【カプチーノ】のヘッドガスケット交換を承りました！！
お客様からのご依頼があり、カプチーノをお預かりしました。
今回はいつもとは違い、オイル漏れによるヘッドガスケット交換です。
ヘッドからのオイル漏れはヘッドカバーパッキンもですが、今回のお車はヘッドガスケットからも漏れがありました。
ヘッドを外したので周辺を掃除すると・・・ラッシュアジャスターの固着を発見
こちらも交換です。
どうせヘッドを外すのであれば、ある程度はオーバーホールしてしまった方がいいですね。
ガスケットとは名前の通り、シールの役割を果たし、気密性・液密性を保持するものです。
金属同士の違う部品を組み合わせて、1つのエンジンとして構成していることから、その間を通る冷却水やオイルなどが漏れてこないよう液漏れを防いだり、圧縮した混合気を漏らさないようにするためのシールになっています。
ヘッドガスケットが破損する原因はいくつかあります。
ラジエターが詰まったり漏れたりして、冷却水がエンジンに回らなくなってしまい、シリンダーヘッドが反り曲がってしまったことによる場合と、ガスケット本体が劣化して破損してしまう場合など、さまざまなケースがあります。
ですが、いずれにしてもガスケット単体がいきなり破損したりすることは少なく、大抵は冷却水がエンジンに回ってこないことが原因による二次故障であるため、早めに気づいていれば防げていた故障であった、ということが多いです。
カプチーノのエンジンのヘッドガスケットは素材がよくないためか、よく抜けてしまうんですよね・・・
抜けるというのは、ガスケットに隙間ができてしまい、エンジン内部の圧力が冷却水に漏れてしまうことをいいます。
この隙間が多くなると冷却水にオイルが回ってしまったり、反対にオイルに水が混ざってしまったりします。
エンジン内部の圧力が冷却水に漏れると、冷却水の温度が上昇し、オーバーヒートすることとなります。
オーバーヒート状態になってしまうと
・冷却水を足してもすぐになくなる
・あっという間に水不足になる
・冷却水のすごい勢いでの吹き返し
このいずれかの症状や、ひどい場合には全ての症状がみられることもあります。
いずれにしてもこのままに状態ではエンジンは正常に機能することはありませんので、修理が必要となります。
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細かく打ち合わせしながらの作業となりますので、できあがって金額にビックリ、なんてことはありません。
修理しながら悪いところを都度お知らせし、一緒に見積もりもお伝えします。
そのうえでお客様で直す直さないのご判断をいただけます。
作業途中でも全体のお見積りをお知らせいたしますので、修理全体の金額を考えながら修理予定がたてられます。
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一緒に試乗しながら調子をみて、メンテナンスのご提案をさせてください。
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