クルマの廃車 印鑑証明は必要?!
廃車を検討している方のなかには、廃車時に印鑑証明書は必要なのかと疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。昨今、政府の改革で捺印や署名をしないでさまざまな手続きを行えるようになってきました。
しかし、クルマの新車登録や名義変更などは、国民の財産を守るということから印鑑証明書と実印の確認は必要です。では、廃車時の印鑑証明書はどうなのでしょうか?!
今回のブログでは、廃車時の印鑑証明書の有無・必要枚数などをご紹介していきます。
廃車に印鑑証明はいらないの?!
印鑑証明書はさまざまな場面で必要となります。
クルマに関しては、主に購入時に必要です。廃車時も印鑑証明書は必要になりますが、細かいルールがあります。ここではどのような状況で必要になるのか見ていきましょう。
----軽自動車の廃車では0通
軽自動車を廃車する際には、一時的に使用を停止する「自動車検査証返納届」と、永久に処分するため解体後に手続きをする「解体返納」があります。どちらの場合も廃車時に印鑑証明書は必要ありません。解体返納に必要な書類は以下の通りです。
・自動車検査証(車検証)
・使用済自動車引取証明書(リサイクル券に記載されている「移動報告番号」の記入が必要)
・ナンバープレート
・解体届出書(当協会事務所・支所の窓口で入手可能)
・申請依頼書(代理人が行う場合)
----普通自動車の廃車は1通
普通自動車を廃車する際には、一時的に使用を停止する「一時抹消登録」と、解体した後に手続きをする「永久抹消登録」があります。廃車時に行う永久抹消登録では、印鑑証明書が1通必要です。永久抹消登録には以下の書類が必要になります。
・申請書
・印鑑証明書
・実印
・手数料納付書
・自動車検査証(車検証)
・ナンバープレート(前後)
・委任状(代理人が行う場合)
自動車検査証(車検証)に記載されている住所と印鑑証明書の住所の記載が異なる場合は、別途住民票が必要です。
印鑑証明の注意点とは?!
印鑑証明書は普通自動車の廃車手続きに必要です。必要な書類だからとただ用意するだけではなく、注意しなくてはならない点もあります。ここを無視してしまうと、その後の手続きが進まなくなる場合もあるので注意しましょう。ここでは注意すべき点を3つ解説します。
----印鑑証明は最近発行したもの
廃車時に必要な印鑑証明書の役所での受付有効期限は「発行から3か月以内」のものです。印鑑証明書自体には有効期限はありませんが、廃車時に使用できる印鑑証明書は「発行から3か月以内」という指定があります。
廃車時には必要な書類や手続きが多くあるため、早めに印鑑証明書を用意しようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、発行から3か月を超えたものでは手続きができないため注意しましょう。
----廃車買取の場合は2通用意する
廃車時に必要な印鑑証明書は基本的には1通あれば問題ありませんが、廃車買取では自動車税・重量税・自賠責保険料などの還付金で「還付委任状」を作成しなくてはならない場合があります。
「還付委任状」を作成する際に別途印鑑証明書か必要になるため、廃車買取に出す際は印鑑証明書を2通用意しておきましょう。
----車検証の住所が違う場合
廃車の手続きでは、印鑑証明書と車検証の住所が同じことが重要となります。印鑑証明書と自動車検査証(車検証)の住所が一回のお引越しで異なる場合は、住民票が別途必要になるため注意が必要です。
クルマを購入してから引っ越しを数回繰り返している、県や市区町村をまたいで移動している場合は、住所がつながる「戸籍の附票」等が必要になります。これらの別途必要な書類も、発行から3か月以内のものを用意しましょう。
クルマを買い替える目安とは?!
愛車に長年乗っていると、買い替えるタイミングが分からないという悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。
適切なタイミングで買い替えるには、目安を知っておく必要があります。買い替え目的で売却を考えている方も参考にするとよいでしょう。
----走行距離が10万キロを超えたとき
1円でも高い金額で愛車を手放したいと考える方は、走行距離を目安にするとよいかもしれません。一般的には、走行距離が10万キロを超えたクルマに出る査定額は低くなってしまいます。軽自動車の場合は8万キロがボーダーラインです。
メンテナンスをすれば十分使用できるクルマであっても、中古車市場では寿命を迎えたクルマと判断されます。買取する業者が少なく、新たなオーナーも見つかりにくいようです。
----生活に変化があったとき
就職、結婚、出産などこれまでと比べて生活に変化があったときも最適のタイミングとなります。毎日の通勤を考えて低燃費のミニバンに、家族で出掛ける機会が増えるからと軽自動車からSUVにといったように買い替えするのがおすすめです。
クルマの使用用途や維持費、運転のしやすさなどさまざまな項目を軸にしながら、生活にマッチしたクルマへ買い替えましょう。
----エンジンやミッション系の故障
故障箇所によってかかる修理費用も異なります。パーツ交換のみなど、大した故障でなければそれほど家計の負担にはならないでしょう。しかし、エンジンやミッション系の故障となれば話は別です。クルマにとって重大な役割を担う部分となるため、費用は高額になります。この場合、30万円~100万円程度費用がかかるでしょう。
高額の修理費用を支払うくらいなら買い替えようと決断する方もいます。クルマの買い替えに踏み切れない場合は、エンジンやミッション系の故障がきっかけにするのもよいかもしれません。
----7年目の車検を迎えるタイミング
新車を購入しても、新車登録から8年目を迎えれば買取金額は果てしなく低くなってしまいます。新車を購入したからこそ、車両価格が半分以下に落ちる前に売却するのもひとつの手段です。新車登録から7年目を迎えると修理や故障も起きやすくなり、中古車市場でも価値が下がり始めます。
7年目の車検を迎えるタイミングで売却すれば、得た資金を足しにして新たなクルマを購入することも考えられるでしょう。
----10年経過前がおすすめの買い替え時
修理が高額になるタイミングベルトが故障する前に売却するのもおすすめです。エンジンのイグニッションやバルブの開閉に関するもので、10年経過すればそろそろ修理や交換が必要となります。
新車登録から13年を迎えれば自動車税は今以上に高くなることも考えると、10年経過前に買い替えを決めるのも賢い選択だといえるでしょう。
最後に
印鑑証明書は役所の窓口やコンビニなどで発行できますが、発行から3か月以内というルールに注意が必要です。また、廃車の手続きには印鑑証明書以外にも用意するものがあります。
手続きに少しでも不安がある場合は、お気軽にレイズにご相談ください。
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