当て逃げの被害に遭ってしまったら・・
駐車場にクルマを停めるとなると自分がクルマから離れてしまうので当て逃げされる可能性は0ではありません。
大事にしている愛車が被害にあってしまうとさぞショックが大きいでしょう。当て逃げされると残念ながら加害者が見つからずに泣き寝入りするケースは決して少なくありません。
今回のブログでは、当て逃げの被害に遭った場合の対処法や予防策などをご紹介していきます。
当て逃げされた場合の対処法
一般的に「当て逃げ」とは、駐停車している車両に他の車両が接触する物損事故を起こし、接触した相手車両が走り去ったまま所在不明となっている状況を指します。
万一ご自身のクルマが当て逃げ被害に遭ったことに気づいた場合、どう対処すべきなのでしょうか。ここでは、当て逃げされた際の対処方法についてご紹介します。
----当て逃げの記録を残す
まずその場からクルマを動かさずに、当て逃げに遭った現場と車両の当て逃げされた箇所をすぐ写真に撮りましょう。また、当て逃げに気づいた日時やその場の状況についてメモを取り、文面として残しておくことも大切ですので、忘れずに行ってください。当て逃げに気付いたのが自宅に戻ってからということもあるでしょう。その場合も、同じように当て逃げされた箇所の状況や当て逃げされたと思われる場所をメモに残し、当て逃げ箇所の撮影をしておくと後々警察に連絡したときにスムーズに伝えることができます。
もし、相手車両が走り去る様子を目撃した場合には、逃げる様子を先に撮影し、証拠として保存しましょう。相手車両のナンバーや車種などが分かっている場合は、それらの情報も必ずメモに残しましょう。咄嗟のことで気が動転してしまうかもしれませんが、その場の判断が重要です。当て逃げは加害者が分からず泣き寝入りになってしまうことが多くありますが、加害者の手掛かりとなる情報が多ければ、早期解決に繋がりやすくなるのです。
----警察に連絡する
メモと写真撮影を行ったら、警察へ連絡して事故証明書を発行してもらいましょう。事故証明書は、事故に遭った事実を証拠付ける大切な書類です。取得しておかなければ後で保険会社に対応してもらえない可能性もあるため、必ず警察に届け出を行ってください。
保険を請求するためには、事故証明が必要となるため、当て逃げされても「加害者が分からないから仕方ない」と泣き寝入りせずに、必ず警察に届け出ましょう。
----ドライブレコーダーなどを確認
近年は、ドライブレコーダーを備え付けているクルマも多いと思います。ドライブレコーダーの映像に当て逃げの現場が収められていないか、必ず確認しましょう。ドライブレコーダーは仕様によっては上書き保存される可能性があります。事故に遭った際は、ドライブレコーダーの電源コードを抜くか、SDカードを抜いて事故映像が上書きされないようにしてください。
ドライブレコーダーを備え付けていない場合や、ドライブレコーダーがあってもカメラの位置によって撮影されていない場合などは、近くに停めているドライブレコーダー搭載車に確認を依頼するという方法もあります。そのためにも、当て逃げ事故が起こったその場での確認が重要です。トラックやタクシーなどの業務車両は、ドライブレコーダー搭載車であることが多いため、ドライバーに確認してみることをおすすめします。
----保険会社に連絡する
警察への連絡と証拠集めを終えたら、保険会社へ連絡し被害を受けた車両の修理に関する対処を始めます。本来、交通事故で受けた損害は加害者の加入する保険会社へ請求が行われます。当て逃げの場合は加害者が特定できていないことも多く、その場合はご自身の保険で修理を行うか、自費で修理を依頼することとなります。
補償の有無にかかわらず、まずは「事故に遭った事実」を保険会社に報告しましょう。必ず保険会社へ相談し、補償内容を確認した後でクルマの修理を行いましょう。
当て逃げされても泣き寝入り?!
警察に連絡する事は大事ですが、連絡しても加害者が見つからないケースはかなりあります。
警察はひき逃げ等の重大な事に関しては加害者を躍起になって探しますが、残念ながら当て逃げ程度の犯行に対しては一生懸命動いてくれません。
なので当て逃げされた場合は泣き寝入りする事が多いという事を予め承知しておいて下さい。
当て逃げをする様な人は常識が無いのはもちろんの事ですが、任意保険に加入していなくて支払い能力が無い可能性もかなりあります。
もし任意保険に加入しているのであればぶつけてしまった場合でも加害者本人に支払い能力が無くても被害者に修理代等の保険金が支払われますが、任意保険に加入していないと修理代が自己負担になるので逃げるというパターンが多いです。
なので仮に加害者が見つかったとしてもスムーズに修理代を弁償してもらえるか疑わしい部分も結構あります。
かと言ってぶつけられたのに自己負担で修理するというのも馬鹿馬鹿しい事です。この様になった時にいかに損害を減らすかは任意保険の補償内容が大きく関わってきます。
当て逃げでも保険はおりる?!
「当て逃げ被害は自動車保険の対象外」と思っていませんか?!
ご自身のクルマがもし「車両保険」に加入していれば、当て逃げ被害による修理費用が補償される場合があります。このため、当て逃げに遭った場合も必ず保険会社に連絡して状況を説明しましょう。その上で、保険会社から補償の有無に関する説明を受けてください。
補償がある場合でも、保険料の割増引率を定める等級が下がり保険料が高くなる場合は、自費で修理をした方が負担を抑えられる可能性があります。ご自身が加入している自動車保険の契約内容や、クルマの損傷度合いによっても異なりますので、まずは保険会社に相談してから判断することをおすすめします。
当て逃げされづらくする方法とは
当て逃げに遭った際に適切な対処を行うことは重要ですが、まず当て逃げに遭わないに越したことはありません。
ここでは、当て逃げ被害を可能な限り回避し、安全に駐車場を利用するポイントをご紹介します。
----建物から離れた場所に駐車する
建物の入り口近くには、多くのクルマが駐車します。不特定多数の車両が多く行き交う場所は、事故が起こる確率も上がるものです。可能であればクルマが混み合う建物付近のスペースは避け、建物と一定の距離がある場所や、すいている場所にクルマを停めておくと良いでしょう。
----隣のクルマとの間隔を空ける
当て逃げが発生する状況として多いのが、隣のクルマがドアを開閉するタイミングや、隣のスペースへ駐車するタイミングです。このため、駐車場が空いている場合はなるべく隣に車両がいないスペースに停めるか、隣の車両には寄せて停めないなどの工夫をして、リスクを抑えましょう。
----駐車監視機能付きドライブレコーダー
ドライブレコーダーは通常運転中の様子を記録する物ですが駐車監視機能が付いたドライブレコーダーもあります。
ドライブレコーダーは2カメラ(前後カメラ)の物が主流ですが、側面の部分が死角となってしまいます。だからといって360°カメラは使い勝手が悪いので、総合的に3カメラが一番優れています。
ドライブレコーダーに加害者の車番が記録されていればすぐに特定が出来る様になります。また事故の様子がしっかりと記録されていればもし加害者が嘘の申告を行ったとしても言い逃れが出来ません。
自宅の駐車場には防犯カメラを
公共の駐車場で当て逃げ被害を防ぐことは重要ですが、ご自宅の駐車スペースが屋外にある場合も当て逃げに遭う可能性があります。また、いたずらや車上荒らし、車両盗難など、ご自宅にクルマを停車しているときも悪意のある第三者による被害を受ける可能性があります。
自宅駐車中の被害を防ぐために、駐車スペースに防犯カメラを設置している住宅も少なくありません。ドライブレコーダー搭載車であっても、撮影できる範囲や録画容量によっては犯行の瞬間を撮影できない可能性があるため、防犯カメラがあるとより防犯対策を強化できます。
最後に
当て逃げに遭っても加害者は見つからないもの」と、諦めてしまう方が今も少なくありません。
しかし現在では、駐車中の事故の証拠を得る手段も数多くあります。駐車場内ではスペースのある場所にクルマを停めるなど、当て逃げ被害を未然に防ぐとともに、万一当て逃げに遭っても積極的に適切な対処を行うようにしましょう。
当て逃げ対策にも有効なドライブレコーダーの購入・取り付けもレイズにお任せ下さい!
お客様のご要望に合ったドライブレコーダーのご提案もさせていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。
下記のブログも併せてお読みください
新車、中古車、販売、買取のレイズ
埼玉県加須市柏戸2057
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜・日曜・祝日
お問い合わせは
0280-61-2515まで
Mail:info@t-reiz.com
LINE:@ooh5998