ジムニーが今なお売れ続けているその理由
4代目ジムニーが発売されてから、もう3年以上が経っています。
ですが、今なおすごい人気となっていますね!!
そんなジムニーですが、カタログを見ていると専門用語が多いな・・・と感じてしまいます。
今回のブログでは、ジムニー人気の理由を分かりやすい言葉でご紹介できればと思います。
まずはトランスファーについてです。
トランスファーは日本語で「機械式副変速機」と呼ばれます。
さて、これはなんでしょう?!
トランスファーを理解するために2つのキーワードをご紹介します。
「FRレイアウト」と「パートタイム4WD」
まずはFRレイアウトから解説です。
クルマ好きの方にはなじみのある言葉かと思いますが
Front Engine Rear Driveの略となっており
『エンジンが前にあって、後ろのタイヤが駆動しますよ』という意味です。
ですが、なぜジムニーはFRではなくFRレイアウトというのでしょうか?!
ここで2つ目のキーワードがパートタイム4WDです!
ジムニーは2WDと4WDの切り替えが可能となっています。
ですので、常にFRの2WDで動くわけでもなく
常に四輪駆動で動いているわけでもないので、FRレイアウトと名付けられているのです。
そして本題のトランスファーについてですが・・
ずばりトランスファーとは二輪駆動と四輪駆動を切り替えるための装置です。
二輪駆動と四輪駆動の切り替えが可能なクルマはそうそう多くはないんです!!むしろ少ないんです!!
ジムニー・ジムニーシエラをはじめとして
ランドクルーザー・プラド、パジェロ、JKラングラーなど日系、海外メーカーを見渡しても希少です。
そしてジムニーと他社のパートタイム4WDの違いはというと・・
そのサイズです!!
ジムニー・ジムニーシエラのようにコンパクトで小回りがきくサイズのパートタイム4WDはほとんどないんです!!
ジムニーが今もなお、売れ続けている理由は
コンパクトサイズのパートタイム4WD車という
圧倒的優位性があるからです。
新型ジムニー・新型ジムニーシエラ、どちらのトランスファーもレバー式となっています。
2H…二輪駆動高速
4H…四輪駆動高速
4L…四輪駆動低速(4Hよりも雪道や泥道から抜け出すのをサポート)
普通の道路を走るには2Hで十分です。
滑りやすい雪道やぬかるみの泥道を走るときに4Hを使います。
トランスファーレバーを引くと四輪駆動に切り替わり
運転席メーターに四輪駆動の表示がなされます。
そして更に滑りやすい雪道やドロドロの泥道を走行し
抜け出せなくなった場合などの時のみ、4Lを使います。
ここで!!
2Hから4Hへの切り替えは
トランスファーレバーを引くだけですが
4Hから4Lへの切り替えは
トランスファーレバーを下に押し付けながら引かないと
切り替えができません。
加えて4Hから4Lへの切り替えは、必ず停車時のみ行ってください!!
(故障の原因に繋がります)
4Lでの長期間の走行は推奨されておらず、あくまで雪道・泥道でどうしても抜け出せなくなったときの手段と考えてください。
******ちょっと豆知識******
旧型ジムニーJB23型の後期では、トランスファーが現在のレバー式ではなくボタン式でした。
なかなかおもしろいですよね!
実際に切り替えができているか分からないという声もあり、現在のトランスファーが採用されました。
このように、ジムニーは50年間進化し続けてきた歴史があるのです!!
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