絶大な人気のジムニー現行モデルのその魅力

2020/09/18 ジムニーブログ

誕生から50年。

1970年にラダーフレーム構造にパートタイム4WDを組み合わせて登場したのが初代ジムニーです。

約20年ぶりにフルモデルチェンジした現行4代目ジムニーの解説やジムニーの魅力についてご紹介していきます。

長年愛されるその魅力とは

 

 

----シンプルなのに印象的なデザイン

 

まず目を引くのが丸型ヘッドライトまで伸びる、横長のフロントグリルではないでしょうか。原点回帰ともいうべき、2代目をオマージュしたかのようなデザインが採用されています。箱型のボディが堅牢なイメージを演出し、軽自動車ながら力強さを感じさせます。

 

リヤビューには標準装着と同サイズのスペアタイヤを備えていて、万が一の際にも安心です。今では少なくなってきた印象がありますが、これぞオフロード車!といった雰囲気を味わえますね。バックドアは下から上に開くタイプではなく、左側から開く扉のような形状になっています。

 

2ドアタイプのボディ形状ですので、コンパクトさがさらに強調されキビキビとした走りを連想させます。まさに、機能美と呼べるようなルックスも長く愛されるポイントのひとつです。

 

 

----コンパクトボディでも楽に座れるキャビン

 

インテリアは機能性を重視し、至ってシンプルな作りになっています。大人4人がゆったりと座れる空間が広がっていますが、リヤシートは簡素なタイプとなっているので実質大人2人が乗るという使い方がメインとなります。後席を倒せば広々としたラゲッジルームになります。約352Lの大容量で、キャンプなどのアウトドア用品はもちろん、9.5インチのゴルフバッグは横に2個を載せられます。

 

また、フロントシートのヘッドレストを外して倒せば後席に座って足を伸ばすこともできます。キャンプなどで休憩する際に活躍しそうですね。

 

 

----軽自動車サイズが走りやすさにも貢献

 

ジムニーは軽自動車になるため、ボディサイズは登録車よりもコンパクトです。全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmというサイズで、森のなかなどといった険しい道でも取り回しの良さが光ります。

 

ボディサイズはコンパクトなものの、最低地上高は205mm、アプローチアングルは41°、デパーチャーアングルは51°、ランプブレークオーバーアングルは28°と条件の厳しい悪路であってもバンパーやアンダーボディなどが接触しないように考えられているのはさすがです。

50年間愛される歴代ジムニー

 

 

----1970年登場 初代

 

早川電機工業がシャープに社名変更、日本航空機よど号ハイジャック事件などがあった年に初代ジムニーは誕生しました。高い悪路走破性を実現するラダーフレーム構造にパートタイム4WDを組み合わせました。

発売当時はリヤに簡易シートを備えた幌型3人乗りでしたが、1972年にはバンタイプも追加されました。搭載されていたエンジンは25馬力を発揮する359ccの空冷2サイクル2気筒エンジンでトランスミッションは4速MTのみでした。

 

 

----1981年登場 2代目

 

黒柳徹子の窓ぎわのトットちゃんによりトットちゃんブームが起こり、ガリガリ君や雪見だいふくなどの今でも愛されているアイスが誕生したのが1981年でした。その年にジムニーは2代目へと進化しました。

「Tough&Neat」のキャッチコピーで幅広いユーザー層にアピールしました。

 

初代が採用していたラダーフレーム構造やパートタイム4WDは継承され、より乗用車に近いスタイリングが与えられました。4サイクルエンジンの搭載やターボエンジンの採用、そして現行規格となる660ccに排気量をアップするなどの進化を遂げました。この2代目も4速MTのみとなっています。

 

 

----1998年登場 3代目

 

この年の流行語はハマの大魔神、凡人・軍人・変人、だっちゅーの。貴乃花と若乃花という初の兄弟横綱が誕生した1998年、ジムニーは3代目へと進化しました。新しい軽自動車規格に合わせるため、2代目からわずかにボディサイズが拡大し、衝突安全性なども考慮され全体的に丸みを帯びたデザインとなりました。

 

ラダーフレームは当時の最新技術を駆使して進化し、660ccターボエンジンや5速MT、4速ATが搭載されました。幌型ボディはなくなり、より乗用車並みの快適さも兼ね備えたクルマとなりました。

ジムニー・シエラとの違いは?

 

 

ジムニーには兄弟車として、ジムニー・シエラが存在します。その主な違いは搭載しているエンジンにあります。直列3気筒0.66Lターボ(最高出力64馬力/最大トルク96N・m)となるジムニーに対して、ジムニー・シエラは直列4気筒1.5L NAエンジン(最高出力102馬力/最大トルク130N・m)を搭載しています。

加えて、外観で異なるのがワイド感をアップさせる樹脂製のオーバーフェンダーをはじめ、サイドアンダーガーニッシュや前後バンパーの形状です。ジムニー・シエラはボディサイズの変更や排気量アップに伴って、軽自動車ではなく登録車扱いとなります。

 

その他には、ジムニーが16インチホイールを採用するのに対してジムニー・シエラは15インチホイールを装着。それ以外、安全性やユーティリティ性能に関しては両車に大きな違いはありません。ボディサイズに大きな違いがあるわけではないので、運転する際の取り回しなどに関しても大きな変化はありません。

しかし、エンジンに関してはジムニー・シエラが搭載する1.5L直4NAの方が走りに余裕を感じられるでしょう。

 

車両価格はどちらも最上級グレードの5速MTで比較すると、ジムニーが177万6500円、ジムニー・シエラは195万8000円となっています。

 

 

4代目ジムニーの特徴

 

 

----グレードによる違い

 

新型ジムニーはXC、XL、XGと3グレードが用意されていますが、装備の違いはあってもエンジンや4WDシステムなどは共通ですのでジムニーならではの走りに関してはグレードによる違いはありません。

上級グレードとなるXCには安全装備となるスズキセーフティサポートが標準装備されていて、XLとXGではメーカーオプションとなっています。

その他、XCにはクルーズコントロールや本革巻ステアリングなどの上級装備が充実しています。

 

 

----ジムニーの燃費

 

ジムニーは、より実際の使い方に近いとされているWLTCモードでの燃費消費率が公開されています。パワートレインは共通のため、グレードによる違いはなく、5速MTか4速ATかによって数値が異なります。

 

WLTCモード

5速MT 16.2km/L * 4速AT 13.2km/L

 

WLTCモード 市街地モード(WLTC-L)

5速MT 14.6km/L * 4速AT 11.0km/L

 

WLTCモード 郊外モード(WLTC-M)

5速MT 17.5km/L * 4速AT 13.9km/L

 

WLTCモード 高速道路モード(WLTC-H)

5速MT 16.5km/L * 4速AT 14.2km/L

 

 

----先代から大きく変わったポイント

 

FRレイアウトや機械式副変速機付きパートタイム4WDは先代から継承していますが、伝統のラダーフレームは新開発されています。Xメンバーと前後にクロスメンバーを追加したことで、剛性感が更にアップしています。

先代モデルと比較すると約1.5倍ものねじれ剛性があるとされています。

さらに、車体とラダーフレームをつなぐマウントゴムも新設計し、高い悪路走破性を持ちながら乗り心地の改善や優れた操縦安定性も確保しています。

 

悪路などでの走破性を高めてくれる電子制御ブレーキLSDトラクションコントロールを全車に標準装備しています。これは4L(低速)モードでの走行時、エンジントルクを落とさずに空転した車輪にのみブレーキをかけ、もう一方の車輪の駆動力を確保するというものです。これによって、ぬかるみなどからの高い脱出性能を発揮できるのです。

基本的なシステムや構造は歴代モデルから継承しながらも、最新の技術を投入して今なお進化を続けているのです。

 

 

 

 

MTとATのメリットとデメリット

 

 

----4速ATのメリット・デメリット

 

ジムニーでは軽自動車の多くに搭載されているCVT(無段階変速機)ではなく、4つのギヤを最適なタイミングで変速する4速オートマチックトランスミッション(AT)となっています。一番のメリットは変速操作を気にすることなく走りに集中できる点です。シフトレバーも握りやすい形状となっています。

 

デメリットといえば、まず燃費です。5速MTと比較すると3km/Lも異なっています。また、スポーティーなモデルによくみられるマニュアルモードが用意されていません。ATであっても簡単なシフト操作で好みのギヤを選べる機能ですが、ジムニーは古典的な2速固定とL(ローギヤ)の設定のみとなります。

普段は楽にドライブし、オフロードなどでアクティブに楽しみたいという人には向かないのが難点です。

 

 

----5速MTのメリット・デメリット

 

5速MTのメリットはもちろん、自在にギヤを操作して走行できることです。愛車を操っていることを実感できる瞬間でもあります。

また、燃費もATより優れているため、MT車を運転できるのであれば趣味性を重視してMTを選んでみるといいかもしれません。

 

新型ジムニーではシフトレバーの取り付け方法が従来モデルから変更されています。トランスミッション側を2点、フレーム側を1点としたことで走行中のシフトレバー振動が抑えられています。先代モデルで気になっていた点が解消されたことも大きなプラスポイントです。

 

デメリットは少々シフトストロークが長く感じるところです。

サーキットでコンマ1秒を争うようなシフト操作は普通の方はあまりしないかと思いますが、スポーツカーなどのMT車に乗り慣れている人は少々違和感を感じるかもしれません。

ジムニーの納期が1年以上となっている理由

 

 

ジムニーが登場した際に発表された、年間の国内販売目標台数は1万5000台(ジムニー・シエラは1200台)でした。しかしそれに対して、20年ぶりのフルモデルチェンジであったことから購入希望者からのオーダーが殺到し、すぐに納車1年待ち以上という状況になりました。

 

トヨタの人気コンパクトであるアクアやプリウスは、オーダーから工場出荷まで現在1ヶ月ていどの時間を要しています。人気グレードなどでは約2~3ヶ月待ちの状態です。もちろん生産規模もジムニーとは異なりますが、概ね他のメーカーでも平均して最大約3ヶ月が目安となっています。

 

ジムニーの1万5000台という年間目標は1ヶ月平均で1250台ほどになります。一時期は新車販売台数が3000台を超える月もあり、2020年6月は3551台の販売、2020年に入ってからの数字をみてみると平均して2300台前後での販売となっています。

目標の倍近い台数の生産を行っていますが、今なお約1年の長期納車待ちとなっています。元々の目標よりも多い生産を行っているため、これ以上の増産も難しいようです。

これが長期納車待ちの原因と言えるでしょう。

 

 

 

 

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