょう。
----次回の車検はいつなのか
新古車のメリットは、車検までの期間が長く残っている場合があること、と前述しました。しかし、販売時期を逃したクルマにあたった場合には、次の車検までの残存期間が1年を切るケースも0ではありません。購入を決める前には次の車検期間がいつなのかを確認しましょう。
また中古車販売店の中には、新車登録から1年未満の中古車が新古車の定義と決めているところもあるため、信頼のおける販売店を選ぶようにすることも大切です。
最後に
新古車は、正式には「登録済未使用車」や「届出済未使用車」の名称で呼ばれる点に注意しましょう。また、ナンバー登録は済んでいるため、中古車に位置づけられます。
新車に近い状態のクルマが新車よりも安く買えることをはじめ、新古車には多くのメリットがありますが、自分が狙っていたグレードやカラー、オプションが備わった個体に出会えるかは分からないなどのデメリットもあります。
新古車のメリットとデメリットを把握して、後悔のないクルマ選びをするようにしましょう。
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